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先生とくらしを見つめるコラム①

このコラムは、「先生が肩肘はらず・自分らしく・多少不器用でも楽しく暮らせる職業であってほしい」という願いで書き始めました。

先生に何か教えるとか、先生に何か与える、というよりも

「先生がほっと一息つける、自分らしい瞬間を少しでも取り戻せる」ようなきっかけをつくるためのコラム

です。

なぜこのコラムを書くの?

先生っていう仕事は忙しい。他の仕事と比べる必要はなく、「長時間働く」「勤務中に休む暇がない」「勤務日以外にも働いている」などなど…

先生じゃない仕事以外でも「忙しい」とされる条件と同等に忙しい。

先生って「バリバリ」「かっちり」「頑張る」「がむしゃら」「要領よく」みたいな言葉がすっごく求められている職業な気がする。

でもボクは、こんな言葉が先生にお似合いでもいいんじゃないか?と思うんです。例えば「肩肘はらず」「自分らしく」「不器用でもいい」という言葉。

どこか愛嬌のある言葉。

子どもの学力も、子どもの命も、子どもの心もお預かりする、本当に使命感にあふれる人になってほしい仕事です、先生って。

仮に今、パワーを感じない人が先生をしていたとしても、どこかで教育に関わる気持ちが少しでも芽生えたから、先生になっているはず。

応援したいという思いがあり、これまでいろんな記事も書いてきたけど、書くことでどこか先生を追い詰めてしまわないか、という気持ちも心の片隅にありました。
実際に、勉強会に出たり、学びたいと本を手に取ったりしたとき、なんだか苦しくなってそっと本を閉じたり耳を塞ぎたくなったりする日もあったんです。

改めて「いわたつって何者?」

・小学校と放課後で先生としての生活をスタートして8年目。
現在は放課後の先生として活動中。
・大学の修士課程を経験して、最初は小学校教員に。
・ゆくゆくは、教員養成に関わりたい、と思ってた。
・小さい頃から何かをつくるのが好き。でも飽きっぽい。
・人が喜んでくれるのが好き。
・挑戦することが好きな、びびり症。
・自分に甘い負けず嫌い。
・教育に関わることで見たかったのは「人の成長」

先生を勇気づけたい、とずっと考えていました。それは、自分が先生という道を選ぶまですっごく悩んだから。

自分なんかが先生になれるんだろうか?
先生になったとしても、すぐやめたくなるんじゃないか?
自分が病んでしまうんじゃないか?
自分以外にも、先生に向いている人はいっぱいいるはず。
自分の教育が悪い影響を与えたらどうしよう。

たくさん苦しんだ。もしかしたらつもりかもしれませんけどね(笑)ボクは苦しかったです。ボクにしかボクの気持ちは分からないから、思い切って行ってみる。

苦しかったボクを救ってくれたもの

自分を救ってくれたのは、学びや先人の教えはもちろんですが

「自分の身の周りにある優しい世界」

でした。マッサージとか、友人との談話、家のお布団、道端の花、山の空気、川の音、楽しいお酒、音楽、運動、ドライブ…

先生としての「先生である自分」を強調する時期もあるけど、「先生であり自分」と自分自身を喜ばせて楽しく生きることが、長い先生生活を充実させるんじゃないかと、最近気づいたのでした。

おしまい

おまけ

先生のライフスタイルを彩る何かができないか?と思い始めたのは、この動画がきっかけ。


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