見出し画像

【じーじのもろもろ】AR6の最終報告書が出てきましたね⁉️

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

さて、上記のとおりIPCC(気候変動に関する政府間パネル)よりAR6(第6次評価報告書)統合報告書が公表されました。

環境省が分かり易く解説した資料を出してくると思いますが、まずはポイントだけお伝えしておきます。

環境省「別添AR6統合報告書政策決定者向け要約(SPM)の概要」より抜粋

今、世界中の機関投資家や大手グローバル企業を中心に目指している1.5℃目標というのを実現するための温室効果ガス(以下GHG)の排出経路(排出量の推移目標)が青いラインです。

つまり今世紀半ばの2050年にはカーボンニュートラル(排出マイナス吸収・固定量がゼロになる)を実現し、22世紀までの後半50年をカーボンネガティブ(排出マイナス吸収・固定量をマイナスにする)にもっていければ、22世紀初頭の気温上昇を1.5℃以内(産業革命以降の気温上昇)にできるというものです。

少し前までの目標だったのが2℃目標の緑のラインです。

2100年時点での気温上昇(産業革命以降)をそれぞれ1.5℃以内、2℃以内にするためにとるべきGHG排出量の経路なんですね。

現時点で既に1.1℃気温は上昇しています。陸域だけに限ると2℃近くの気温上昇をしているので、このまま温室効果ガスの排出を続けていると、今世紀半ばには1.5℃の気温上昇となりそうだと予測されています。

現状のNDC(パリ協定に従って各国が国連に届け出している2030年までの削減目標のことで日本は2013年比46%の排出削減を約束)の通りに進んだ場合が赤色のラインです。

このままでは1.5℃以内なんてとても達成できません。
当然、各国には、もっと大きな削減目標が求められるだろうなということが予想されています。

だからこそ、脱炭素を成長戦略と連動させる政府の構想力が試されています。なぜならば、欧州の真似事では産業競争力を弱くするだけだからです。

環境省からレポートが出ましたら、また、詳しく見て「じーじは見た!」で取り上げますね。

頑張れZ世代!

☆☆☆
(感謝)

▼昨日、おめでとうございます!通知をいただきました。これも皆さんのスキ応援のお陰です。ありがとうございます。これからも「経済」「環境」「教育」ネタの投稿を続けていきます。よろしくお願いします。

【じーじ感激】テキスト投稿500記事達成!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よろしかったら「スキ」🤍ポッチンをお願いします😊😊
コメントなんかいただけたら、飛び上がって喜んじゃいます😂😂

▼じーじのサイトマップ集です。どれかお一つ読んでみてくださいな!

▼これからもZ世代応援団のじーじをよろしくお願いします⁉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?