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寝ても覚めてもプラスチック。

早起き二日目。六時半とはいえスパッと起床はまだまだ辛い。ここから朝食の準備までにどれだけ書くことが出来るかが勝負のカギ。起床後サラッとアイフォンに目を通した後はそのままフライトモードに切り替え、私は集中モードに切り替わる。
 
とその前に、台所へ向かい白湯の準備。お湯が沸き上がるまでは昨日仕込んだひよこ豆ヨーグルトに発酵10日目の麹三姉妹、ムング豆スプラウトの発芽の確認を一通り。小さな台所ではあるけれど、間違いなく私のパワースポット。
 
さてさて今日のお題もやっぱりプラスチックゴミ。私は環境問題に興味があるため、割とこの分野に関しては常にアンテナを張っている方だと思うけれど、普通に生活しているとどれくらい情報が入ってくるのだろうと時々はたと思うことがある。
 
そんな私のオススメがA Plastic Oceanという映画。海洋プラスチック問題に関するもので、私の生活がいかに自然とかけ離れた生活をしているのかと気づかされる。私はオーストラリア人の彼と同棲中であるけれど、こうした環境問題に纏わる映画やテレビ番組は彼を誘って一緒に見るようにしている。こうした映画はもっと多くの人の目に留まるべきものだと思うので、パートナーや友人を誘って一緒に鑑賞し、共有することが私にできることかなと。特に、彼と生活を共にしながらいつも念頭に置いていることがあって、彼の行動を変えようとしないということ。「あー、またプラスチックごみ出して。」と思うことはあったけれど、そこに彼自身が疑問を持つようにならない限り、衝突してしまうだけだと思うので、私が行動で示し続けようと意識しているA Plastic Ocean は正直気持ちのいい映画ではないけれど、何度も見返したい一本。
 
七時、一向に鳴りやまないアラームに気を取られながら、もう少しだけパソコンとにらめっこ。グーグルフォトを見返しながら、今日書く内容を大まかに決めていく。今日は普段のお買い物でいかにパッケージを避けて食材を購入するかについて書いていこうかと。
 
またまた~といった声も聞こえてきそうだけれど、正直、過剰包装が当たり前の世の中でこの“常識”を変えていくには常に誰かが発信し続けることが大切なのかもって感じていて。実際、私のインスタグラムでそうしたことを一年以上毎日発信し続けていて、友人から使い捨てやプラスチックごみについて考え直すようになったと言ってもらえることもあって、大袈裟ではあるけれど、もはやごみを出さない生活ほ発信し続けることは私のライフワークだと思っている。
 
ということで、私の買い物スタイルは常にこの写真のような感じ。具体的には、
 
・大きなお買い物袋 2-3枚
・パン用巾着 2-3枚
・お魚用容器(買う予定があれば持参)
・細かな野菜を詰める用の巾着 数枚

ここに豆やシード類、スパイスやお茶など必要に応じて空き瓶を持参して、包装されていない食料品を買うようにしている。そのため、週一度のお買い物の日には事前に台所を隈なくチェックして、必要な数の容器を準備して家を後にする。もはやこれが習慣なので、多めの荷物も苦にはならないし、むしろ包装のごみが出なくて気持ちがいい。巾着袋が洗濯などで見当たらない場合は、トートバッグをパン袋として使うことも多々。
 
自分で容器を持っていく以外にも、お店の方に直接お願いして商品を詰めていただく場面もあるので、初めのうちは少しハードルが高いように思われるかもしれない。私も当初、自分の容器を使って購入したいことを伝えることに少し勇気が必要だった。特に、お店の方がこうしたお買い物方法について慣れていなかったり、前例がなかったりすると、説明が必要なこともあるのでその点、億劫になってしまう気持ちも分からなくもない。実際、お魚を購入する際に持参の容器を渡そうとしてお断りされてしまったこともあるので、こうしたお買い物の仕方がもっと広がればいいなと日々思っている。

今は新型コロナウイルスの影響で、持参の容器を断られてしまうことがあるけれど、私たちが日頃出すゴミに関しても後回しに出来ない問題であるので、まずは聞いてみることがとても大事かなと思う。ちょうど今日彼から昼食後のコーヒーをテイクアウトする時に、マイカップを断られてしまったよとLINEで一報。私の住むメルボルンは先週からロックダウンが再度始まってしまい、仕方がないと思うしかないところが辛いけれど。それでも蓋は貰わずに、最低限出来ることを彼なりにやっていたみたい。
 
生活を一変させることは簡単ではないし、ごみを出さない生活を常に意識している私でさえもそれを実行することに難しさを感じる。それでも出来ることの積み重ね。マイバックに加えてよりごみを出さないお買い物が出来るようになればいいなと、これからもアイデアをお伝えしていきたい。

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