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ちょっとブレーク:もしトラ→ほぼトラ→まじトラ→本当に来るのかな?

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

さて今年の2月にじーじはこんな記事を投稿していました。

トランプ Vs バイデン 78歳対81歳の対決ならほぼトラではないかとトランプさん有利の情勢でしたが、ここに来てバイデン大統領が再選を断念してハリス副大統領を民主党候補に推薦したことで事態が動いています。

トランプさんの言動を見ていると、子供のようにいわゆる人の悪口を言って罵る品格です。日本人の感覚ならどうして米国人はトランプさんが好きなんだろうと思いますよね。

でも米国民は、トランプさんのどこかに魅力を感じているのですよね。

それは、大人げない応対だと選挙後のインタビュー対応を批判されている石丸さんが都知事選で165万票も得たことにも似た面があると思うのです。

じーじは、トランプさんが2016年の大統領選挙で共和党代表を勝ち取りヒラリーさんとの一騎打ちとなった大統領選最中の2016年9月に出版された「トランプ毒言暴言」(さくら舎:桑原晃弥著)を読み返してみました。

(ウィンーウィンの取引について)
こうした考え方に対してトランプは「戯言もいい加減にしてほしい」とはっきり「ノー」を突きつけ、こう話している。
すばらしい取引とは、あなたが勝つ取引であり、相手が勝つ取引ではない。あなたは相手をぶっつぶし、自分の利益となるものを持ち帰る必要がある。」

「トランプ毒言暴言」より引用①

「彼ら(政治家)は『※アプレンティス』の挑戦者にも値しない」
つまり「プロの政治家」たちは「見習い」以下ということだ。なぜそう言い切るのか。理由はこうだ。
政治家たちの中にはこう言い切って自分の優秀さを誇る人がいる。
「私は上院外交委員のメンバーを25年間務めた。外交政策の専門家だ。」
あるいは、大企業のCEO(最高経営責任者)として、大勢の社員を解雇することで業績を押し上げた者もいるという。
トランプは彼らの政策に耳を傾けた。しかし、予算を通過させることもできず、毎年のように予算の執行停止が起きるのではとびくびくしなければならない国の議会の議員のアドバイスなど何の役にも立ちはしない。社員の雇用を切り捨てることで業績を上げた議員の言う「雇用創出」を誰が信じられるというのだろうか。

「トランプ毒言暴言」より引用②
※ジ・アプレンティス(見習い)は、トランプさんを有名にしたテレビ番組。

世の中に「いいこと」を言う人はたくさんいる。しかし、問題はそれをやる人があまりに少ないことだ。選挙戦ではいつもそのことを思い知らされるのだが、それでも同じことが繰り返される。トランプの自信の源は「守れない約束はしない」だ。

「トランプ毒言暴言」より引用③

「我々はあまりに多くの雇用を生み出しすぎたのだ。自国ではなく海外に」
冷徹なビジネス論理で動く企業にコスト高のアメリカへの生産回帰を促すのは簡単なことではない。しかし、トランプの言葉はたしかに失われた雇用に悩む人々の声を代弁してもいる。雇用、それも単なる数合わせ的な雇用ではなく、安定した生活を営める雇用はいつだって政治の中心課題でなければならない。

「トランプ毒言暴言」より引用④

日本の55年体制をひっくり返す政権交代は、2度。1994年の野党連立の細川政権と2009年の民主党政権。2009年はマニュフェスト選挙と言われましたが、言うだけ番長の政治家に対する失望だけを残して自民党へ回帰しました。

しかし、民主党に失望し、自民党政権に戻ったものの、既得権益者となって裏金を貪る今の政治家に対する不満や不信感は、衰えるどころか増幅しています。

米国民の中には、言ったことを必ずやってくれる、既存の政治家にない実行力をトランプさんの魅力として期待している方も多いのでしょうね。

それは、あたかも言うだけ番長(できもしないことを公約に掲げていいことを言うだけ)を批判し、言ったことに責任をもって、既得権益者に妥協をせず、必ず実行してくれそうな期待感を持たせてくれた石丸さんの大健闘にも通じるところがあるとじーじは思いますよ。

じーじとしては、ハリスさんを選ぶ米国民であってほしいと思っていますし、既得権益を壊し、個別最適でなく全体最適で日本を動かそうと言った石丸さんを選ぶ都民であってほかしかったのですが、結果が民意です。

さて、どうなりますやら?

頑張れZ世代!

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