(大学受験)行きたい大学院から大学を選んだ時の参考資料
概要
大学を選ぶ上で、当然各人に意向は様々あると思う。
仮に大学入学後も学習意欲高く、外部の上位の大学院を目指したい方がいれば、それを軸に大学選びを考えるのも良いのでは?と考える。
特に理系では、修士からの就職パスも多く、大学院進学も一般的である。
実際に、自分自身も過去その軸から出願する大学を選んでいる。
大学選び
実際に外部大学院への進学が盛んな大学か?は1つの軸になると思われる。
既にページは消されているが、以下のページは意思決定のために大変に役に立った(InternetArchiveを利用し記事を表示)
「一流大学大学院 他大学からの進学者数一覧|学歴ロンダリングの実際」
https://web.archive.org/web/20160514172706/http://2chreport.net/rank_04.htm
抜粋すると、以下である(上位3校)
このデータを見ても、大学の入学偏差値・在籍人数と進学比率などを考慮した時に、例えば以下の傾向が強いことが読み解ける。
東京理科大学 … 東京大学大学院と東京工業大学大学院への進学数多い
京都工芸繊維大学 … 京都大学大学院への進学数多い
兵庫県立大学 … 大阪大学大学院への進学数多い
福岡大学 … 九州大学大学院への進学数多い
室蘭工業大学 … 北海道大学大学院への進学数多い
京都工芸繊維大学における具体例
かなり以前は、進学先と人数も載せていた。
他の大学でも公表されている可能性はあるし、調べてみるのも手だと思う(InternetArchiveを利用し記事を表示)
2005年3月卒業(京都大学大学院25人)
https://web.archive.org/web/20051219055942/http://www.kit.ac.jp/06/06_040000.html2006年3月卒業(京都大学大学院30人)
https://web.archive.org/web/20061208055502/http://www.kit.ac.jp/06/06_040000.html2007年3月卒業(京都大学大学院23人)
https://web.archive.org/web/20071204110614/http://www.kit.ac.jp/06/06_040000.html
実体験として
実際に自分も、京都工芸繊維大学 → 京都大学大学院のパスを歩んだが、以下の面で強みを感じた。
それだけステップアップが盛んということは、大学が求める勉強量が豊富であることの裏返し(実際、その側面も強かったと思う)
※ 更に言えば面倒見の良い先生方も多かったです。本当に感謝しかない。身近な先輩や先輩の友人などでも京都大学大学院に進学されている人が相応におられ、情報を得やすい
大学と大学が近所だったので容易にアクセスがしやすく、課外活動などでも京都大学の学生とご一緒する機会が多かった(機会の絶対量や心理的な障壁を突破する面でも大きかったと思う)
一方で、総合大学では無かったので、その面でのデメリットを感じていた面も多少あったのは事実である。
どの意思決定をするとしても、メリット・デメリットあるので、それを考慮の上で行く大学を選定するのが望ましいと思う。
余談:文系なら編入学試験
今回のテーマとは逸れるが、大学入学以降のステップアップとして、大学院入試の他に、編入学試験(大学3年次に別の大学に進学)がある。
しかし、理系の場合は編入学試験の受験資格が高専生であることも多く、そもそも受験資格がないことが多い。
仮に自身が文系であれば、編入学試験でのステップアップも視野に入れていたと思われる(実際に文系の弟は3年次編入にてステップアップした)
最後に
受験生の方や関連する方々の観点の一助になれば、とても幸いに思います。
一筋縄ではいかないことも多いかと推察されますが、チャレンジが上手くいくこと、心よりお祈りしております。
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