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【note川柳】#27:お題は「令和の猛暑」(131~135)

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです!

じーじの記憶では、じーじの家にエアコン(クーラー)が入ったのは、小学校5年生の頃(1971年)だったと思います。

確かに夏は暑かったですが、夕方になると夕立が来て一雨降れば夜は網戸にしておけば涼しくて、親からは寝るときは窓を閉めて寝ないと風邪をひくと言われましたし、暑くて寝られなかったといった記憶はありません。

気象庁「日本の年平均気温偏差の経年変化(1898〜2021年)」より抜粋

気象庁のグラフから過去30年間の平均気温(0.0のライン)と1970年近辺(じーじの家にクーラーが来た頃)の平均気温を比べてみると1℃くらいは低いですね。

過去30年の平均気温よりも今現在の気温が0.5℃くらい高くなっているので、平均気温だけでの比較なら当時と今では1.5℃くらい違うってことです。

夏場暑い時期の気温差でいうと2℃~3℃くらいは今よりも低かったかもしれませんね。

そんな令和時代の「猛暑」をお題に川柳5句にチャレンジです。


いつからか体温よりも高くなり

そりゃ令和の猛暑の気温だわ!

6月に40℃を超える地域が出たりしていましたが、じーじが小学校時代の昭和40年代に35℃を超えるような気温の記憶はありません。

原因はいろいろ言われていますが、温室効果ガスの濃度、中でも化石燃料(石油、石炭、天然ガス等)の燃焼に伴うCO2濃度の上昇は無視できないのではないでしょうか⁉

地球の温暖化・寒冷化の周期によるものだと主張される方もおられますし、地球や太陽のメカニズムが完全に解明されている訳ではないので断定はできないというのも分かります。

しかし、眞鍋さんがノーベル賞を獲得された研究成果を少し冷静に評価してみることも必要だと思います。下記のグラフを見てください。

2011年5月のCO2濃度395ppm近辺
2021年5月のCO2濃度420ppm近辺 10年で約6.3%増加

閾値がどこにあるのか分かりませんが、不可逆的な一線を超えて、温暖化が加速してどうにもならなくなる前に止めたいです。

夕立はゲリラ豪雨へ死語となり

そりゃ令和の猛暑だわ!

昭和人のじーじの記憶では、猛暑の日中の後には夕立がきたものです。

夕立は気化熱を地面から奪うだけでなく、強い下降気流を引き起こすので、夜になると涼しく過ごすことができました。だからエアコン要らずでも大丈夫だったのだと思うのです。

ところが、温暖化により赤道上の海水蒸発量が増して太平洋高気圧の勢力が広範囲になった分、乾いた暑い空気の吹き出しが北に伸びて日本の風物詩だった夕立が減ったようです。

次のグラフは、CO2よりも強烈な温暖化効果をもたらすCH4(メタン)の濃度比較です。

2011年5月のメタン濃度 1825ppb近辺
2021年5月のメタン濃度1925ppb近辺 10年で5.5%増加

学校の必需品だよエアコンは

そりゃ令和の猛暑には必需品だわ!

じーじが通った小学校、中学校、高校ともに教室にエアコンなんかついていませんでした。

今はエアコンが無かったら授業中に熱中症なんてことになりますから必需品です。

2年前の情報では、公立小・中学校のエアコン設置率は93%、体育館のエアコンは9%だそうです。早く教室は100%にしてあげてください。

2011年5月の一酸化二窒素の濃度は325ppb
2022年5月の一酸化二窒素の濃度は336ppb近辺で3.1%増加

ここに貼り付けたグラフは「航空機による上空の温室効果ガス観測」(気象庁HP)から抜粋しました。

熱帯夜レベルが上がり日常に

そりゃ令和の猛暑だわ!

じーじの子供のころにも熱帯夜はあったようですが、年間に10日くらい。
2016年などは60日に近づいています。実に6倍です。

こうやってグラフ(じーじが頑張ってグラフにしてみました)で見てみると凸凹はあるもののグラフ全体が右肩あがりなのがよく分かります。

1920年からの100年レインジで見ると右肩あがりのグラフだよね⁉

米どころ心配になる高気温

そりゃ令和の猛暑に適した米どころができそうだわ!

この方の失言はいつものことですが、でも温暖化は米どころの品質改善努力だけではどうしようもない段階に入っていくかもしれません。

麻生さんとしては北海道の農家の方を励ますリップサービスのつもりだったのでしょうが、デリケートな問題なので表現には気を付けないといけなかったのでしょうね。

そうは言っても本気で心配しなくてはいけない時期に来ているのではないでしょうか?

産業革命によって1次(農・林・水産)から2次(ものづくり)、そして3次(サービス&GAFAM)産業へと主力産業が変化してきましたが、これからは本気で1次産業回帰を考えなくてはいけません。

真夏日の観測地点数は5月~6月に出現が早まり10月まで記録されるようになっている!
猛暑日の比較でみたらやっぱり出現が増えていそう!

これだけ暑くなってきている日本、亜熱帯気候を意識した農作物作りや作付け地域の長期的な移転構想も適応策として必要になるかもしれませんね。


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