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教育のあれこれをよってたかって考えるー教育を学校だけで考えないー

ラオスのジーコ ✖️ #nonameschool のオンラインセミナー

ラオスのジーコさんはのキーワードといえば、

#保健体育
#エコヘルス教育
#出家
#ラオス
#協力隊活動
#温かい循環

今日のお話は、①ラオスについて、②教育の周りにある「幸せ」について、です。②にたどり着くまで、頑張って読んでくださいね!

ラオスの場所はどこ?

ラオスはどーこだ?

人口密度は低いラオス。ラオ族が住む街、で複数形のsがついて「ラオス」

・公式には50の民族だけど、もっといるんだとか。
・仏教の国。土着信仰などもあり
・首都は「ビエンチャン」世界一静かな首都!tuktukの移動がたくさんある。
・高床式の家、家のしたで機織りをする女性が特徴的で民族衣装の「シン」というまきスカート

↑ジーコさんご自身が詳しくラオスについて書かれています!

・田舎にいくと、人間と動物が共存している環境
・ラオス料理「ラーク」、香草とひき肉、主食はもち米、手でもみもみして、おかずを摘んで食べるのが一般的。ラオスのおこめの消費量が世界2位
・パパイヤのサラダ、カオピヤック・もちもちめん、むしやカエルも食べるよ
・ラオス国立大学に派遣、その附属にも行っていた

お腹満たせればいい、と言う観点。栄養のバランスなどもない

先生が尊敬される存在、親しくしていると言う感じではない。

このあたりが、ラオスに行かれたジーコさんの学校で取り組まれたことになってきます。

「エコヘルス教育の普及」環境+健康、学校保健活動が目的

環境健康生活を複合的に学ぶという観点が「エコヘルス教育」

科研費による論文もでています。これ、もしかしたら師匠?

ラオスの問題でいうと、例えば中国のバナナラッシュなどがあげられるそう


農薬を巻きまくったバナナで病気になる。お金だけを求めた結果だそう。先生になる人の一般教養としても、このあたりを知っている必要はあるんでしょうね。

どうやって教えるか?

研修を開いて教える、なかったものを教える(身体測定・途上国あるある)、どんな意味があるのか、どんな価値があるのか、実際にやってみるとどうなるか、

協力隊の活動では、提案・展開・見届けてフィードバックをして… そんなふうに、活動は展開していきます。

草の根的な活動で、じっくり取り組める分、根気が必要な青年協力隊の活動。

のんびりして温かいラオスでの暮らしとマインド

ジーコさんは、ラオスで出家されたそう。

ラオスでは、ラオス語で「どうってことない」といいます。
どうして「どうってことない」って言えるのか?知りたかった。
そのために、ラオスの風土に根付いている仏教について知ることが必要だったようです。

仏教は、大きく2つの種類に分けられるそう

・上座部仏教(昔ながら、ブッダの考えに近い)出家必要が必要なもの
・大乗仏教(大衆)南無阿弥陀仏を唱えれば誰でも救われるもの

短期出家もできて、ラオスの男性は必ず出家するそう。ラフな感じで出家できそうですね。
出家をすると親孝行になるし、喜捨することで功徳を積める。
お坊さんは托鉢でもらったものだけで生活をし、ご飯は朝と昼だけ、午後から水と果物のみで過ごすそうです。

1日の日課は、3時半おきでお経などなど、20時就寝だそう。

↑托鉢とは

お坊さんには見習いと、偉い人がいて、テーブルをわけて食事をするのですが、

「ご飯は余らせるようにする」んだそう。

ご飯を恵んでほしいと言う人のために余らせておく ためなんだって。

その食べ物も、自分→他人→動物、というように食べ物が循環されていく。

どんな人がお坊さんになるの?

実は、「貧しい家庭の人」

お寺が社会保障の役割「衣食住」「教育」「職業が選べる」「貧しい可哀想な子から尊敬の対象になる」自尊心が傷付かずに成長できる。

そんなメリットがあるそう。でも

貧しい子への保証だけではなく、ラオスの仏教は貧困層を支えている。

裏を返せば
貧困層がラオスの仏教を支えていると言う相互依存状態の循環
ともいえます。

ものをあげるということ

ラオスは托鉢の習慣で、他人にものをあげることに抵抗がないんだそう。
支え合う循環によって将来の不安が少ない。
お金の絶対量は少ないが、循環量は多い、お金と共に人の思いも循環している

これは、クラファンに似ているのではないか?とジーコさんは語ります。

将来への不安視がない。

「ラオス人は今のことだけしか考えてない」と言われます。
それは、今のことだけ考えていても生きていけるからなんですよね。

さて、ここからが考えるところです

「ラオスの『幸せの循環』」の話を聞いて、自分たちに何ができる?

出家してみる案→ 僧侶やっている知り合いのところで出家。出家していく。

・「ない」は「ある」案→ 東南アジアの考え方、東洋医学の考え方。「ない」というところに意味がある。

感情と状況を分ける案→ はだしで歩くとき。はだしだと「痛い」と感じる自分、踏んだらどうしようと言う「不安」がより怖くさせてる、安心というものを知っている、感情と状況を分けるということ

あげる・もらう、と言う関係に上下関係のないラオス。自分の子どものようにめぐむ、おばちゃんが上げる。尊敬しているからあげる。尊敬している人に「あげる」、という日本とは異なる文化。

ないを楽しむ。うみ出すと生み出さないの両方に意味を見出す。


そんなことを、日々の暮らしの中で楽しみたいな!と思いました。

ジーコさん、ありがとうございました!



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