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カブトムシの羽化と、脚が動かなくなった時の話

カブトムシが羽化した

2023年の春、近くの公園でカブトムシの幼虫を見つけて、何匹か持ち帰って飼育しました。

カブトムシの幼虫

そして、6月。さなぎになりました。

カブトムシ(メス)の蛹

さなぎはすぐに園芸用の吸水スポンジで作った、人工蛹室じんこうようしつに移しました。
乾燥しないように、時々、スポンジにきり吹きをしてあげます。

カブトムシ(メス)

7月2日。とうとう羽化しました。

カブトムシ($${Trypoxylus  dichotomus}$$) コウチュウ目 コガネムシ科

カブトムシ(メス)の つぶらな瞳

目がかわいい。
カブトムシは有名なので飼育方法とかは省略します。

写真のカブトムシをよく見ると、体にたくさんの産毛うぶげが生えています。
この産毛は、土にもぐったり木に登ったりしていると、そのうち減っていきます。

カブトムシ(オス)の蛹

オスのさなぎはまだ羽化していません。

人工蛹室じんこうようしつもオスの体にあわせて、くり抜いています。

カブトムシ(オス)の蛹の角

つのが蛹の殻の中で、形が出来ているのが見えます。

オスも無事に羽化してくれるといいな。

7/9 22:00追記。コメントで教えてもらいました。カブトムシの人口蛹室は縦向きで作ると良いそうです。作り直した人口蛹室の写真を下に貼りました。

人工蛹室は縦向きに変更しました


カブトムシの脚が動かなくなった時の話

僕が4歳くらいの時、飼っていたカブトムシがひっくり返って、あしかたくなっていたことがあります。
起き上がることができなくて、戻してあげてもすぐにひっくり返ってしまいました。

転倒防止のためにいろいろ工夫していたのに、ひっくり返ってしまって、悲しかったです。

カブトムシの脚は、ほとんど動かせなくて、マヒしているようでした。

このままでは死んでしまうと思った僕は、段ボールの切れはしを何枚もケースに入れて、ひっくり返ったカブトムシが捕まれるようにしてあげました。
少し身動きしづらいくらい入れました。

何日かしたあと、段ボールをどけると、脚が動くようになっていました。
少しマヒは残っているようでしたが、普通に生活することが出来るくらい、歩けるようになっていました。

その後、カブトムシは夏が終わるまで生き続けることができました。

もし、子供が飼っているカブトムシが、ひっくり返って死にそうになっていたら試してみてください。復活するかもしれません。

おしまい


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