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【気儘日記00027】設定って実はそんなに細かく考えなくてもいいのではという話【2024/06/18】
お疲れ様です。
座敷と申します。
実は考えすぎていたかもしれない。
■設定って実はそんなに細かく考えなくてもいいのではという話
事の発端は、note公式で4/23~7/23で開催している創作大賞2024の記事を見たことから始まります。
小説やエッセイ、漫画など様々な部門がありますが、締切まで1ヶ月もない今、少し創作意欲が湧きました。
ただ、問題なのはどの部門でも設定の部分に重きを置かれること。
それはそうです。noteだけでなく他の創作サイトもありますし、創作物は溢れかえっています。
そんな中で面白いと思わせるのは、見慣れた設定ではなく見たこともないような設定、物語になります。
そうなってくると、思考が止まっていきます。
プロの人達が頭を捻って書くようなものを自分が書けるのか、と…
そもそも文章なんてこのnoteくらいでしか書いていませんし、設定のことを考えると頭が痛くなります。
ミステリーで言えば、誰と誰が知り合いで裏ではこうなっていて…ということだったり、物語を面白くするには隙間を詰めて詰めていくしかない。
そう思ってたのですが、ふととあるキャラクターを思い出しました。
往年の名作、MOTHER2に出てくる敵キャラクター、その名も
オレナンカドーセ
非公式のwikiがありました。
存在が謎すぎるんですよね。とあるダンジョンに出てくるのですが、別にコンセプトがあるわけでもないような、形状も名前もよくわからないキャラクターです。
MOTHER2はそもそも町中にいる人が襲ってきたりそれこそ無機物が襲ってきたりと今考えてもどんな設定の世界観なのかわかりません。俺達は雰囲気でMOTHER2をやっている…
いや、本質は「雰囲気」にこそあるのかもしれません。
設定は、語らなければ表に出ない、認知されないものです。
例えば、ミステリーで主人公が難事件を解決した、という文章があったとして、現場はどこなのか、殺人なのか、何が手がかりになったのか、犯人は誰なのか、などなど、語らないと成立しない設定は確かにあります。
ですが、ミステリーで主人公が難事件を解決した、というストーリーでは、話の根幹にかかわらない限り、主人公の移動手段や好きなブランド、来ている服をいつ買ったか、両親の馴れ初めなどなど、語らなくても問題がない設定もあるのです。
それに、時々作者自身が自分の作品が題材になっている国語の問題を出されて、全然正解ができないということもあるそうです。
作者はただ思うままに書いているだけで、受け取り方は読者次第なわけです。そうなると、やはり文学も芸術のひとつですね。
■おわりに
確かに設定が細かいとすごいと思われますし、設定を練るのが好きな人は問題ないと思います。
ただ、書きたいと思っている物語があるのにもかかわらず、細かいところで躓いている人も多いのではと思います。
そんな人は、あまり考えずに結果を書いて、その後過程を考えてみてもいいかも知れません。
創作大賞になにか出すかはわかりません。
創作は気分ですから。
それでは皆様
今日も一日、お疲れ様です。
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