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食品ロスに対して何をしてよいかわからない人へ。何かできるようになるための道具を。

フードサルベージプロデューサー」という資格をつくりました。3月にリリースして、5月から資格を認定するための講座をスタートしています。
資格を認定された人が、それぞれの立場や経験を活かして、それぞれの動機と目標をつくって食品ロスという問題に向き合っていくための資格です。

この資格は、ぼくが代表理事でもある「一般社団法人フードサルベージ」で認定していくことにしました。フードサルベージは、気づけば今年で9期目を迎えた会社でして、“「捨てる」を「救う」に。” を掲げて、食品ロスという問題に向き合って活動しています。
「サルベージ・パーティ」というコンテンツを中心に、小中高校への出張授業や、講演活動などいろいろやってきました。どのくらい役に立てているのかわからないけど、食品ロスの認知度を上げることに少しは貢献できているかな、とは思っています。消費者庁の調べでは、「食品ロス」の認知度は9割近いそうです。

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/efforts/assets/consumer_education_cms201_220413.pdf

令和3年度 消費者の意識に関する調査 結果報告書

食関連の企業や、自治体などから、食品ロスに関する取り組みをいっしょにやりませんか? とよく問い合わせをいただきます。問い合わせの内容は、さまざまですが、どの相談にも共通点があって、それは「食品ロスに対して何をしていいのかわからない」というものなんです。
このことがずっと気になっていました。何かしたいけど、何をしてよいかわからない、というのは誰でももどかしいものです。でもそこに動機があるから、「何かしたい」わけで、そのせっかくの動機を何もしないまま消しちゃうのはもったいないなと。
相談してくれた方たちの動機をぼくらにもわけてもらいながら、いっしょに食品ロスに向き合いましょうよ。というのがぼくらがずっとやってきたことです。
そして、もう一歩踏み込んだ活動とするために、新たに始めたのが「フードサルベージプロデューサー」というわけです。相談してくれる人たちが、食品ロス問題にもっと「わかりやすく具体的に」取り組めるには、どうすればいいかと考えて「資格をつくる」という方法を選びました。
とても古典的な方法ではありますが、「資格をもつ=実践者になる」ということが、食品ロスに対して何をしてよいかわからない人に届けられる、何かをできるための道具だなと思いました。

フードサルベージプロデューサーについて、講座の内容や活動イメージについて、もっと詳しく知りたいという方へ、オンラインで無料の説明会を平日・土日ふくめて随時開催しています。よかったら、覗きにいらしてください。説明会でお会いしましょう。お待ちしています!


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