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噛んで砕こう英単語!「SL-」

こんにちは。
八重です。

そろそろ夏の終わりが見えてきましたね。
暑い夏は、素麺がおいしい(というか素麺くらいしかお腹に入れられない)です。それは夏バテのサイン。
夏バテ知らずの私は、先日素麺を6把食べました。

さて、素麺といえば、あのスルスルっとしたのど越し。
英語にもそんなニュアンスの言葉(接頭語)があります。

接頭語の「sl-」

→「滑る」「スルスル」「ヌルヌル」というニュアンス

いくつか例を挙げて見ていきましょう。

Slang

very informal language that is usually spoken rather than written, used especially by particular groups of people:

(名)俗語、スラング
→ SL-(スルスル) LANG(=Language言葉) 
→ 『口からスルっと出る言葉』→俗語

つまり、スラングとは思わず口から出ちゃうような汚い言葉なのです。
「よーし、今日はこのスラングを使うぞ…!」と意気込んでいる人がいますが、その人はslangではなくlangを喋ろうとしてます

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Slight

small in amount or degree:

(形)わずかな
→ SL-(滑る) LIGHT(軽い)
→ 滑るように軽い(凹凸がない)→わずかな

元々は凹凸がないという意味を指していたのが、その程度の少なさから「わずか」という意味が生まれたようですね。
貧乳の方を想像してくださると、凹凸がないことがよく分かります。
(いらすとやさんに申し訳ない画像の使い方)

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Slug

a small, usually black or brown creature with a long, soft body and no arms or legs, like a snail but with no shell

(名)ナメクジ
→ SL-(ぬるぬる) UG(=Bug虫)
→ ぬるぬると動く虫のような生き物 →ナメクジ

Bugの部分はこじつけですが、すごくイメージがつかみやすくなりますね。
Sluggishという形容詞は「動きののろい」という意味があります。
「ナメクジに塩をかけると縮んで死ぬ」と信じ込んでいた私は昔、巨大なナメクジを見つけて塩をかけていたのですが、ずっと悶えながら動いているので「死なねぇじゃねえか!」とキレて踏み殺したことがあります。子供って怖い。

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その他

✅Slide(動)滑る (名)滑り台
✅Slime(名)ぬるぬるした生き物、スライム
✅Slow(形)遅い
✅Slip(動)滑る

等々、SL-を使った言葉はいくらでも出てきます。
日本語の「スルスル」も実はSL-から来ているかも?

この感覚が掴めていれば、もし見知らぬ英語で「SL-」から始まった言葉を見つけたときに、
「もしや滑る的な意味…?」と想像できるかもしれませんね。


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