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【じーじのもろもろ】ようやく動き出した外国人技能実習制度の廃止⁉️

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

4月10日に開催された「技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議(第5回)」で示された資料に「技能実習制度の廃止」が言及されたものだから多くの新聞社が4月11日の朝刊で報道しました。

資料2-2 中間報告書(たたき台)概要より抜粋

じーじも以前から「外国人技能実習制度」が何故問題かを投稿してきました。

この有識者会議の主管庁は「出入国在留管理庁」なんですね。
どこの省に属しているかご存知ですか?
法務省なんですよ。

最近、「入管」での外国人死亡事件が人権問題になっていますが、そんなの関係ねえと入管ムラの常識が出来上がっているような感じがしますねえ。

昔、外務省のことを「伏魔殿」と呼んで改革しようと張り切った大臣がすぐにクビになり、強気の彼女も涙したことがありましたが、機構図では、その外務省の隣が法務省なんですよ。

機構図の上部だけを抜粋

最近の出入国在留管理庁にとってあれやこれやと外国からも国内からも「人権」問題を指摘され続けていましたから、外国人技能実習制度廃止を打ち出して目をそちらに向けたかったのでしょうね。

でも、相当大変な改革ですよ。

だから多くの方が、看板だけの付け替えによるチョろっと改善になることを懸念されています。そんな見方をする記事を目にしました。

一方で、ここで一気に移民受け入れに舵を切るようなことをろくな議論もないままドサクサに紛れてやってしまおうとしているのではないかとの懸念もあります。

資料2-2より抜粋

上記が新たな制度の方向付けですが、例えば、次の改革案を読まれてどう思いますか?これで改革できると思いますか?

監理団体や登録支援機関は存続した上で要件を厳格化するなどし て監理・支援能力の向上を図る(機能や要件は引き続き議論)
外国人技能実習機構は存続した上で体制を整備して管理・支援能 力の向上を図る

要するにこれまでの仕組みである、監理団体という既得権や天下り先であろう外国人技能実習機構は温存ですよ。

つまりマイナーチェンジですね。
気持ちは分からないことはありません。
「きれいごと言ったところで、安く雇える外国人がいなくなったら、農業どうするんだ?、建設業どうするんだ?」と本音のところでは困るのです。

多くの人が問題に気付いていながら本音と建て前を使い分けて温存してきた制度な訳です。

だけど形だけの廃止なら、人権問題は残る可能性があります。じーじは制度そのものを抜本改革してほしいです。

人を安くこき使う仕組みだけを支えに既得権の維持に力を注ぎ、イノベーションを阻止してきたしくみが温存されるかもしれません。

マスコミまでが自身の番組づくりの安全を一番に考え、忖度して口をつぐむことだけに熱心で、付加価値の上がらない経済を40年以上続けてきたのです。そろそろ人権重視社会に変わりませんか?

会議の参考資料の中から外国人技能実習生から寄せられている苦情の例をいくつか紹介しておきます。本当に日本の恥です。

参考資料より抜粋①
参考資料より抜粋②
参考資料より抜粋③

日本を嫌いになって母国に帰っていく多くの技能実習生、そんな不幸な出来事を生む制度を早く廃止してほしいです。

☆☆☆
(感謝)

▼昨日、おめでとうございます!通知をいただきました。川柳のつぶやきでは初めてじゃないのかな?これも皆さんのスキ応援のお陰です。ありがとうございます。

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