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幸せの核に近づくための自分メモ #16

今回は完全なる自分用メモ。いつもだけど。

◆ スクワットとベンチとプルアップと腹筋さえできれば幸せ

人生いろいろある。今後忙しくなって筋トレの時間が捻出できなくなることも、それはあるだろう。でも、できることなら種目を絞ってでもトレーニングを続けたい。そう思ったきっかけとなる出来事が3月にあった。花粉症由来の体調不良と多忙と怠慢でトレーニングを2週間スキップしたところ、扱える重量が明確に落ちたのだ。2週間程度で筋肉は落ちないとよく聞くし、筋量に関してはそのとおりなのだろうけれども、使用重量に関してはその限りでなかった。まあ、This too shall passなのでいいんだけれども。
今後も似たようなことやそれ以上のことがあったときのことを考えると、とりあえず上に書いた4種目ができればそれで幸せだなとも思った。もともと全身法で種目もかなり絞っている(じつはスミスマシンを使ったことが人生で一度もない)のだが、キックボクシングの補強のために御殿下のトレーニングルームに通っていたあの頃の4種目が自分の原点。それで満ち足りているんじゃないかと。

◆ デッドリフトが一番楽しい

ただ、いま一番楽しいのが床引きデッドリフト。昨年2月にトレーニングを始めた時にはほぼベンチのことしか頭になく、デッドリフトはBIG 3の中で最も縁遠い種目だったのだから、人生分からないものだ。
デッドリフトの何が楽しいって、あの背面の筋群が一致団結して重量に立ち向かう感じ。そして全身が分厚くなりそうな感じ。BIG 3の中で唯一Intermediateのレベルに達していないのがデッドリフトという有り様だけれども、かまわない。
それだけ好きなデッドリフトがなぜ冒頭に記した必須4種目から外れるのかというと、個人的にキックボクサーにとって重要度が高くない種目だと考えているから(この章のここから先は自信ないので違ったらご指摘ください)。キックの試合に出ることは今後もなさそうだけれども、どうしてもそういう観点で考えてしまう。
キックボクシングって、股関節を伸展するより屈曲する場面が多い、数少ないスポーツの一つだ。ヒザ蹴りで骨盤を前に出すときなど、股関節伸展の場面が無いわけではないが、そのヒザ蹴りもベースは股関節の屈曲。また、首相撲では背中の筋力が重要だけれども、どちらかといえば問われるのは広背筋や僧帽筋や首の力であって、MMAやレスリングの組みとは性質が異なる。
昨今のMMAのレベルは日進月歩なので、今はそんなことないかもしれないけれども、10年くらい前、総合格闘家はボディが打たれ弱いという定説があった。当時は「そりゃ総合の選手は腹打たれ慣れてないからな」と思っていたのだけれども、今はもう一つ違う仮説を持っている。腰椎周辺の筋力の前後バランスがボディの打たれ強さに影響しているのではないかというのが僕の仮説だ。背面優位の組み技系の選手に対し、前面優位の立ち技系選手。すると、デフォルトの筋肉の収縮具合が異なってくる。それが打たれ強さに影響するのではないかと。ああ、滅茶苦茶なことを言っているかもしれない。

◆ 動画編集の翌日は右肩の巻き肩具合が増す

昨日ベンチプレスをやっていて、右肩がここ最近では珍しいほどに巻いていることに気づいた。もちろんベンチにあたっては胸椎を進展し肩を落とすわけだけれども、それでも右肩が上がっている。両手を同時に動かしても先に右側が上がる感じ。昨年筋トレを始めたての頃に悩まされた現象だ。
思い当たる節が一つだけあった。昨日、MacBookで動画を編集していたのだ——トラックパッドを使って。普段の仕某もデスクワーク中心なのは変わらないけれども、マウスを使うかキーボードを叩くかなので、片方の肩だけが極端に前に出ることはない。でも、動画編集となると話が違う。ほぼ右手だけでトラックパッドを触りっぱなし(しばしば力を込めて押しながら)になる。
日常の肉体労働でない小さなこともそのあたりに影響しているのだと考えると面白い。これも滅茶苦茶なことを言っているかもしれないけれども。

◆ プルアップ、思っていたより“乗り越え”てる

先日、自分がプルアップ(ちなみにチンニングという呼称はあまり好きでない)しているのを撮影する機会があった。しっかり胸椎を進展しているつもりだったけれども、実際に見てみると、顎を想定している鉄棒の上に乗せようとしてか、思った以上に“乗り越え”るフォームになっていることに気づいた。それを修正すべく顎のことなどいっさい考えずにやってみたところ、今までのプルアップは何だったのだろうというくらい、広背筋に入る感覚があった。プルアップ、深い。

◆ 骨盤がデフォルトで左に回旋している

ブルガリアンスクワットをやった時の話。左のお尻に比べて右に入らないな、大腿四頭筋にばかり効いてしまうなと思い、セットを終えて脱力して立ってみたところ、自然とヘソが左を向いているのに気づいた。お前だったのか。道理でケツがストレッチされないわけだ。
身体が左右対称な人なんてもちろんいないわけだけれども、つくづく自分の身体は捻れているなと感じる。骨盤は上述のとおりだけれども、胸郭はやや右を向いている。肩はあまり左右差を感じないけれども、胸は左、僧帽筋と広背筋は右、脊柱起立筋は左、大臀筋は右、大腿四頭筋とハムストリングスは左、腕は右のほうが大きい。あと、左のリアデルトが“溶け”て見える。

