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記者クラブの上手な使い方

平井貴大です。
山口大学医学部医学科3年生で、株式会社Lognite代表取締役並びに株式会社UBE COL代表取締役を務めています。

医療や地域経済・振興、若者や学生などをテーマに情報発信するのを目的にnoteでの投稿を続けています。

ここでの投稿活動をきっかけに、思いを共有できる皆様と事業や活動をともにできるようになりましたら幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。

プレスリリースについて

きょう(8日)は、団体や組織の皆様が「報道機関に取材してほしい」と思い立った時に取るべき行動について書きます。

これをテーマにしたきっかけは、きのうの投稿で触れた新規事業開発体験プログラム「Mirise」でのメンターとのやり取りです。「もう少しいいプレスリリースが増えると、ニュースももう少しだけ良くなると思うんですが」という相談に対して、聞いてくれていたメンターから「それでいいんじゃないすかね、互いに」という返事をいただきました。

その通りなんです。報道機関の記者的にも、1日に取材できるネタの量は決まっているので、県内のあらゆる団体が「伝わるプレスリリース」を書いてくれても、全てを取材することはできないんです。また毎年取材・報道している地域の催しなどは、過去に先輩記者が残している原稿があるから踏襲できて楽なんです。だからこの課題は、誰かがビジネスとして立ち上げて、解決策がマネタイズできるような類のものではありません。

ただ個人的に、地方にある中小企業や地域団体などがもう少しリリースが上手だと、あるいは「取材される催しとは」みたいなことがわかっていると、マスコミを通じて地域社会に少しだけ活気が生まれるのではないかと見ています。そこで、シリーズで「プレスリリース」について書いてみます。

そもそも記者クラブとは

そもそも身近にマスコミ関係者がいたり、よっぽど取材慣れをしていない限り、「マスコミに取材されるには」と思い至ることは滅多にないでしょう。

マスコミに取材されるには、国や都道府県、司法機関、経済団体などに関連して存在する「記者クラブ」へ「投げ込み」に行くところから始まります。

記者クラブ(きしゃクラブ)は、公的機関業界団体などの各組織の継続取材を目的とするために大手メディアが中心となって構成されている任意組織(記者クラブ一覧)。英語では「Kisha club[1][2][3]」ないしは「kisha kurabu」と表記される。大手メディア以外の記者・ジャーナリストも加盟できる「プレスクラブ」(日本では、社団法人である日本記者クラブや、日本外国特派員協会などが該当)とは全く性格を異にし、日本独特のシステムと言われ、フリーランスなどに対し排他的であるとして近年、批判を受けている[4]

Wikipedia「記者クラブ」より

Wikipediaの通り、システムそのものへの批判が存在しますが、それについては触れません。地方にある中小企業やベンチャー企業にマスコミを上手に使ってほしいというのが、この投稿のテーマです。

この「記者クラブ」。全てではありませんが、自由に訪問していいクラブが結構あります。たとえば山口県宇部市だと、宇部市役所にある市政クラブは、訪問について特別な制限はありません。
また調べてみると、山口市は市政記者クラブへの情報提供について、わざわざWebページを作成されています。

まず「プレスリリースして報道機関に取材してほしい」という場合、記者クラブを訪問するところから始まります。
では訪問してなにをするのか。あすはプレスリリースの内容などについて、触れます。どうぞ宜しくお願いします。


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