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【じーじのボヤキ】 絶対に言わないぞ⁉「じーじの若い頃は・・・」

(孫) じーじは何歳なの?

(じーじ)61歳だよ。年が明けると62歳だ。

(孫) 歳をとると「頑固になるんだって」じーじは気を付けてね😊

(じーじ)誰にそんなこと教えてもらうの?でも本当に気を付けないといけないね。ところで、もうすぐ9歳の誕生日だけどプレゼントに何がほしいの?

(孫) ららぽーとに連れて行って!かわいい服があるんだ。

(じーじ)おしゃれ番長さんだねえ⁉


さて、歳をとるということは、若い人には負けない「過去の経験値が蓄積する」ということです。

だけど孫が言うように気を付けなくてはいけないのが、過去の経験に基づく古臭い価値観の押し付けに固執して頑固になることです。

じーじは、本当に今の若い人のSNSの使い方や発信力のすごさを尊敬していますし、彼らの価値観に期待しています。

しかし、一般的に年寄りは頑なに若者のすごさを認めません。

その決まり文句が「自分の若い頃は・・・」で始まるフレーズ!
この昔の成功体験の押し付けは「
いけないですよ」というお話です。

その話に入る前に

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メンタリストのDaigoさんが8月に炎上しました。

実際の発言の動画を見たわけではないので発言に対してのコメントはしませんが、ずっとその危うさは感じていました。

彼は学生時代にいじめにあっていました。

いじめを教師に訴えても何もしてもらえませんでした。

更に彼は天然パーマなのに教師に信じてもらえず、ストレートパーマにしたら脱色してしまい、今度は「染めただろう」とストレートパーマの影響(脱色)を信じてもらえませんでした。

こうやって特定の教師に対する不信感が心の傷になってしまいました。

いじめた連中やその教師に対して「お前たち見たか?今の俺の成功を⁉」という挑発的な面が彼の言動には色濃く出ていました。

だから過激な言動にもなるのですが、道徳(駄目なものは駄目の価値観)的に許されない発言はアウトです。

それまで結構「なるほど」と思えることをユーチューブで発信して、沢山のチャンネル登録者と視聴回数を重ねていましたので、その実績が過信につながり、自分なら何を言っても許されると調子に乗ってしまったのでしょうか?

高齢者にはカチンとくる物言いもあったでしょうが、結構いいことも言っていたし、物凄い読書家で勉強家なので全否定されるのもなんだかなあと思ったりもしました。

こんな発言👇がもう聞けないのだろうか?と心配していました。

「黒電話が素晴らしいとノスタルジーで言うのはともかく、スマホの便利さを知ろうともせずに頑固に黒電話が素晴らしいなんて言っている古臭い価値観に付き合う必要はない」

8月14日の謝罪動画の発信から2か月間、動画のアップがありませんでした。
この謝罪動画の視聴は366万回、この動画の収益は全て慈善団体に寄付するとされていました。

それにしても謝罪動画に対するコメントは辛らつでした。
1回でも失敗した者を寄ってたかって叩くコメントの数と威力はすごいと思いました。

仮に「若いんだから1回の失敗くらいなんですか。しっかり反省してまた頑張りなさい。」とでもコメントしようものなら、そのコメントした人への誹謗中傷投稿に発展しかねない同調圧力をみんな知っているもんだから、恐ろしいくらいの一本調子のコメント欄に、ちょっと怖い感じがしました。

もう戻ってこれないかと思っていましたが、2ヶ月間謹慎して10月中旬から動画アップを再開していました。

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「組織委員会の女性理事はわきまえておられる」発言

若いDaigoさんとは異なり、森元首相から自然に口をついて出てきた「わきまえておられる」や「女性が沢山入っておられる理事会は会議時間が長くなる」といった発言には、昔の古い価値観やアンコンシャスバイアスが見え隠れしていました。

古臭い価値観(プラス偏見)を否定することを伝えるハズだった謝罪会見が、謝罪というには、謙虚さに欠けた態度に批判は収まりませんでした。

切り取りではなく、謝罪会見の全部を見て判断してみてください👇

同じ厳しい質問でも、取材陣が顔なじみのベテラン記者ばかりが相手で質問にも敬意を感じれば「この若造が」という態度や腹を立てることを抑えられた(アンガーコントロール)かもしれませんが?

謝罪会見でありながら、謝罪になっていなかった様子は辞任の決定打になりました。

一方で、一つの失敗でその人の功績を全否定するのはいかがなものかという意見もありました。

橋下さんがよくマスコミで発言されていました。👇

おそらく、森さんの若い頃は、男女の役割分担が明確で、女性は一歩下がって男性の支えになるというのが当り前だったと思います。

しかし時代は変わっています。

歳をとると頭では分かっているつもりでも長い年月を掛けて出来上がった「自分が若い頃は・・・」の成功体験をベースにした価値観が、無意識に口から出てしまうのではないのでしょうか?

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じーじは、「自分が若い頃は・・・」をベースにした価値観の押し付けをしないように本当に気をつけようと思っています。

じーじ世代が大好きな精神論・根性論の話もしないように気を付けています。(本当?できるの?😄😅)

それはへりくだっている訳でも、媚をうっている訳でもなく、若い人がのびのびと活躍できる社会にしたいからなのです。

若い人には、根性論よりも理屈にあった(科学的な)話が似合います。

ダイバーシティの大切さは、日米の成長力格差につながっている重要なことであり、情緒の問題ではなく、重要性は理屈の上でも明確なのです。

古臭い考えを駆逐して、新しい「成長する日本」にしていくために「多様性を大切にする社会」に変えていきたいものです。

日本の政治に女性議員のクォータ制を導入して男性議員数にキャップを掛けてしまうというのはどうでしょうか? 

「必ず40才以下の議員を一定数」といった年齢クォータもいいかもしれないですね?

皆さんはどう思いますか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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