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webライター5日目

こんにちは。
元新聞記者、駆け出しWebライターの「みもざのはな」です。

Webライターとしてはヒヨッコですが、新聞記者歴は13年。
すこーしばかり文章力にはアドバンテージがあると自負しています。

ちょっと偉そうですが、ネット記事を拝見していて、気になった表現について・・・「私ならこう書くかなー」というポイントをいくつか並べてみようと思います。
もちろん皆さんそれぞれのスタイルがあると思いますので、ご参考まで。
・・・「この駆け出しライターが偉そうに!」というかんじの炎上はご容赦ください。

①「~たり、~たり」の原則

何かと何かを並列する「たり」という表現があります。
「見たり、聞いたり」「作ったり、食べたり」というかんじで使いますよね。ですが、記事を読んでいると、意外とこの表現が徹底されていないんです。
●「遊んだりした。」←もう一つの「たり」が付く言葉がないのに、なぜか「たり」を使っている!
●「海で泳いだり、スイカを食べる予定」←「たり」をもう一つ使わないといけない!
というようなのが例です。
・・・・読んでいてなんとなくおかしくないでしょうか??
「『たり』は必ず『たり』で受ける!!」
このポイントは意識しておくべきかな・・・と思います☺

忘れもしない15年前・・・入社1日目に書いた原稿で注意されたのが、
この「たりたりの原則」でした。
思い出深い間違いなので、私、「たりたり」にはうるさいです笑

②受動態で原稿は書かない

はい、こちらも入社1年目初っ端に怒り・・・指導の洗礼を浴びたミスです。
受動態では(できるだけ)原稿を書かない!
これが記事を書く際の原則です。
ただ、これよく使っちゃうんですよね・・・
「●●会議が1日、●●市で開かれた。」とか。実際新聞記者でもこう書いている人は結構多いように思います。
ですが、これはかつての上司に言わせると「誰がどうしたのかがぼやけている!!」とのこと。
確かに、上記の会議は「誰が主催なのか」という部分が抜け落ちていますよね。

③記事のTPOに応じた言葉を!!

この記事は誰に向けて書いているのか・・・その点についてはWebライターの方なら常に考えていることかと思います。
個人的にはカタカナ語って少し苦手なのですが、IT系の記事を書くなら当然たくさん使うべきです。一方、少し年配の方が読むような情報に関する記事ならできるだけ日本語を大切に。また子ども向けなら、難しい言葉は簡単な言葉を組み合わせて説明できないか考えるー。
こんなふうに読み手が一番読みやすいような言葉のチョイスができるようになればいいですよね!

つれずれに気になったポイントを3つ書いてみました☺
まだまだ文章については語りたいので、不定期にこんなことをまた書き出すかもしれません!

最後に美しい文章を書く最も大事で簡単な方法を・・・
それはですね、
記事を書いたとき、一度声に出して読んでみてください。
表現がおかしい場所があるときは、「なんか読んでいて詰まるな」「リズム感悪いな」と感じると思います。
その感覚を大事にしてみてください^^

それでは、また別の記事で。お読みいただきありがとうございました。


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