◆ ヒサーノ式ミリタリープレスは優秀

久野圭一さんによる以下の動画を参考にして、膝を緩めてミリタリープレスをやってみたら、三角筋に入る感覚がぜんぜん違った。極意シリーズも山崎恭介くんとの絡みも楽しく拝見しています。久野さん、ありがとうございます。

◆ これまで行ったゴールドジムの店舗事情

ゴールドジムの関東会員なので、渋谷近辺を中心にいろんなゴールドに行った。先述のとおり種目数を絞っている僕にとって、マシンの充実具合はさほど重要でない(し、このメニューならエニタイムに移行しようかと考えている。自撮りもできるし)のだけれども、店舗ごとに雰囲気が違って面白いので、独断と偏見で書いてみる。ゴールド入会を検討中の方の参考になれば。

◇ 原宿東京
国内で最も大きい店舗の一つらしいけれども、そういう理由でなく24時間営業だからよく使っている。3Fのロフトのストレッチエリアからウェイトトレーニングエリアを見下ろせる感じはベニスっぽくて、デザイン的にも一番好きな店舗。B2FのクラシックゴールドはLAのダウンタウン店みたいな黒を基調した内装だけど、ここのベンチとは相性が悪いのでほぼ使ってない。昨年冬頃まで、券売機に確実に書いてあるプリワークアウトの作り方を知っているスタッフさんを見たことがなかった(誰に頼んでもアワアワしてた)のだけれども、「トレ前ドリンク」に名前が変わってからは作れる人が増えた印象。ガチ勢多め。

◇ 原宿ANNEX
地下。ギラギラした雰囲気とは裏腹に、深夜に行くと初心者と思しき会員さんも多い。まあでもここもガチ勢多め。パワーラックの床には線が引いてあって、鏡に正対するのに足の置き場に迷わなくて済むのでありがたい。あと、原宿の2店舗は湯船に浸かれるのが嬉しいんだけれども、ここのはジェットバスのジェットがえげつなく強くて、身体ごともっていかれる。ちなみにお世話になっているユニバーサルさんと同じビル。どなたか今度合トレしましょう。

◇ 表参道東京
女性比率高め。だからというわけではないけれども、個人的に雰囲気が一番好きな店舗かもしれない。外国人比率も高いかもしれない。スタッフさんもみんな愛想が良くて優しめ。昨年初めてベンチ100kgに成功したのもここ。パワーラックのプレートがカラフルなのも楽しい。難点はダンベルのエリアがやや狭いこと。澤田めぐみ選手がよくいらっしゃる。

◇ 渋谷東京
僕がゴールドに入会した店舗がここ。ビルの9〜11F。エレベーターを降りると目の前にプール(誰も入っているのを見たことがない)がある。ラグジュアリアスな空間でギラギラ感もあってかっこいいし、まだ使ったことがないけれども屋外エリアでもトレーニングできる。ただ、正直スタッフが必要以上に愛想悪い(塩対応なのはぜんぜん許せるけれども、まだ閉館前なのにロッカー室に入ってきて閉めますオーラ出してくるのは気持ちよくない)。そしてシャワーが臭い。ボディビルやフィジークのガチ勢に加え、スポーツの補強で来ていると思しき学生さん〜若い社会人も多い。

◇ 笹塚東京
地下。なんかいろいろやりづらい。(気のせいでなければ)ペックフライのマシンが右だけ重いとか、(見落としてなければ)ストレッチエリアが1人分しかないとか、そういうのもあるんだけれども、それ以上にトレーニングに集中しづらく感じる。天井が低くて圧迫感があるからだろうか? ここでトレーニングするとフォームが崩れる感じがする。初心者が多めなので、そういう意味ではやりやすいかも。プールがあるしスタッフさんも優しいし24時間営業なのだけれども。

◇ 代々木上原東京
特に面白みはないが、駅ビル内なのでとても便利。ここも初心者多めかな? パワーラックがすぐ埋まってしまう印象。自分が行った時だけかもしれないけれども、使い終わったバーベルのスリーブの端にカラーを付けるルールが徹底されていた。あのルール、要る? プレート付けるとき邪魔だし、そもそもセーフティバーに置いていてくれれば迷わないし。個人的には使い終わったマシンのピンを一番上に戻すの以上に迷惑で不必要なルール。

◇ 代々木公園PREMIUM
プレミアムだけあって関東会員でも追加料金が必要。小さいし狭い。初心者の富裕層向けかな? ここでスクワットしたら酸欠になって、プロテインを頼みながら頭に血を上らせるよう前屈運動をして誤魔化した思い出がある。

◇ 銀座東京
拙宅からアクセスが悪いので1度しか行ったことがないが、広々と使えて穏やかな雰囲気で申し分なかった。

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