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頭をクリアにする毎日のブッシュウォーク

ハイキングと聞くとなんだかちょっと遠くへ行こうってな響きを含むような気がしないでもないけれど、家の目と鼻の距離に広大な林がある。住宅地のすぐ隣にガムツリーが生い茂っていて、林の中を歩いているとどこか遠くまで来てしまったかのような錯覚に陥ってしまうほど。

午後になると急に曇り出す
メルボルンあるある


メルボルン市街、Flinders Street Stationから電車とバスを乗り継いで1時間半弱の場所にあるPlenty Gorge Parklands。是非Googleマップで調べてみて欲しい、広さに驚くはず。

近頃は車で一時間かけてハイキング〜ってことがほとんどで、もはや灯台下暗し的場所と化してしまっていたのだけれど、最近「ずっとやりたかったことを、やりなさい」が要約された動画を立て続けに目にすることがあって、それ以来毎日スマートフォンをオフにしてこの場で長めの散歩をしてる。

あと一、二週間待ってください

蕾あふれる裸の木


歩きはじめはその日起こった出来事や、いつもなんとなく頭の中で思っている事を考えながら歩いているのだけれど、不思議と”むか〜し”考えていたことやってみたかった事なんかを思い出したりする。

昨日は、「そういえば陶芸をやってみたかったんだ。帰国したタイミングでお母さん誘って県内の陶芸一日体験にでも行ってみてもいいかもな〜」なんてふと思いついた。

仕事や家事、運転中など何かしらしている間であってもスマートフォンによってすぐに集中力が途切れたり、その日職場やパートナーとの間に起こった出来事など、常に何者かが私の頭の中を占領していて、新たに/ゼロから何かを考える時間が持てなくなっていた事に歩き始めてから気づいた。

春ちらほら


そんな訳で毎日歩くことを苦に感じることもなく、もはや最近では春の陽気が背中を押してくれてすんなり私の習慣と化してきている。

散歩というか
もはや
ブッシュウォーク

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