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噛んで砕こう英単語!「SYN-」

おかしい…
いつも枕となる挨拶を考えているのですが、これがなかなか思いつかない。

そういえば、関西人は本題に入る前にこういった前置きを入れるのが好きみたいですね。私は関西人というよりも中国人(中国地方)なので、そんなの全然理解できないんですが、10年も住んでたら関西人の気持ちも理解できます。
これってもしかして、関西人の魂とシンクロしてる…?

さ、今日はそのシンクロ(Synchronize)にも含まれている「SYN-」について調べてみました!

接頭語「SYN-」

接頭語のSYN-には、「ともに」「調和して」といった意味があります。「ともに」と言うとCON-というのも思い浮かぶかもしれません。Connect(接続する)、Company(会社、交流)といった言葉ですね。
違いとしては、CON-は『横並びでくっついているイメージ』に対してSYN-は『ぴったりと合わさっているイメージ』が挙げられるかと思います。
シンクロナイズドスイミング(Synchronized Swimming)は、息がぴったりでなければなりませんね。

Synonym

a word that means the same as another word

(名)類義語
→ SYN-(調和して) ONYM(Name:名前)
→ 調和した意味の名 →類義語

英語には類義語がめちゃくちゃたくさんありますね。
例えば森=Forest/Woods、海=Ocean/Sea、虫=Insect/Bugなど。これらは英語がラテン語とゲルマン語のどちらも取り入れているという経緯があるからです。英語学習者からしたら迷惑極まりない話ではあるのですが、日本語でも「私/あたし/ワタクシ/俺/わし/オイラ/拙者/小生/当方…」と一人称を指す言葉が途方もない数ある(しかもニュアンスがちょっとずつ違う)というのは迷惑でしょうねぇ…

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Symphony

a long piece of music for an orchestra (= a large group of musicians)

(名)交響曲
→ SYM-(ぴったりした) PHONY(音韻)
→ 様々な音韻(楽器)がぴったりと合う →交響曲

私は音楽のセンスが人一倍なかったものですから、学校の音楽発表会ではもっぱら鍵盤ハーモニカを奏でていました。あ、そういえば皆さんの地域では鍵盤ハーモニカのことを何と呼んでいましたか?
『ピアニカ』という固有名称がかなり一般化されておりますが、私は個人的に『メロディオン』という、これまた固有名詞(ヤマハがピアニカで、鈴木楽器がメロディオン)を使用しておりました。家族内ですら呼び方が違っていたので、意見の食い違いによる戦争が度々起こっておりました。

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Synergy

the combined power of a group of things when they are working together that is greater than the total power achieved by each working separately:

(名)相乗効果
→ SYN(ともに) ERGY(Energy:エネルギー)
→ エネルギーが合わさりあう →相乗効果

元々は経済学や化学で使用されていた言葉のようですが、最近はカタカナ語として日本に広く流通する言葉になってきましたね。
私もシナジー効果を以前から知っていたため、「風邪を引いたときは酒を飲めば、体が温まってすぐ治る!」と息巻いていた時期がありました。果たして、度を過ぎたアルコール摂取は体温を下げて、悪化させた結果、風邪が長引いてしまう+二日酔いという負のシナジーを起こしてしまっておりました。

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まとめ

SYN-という接頭辞は、かなり色々と使われているため、なんとなく単語を聞いただけでも似たようなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?

ほら、日本語でも心の通いあった友人の事を『親友(Syn-yu)』と言いますね。

かなり強引なこじつけですが、お後がよろしいようで。。。


(こちらがインデックスです)


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