【風呂酒日和135-1】 前田湯(まえだゆ)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

どの駅からも絶妙に離れた高速道路の近く。
きっとこの銭湯は地域住民の人に愛される穴場なんだろうな〜なんて思いながら歩く。
お、ここだ。...ん？看板が2つ？そしてお花がいっぱい。

なるほど。右側の入口にはたくさん物が置かれていて一瞬なんじゃこりゃと思ったが、どうやら閉店後の花屋さんっぽい。そうだよね、お店閉めたら中に全部入れなきゃだもんね。
花屋には「にしむら」と名前が書いてある。そして左側の銭湯には前田湯の文字。ここは前田さんの銭湯だろうか、それとも西村さんがやってる前田湯という銭湯なのだろうか。花屋と銭湯の組み合わせは初めて見たかも。

靴をしまって扉を開けると、右側の受付から「いらっしゃいませー」と明るい声がした。
目の前に男湯の文字があるが女湯は見えない。右の方に道が続いているからあの奥かな。