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【じーじ感激!】デジタル庁が変えるぞ日本の行政・日本の社会⁉

先日、みなさんにデジタル庁(準備中)最後のnote投稿に感激した話を紹介したばかりではありますが、「じーじは見た!」シリーズの日を変更して再度「デジタル庁」に感激した話です。

菅さんの功績の一つと言われているのが「デジタル庁」発足です。

本当にデジタル庁には期待が持てそうだぞという話を10月4日に首相が変わる前にどうしても紹介しておきたくなりました。

本日の記事は、デジタル庁でプロジェクトマネージャー(シビックテック)として勤務することになった関さんの記事に感激した話です。

👆上記の記事は長文で専門用語も多いですから、読まなくても要点をじーじが説明します。じーじが感激したのは、この下りです。

税金を使って開発したソフトウェアをオープンソースとして公開することで、社会が使える知的資本が蓄積されるという考え方があり、米国や英国、欧州連合(EU)はオープンソースソフトウェアを積極的に活用しています。
米国には People's Code というオープンソース戦略がありますし、EUにもオープンソース戦略があります。

オープンソースソフトウェアを活用することは、ベンダーロックインの解消や健全な競争環境の実現に寄与するだけでなく、市民開発者との共創にも繋がる可能性があります。

最近は、プログラムのことを「コード」と呼んだり「ソース」と呼んだりします。オープンソースというのは「プラグラム」が公開されていて誰でもが改善を加えることができるというものです。

要するに全部を自分のムラ社会の中だけで最初から最後まで開発して、ムラの人しか分からないしくみにしないで、もっと多様な意見を反映できるプログラムの保管庫を利用しましょうという考え方です。

いわゆるプラットフォームの考え方です。

共通の保管庫の中から部品を取り出して生産性高くプログラムを作ったらどうですか?という発想なのですが、この発想が日本人(昭和人限定?)には苦手なんですよね。今まではできなかった。

👇次の下りには「GitHub」が登場します。マイクロソフト傘下のGitHub, Incが運営するプラグラム開発用のプラットフォームのことです。

例えば東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトでは、サイトのソースコードを GitHub というサービスでオープンに公開し、300名以上の市民エンジニアから5,000件を超える協力を得ることができました。
結果、アクセシビリティの改善やパフォーマンスの改善、新機能の追加などの改善に結びついています。

一方、国が開発した COCOA においては、ソースコードだけはオープンにしていたものの、民間開発者からの注意喚起に対応をしておらず、残念ながら大きな不具合が発生してしまいました。

その後私も政府CIO補佐官として立て直しプロジェクトを担当することとなり、GitHub 上でのやり取りを再開した現在、不具合は解消し、民間エンジニアからの改善も受けられるようになっています。(まだまだやることはありますが)

今後、政府のデザインシステムや開発するライブラリなどについて、可能なものはオープンソースで公開できるような環境を整えていきます。

👆つまり、東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトは、オープンソース戦略をとったので多くの民間人の改善アイディアを受け入れてどんどん早く改善されたのに対して、国のCOCOAは閉鎖的な運用策を取っていたので不具合が発生してしまった。

まず、こんなに正直に情報を公開してくれること自体が中央官庁らしくないですよね。そう思いませんか?

官僚組織が自分の間違いを素直に認めて、民間の知恵で改善するなどという発想自体が新鮮です。

そういう発想はどこから来ているのか?

関さんも記事の中で紹介してくれているオードリー・タン氏(台湾のIT大臣)の行動を支えている思考と同じなんだとじーじは思います。

その発想の原点は下記記事が理解しやすいと思います。

要するにどういうことかと言うと、関さんやオードリー・タンさんの思考の原点は「オープン(開放的)」で「協調/協力」的な行動よって社会を変えていこうというものです。

一つの単語で表すなら「Inclusive(包摂的)」だと思うのです。

一方、戦後1985年までの日本経済復興を支えた思考は「クローズド(閉鎖的)」と「排他的」なムラ社会(医師会というムラ、業界というムラ<系列ムラ>、地方自治体というムラ)だったとじーじは思うのです。

一つの単語で表すなら「Exclusive(排他的)」だと思います。

我々昭和のビジネスマンは、Exclusiveの契約締結を目指し、我が社だけ、我が系列だけの繁栄を考えて一生懸命に働いてきました。

結果は、1985年以降、先進国で最低の経済成長の国に落ちこぼれてしまったのに昔の成功体験から抜け出せない昭和人がヒエラルキー(階層)の上に立って、相も変わらずExclusiveな活動を続けてきました。

関さんの紹介してくれている東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトがオープンで協力的な市民の改善アイディアが詰まった成果物になっているという事実は、日本が変わっていけるかもしれない感激の事実です。

最後は、いつもの決め台詞で終わります。

頑張れZ世代! 関さんの記事にじーじ感激です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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