Hinata

埼玉県にすむ中学1年生です。 生き物が好きです、特に水生昆虫にはまっています。 休みの日は、いろんな川や沼で虫を探しています。

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埼玉県にすむ中学1年生です。 生き物が好きです、特に水生昆虫にはまっています。 休みの日は、いろんな川や沼で虫を探しています。

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僕が1年間で飼育した176種類の生き物 ~2024年5月

僕が、この1年(2023年6月~2024年5月)に飼育した生き物をまとめました。 はじめに、僕の大好きな水生昆虫から紹介します。 水生昆虫 (72種類)まずは、<ゲンゴロウ科>です。 ゲンゴロウ(ナミゲンゴロウ) クロゲンゴロウ シマゲンゴロウ ハイイロゲンゴロウ オオヒメゲンゴロウ マルガタゲンゴロウ クロズマメゲンゴロウ ヒメゲンゴロウ コシマゲンゴロウ マメゲンゴロウ モンキマメゲンゴロウ キベリマメゲンゴロウ ケシゲンゴロウ ヒメケシゲ

    • キイロスズメバチ

      2024年11月。 水生昆虫の調査に行っている河川敷で、キイロスズメバチの巨大な巣を見つけました。 キイロスズメバチ $${Vespa  simillima  xanthoptera}$$ ハチ目 スズメバチ科 周囲に働き蜂は少なく、水を飲みに出た個体が、少しいるくらいでした。 働きバチを刺激しないように、巣を撮影しました。 巣の大きさは、1メートルを超えていたと思います。 巣の下を見るとオス蜂が地面を歩いていました。 気温が低く、活性が落ちていたので飛べないようでした

      • ゲンゴロウ Tシャツを作りました

        今年の夏、お母さんと一緒にTシャツを作りました。 Tシャツには僕の好きな3種類の水生昆虫を描いてもらいました。 ゲンゴロウ $${Cybister  chinensis}$$ シマゲンゴロウ $${Hydaticus  bowringii}$$ ツブゲンゴロウ $${Laccophilus  difficilis}$$ それぞれのゲンゴロウの学名と大きさがわかるようになっています。 水生昆虫採集に行くとき必ず着ていたら、 葛西鳥類園30周年「いきものまつり」のイベン

        • モンキマメゲンゴロウ

          今日は、モンキマメゲンゴロウを紹介します。 モンキマメゲンゴロウは水が綺麗で流れのゆるやかな川の、落ち葉が貯まっている所でよく見られます。 冬に幼虫が見られる種類です。 モンキマメゲンゴロウ$${Platambus  pictipennis}$$ コウチュウ目 ゲンゴロウ科 採集した個体は8mmくらいでした。 川の横にある小さな枯れ沢の水たまりにいました。 模様には個体差があって、ほぼ真っ黒の個体もいます。 飼育方法 昆虫ケースに水を入れて、木の枝とかを立て、はね

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        僕が1年間で飼育した176種類の生き物 ~2024年5月

          森の学校キョロロ「ゲンゴロウ相調査」2024年10月

          2024年10月19日。 新潟県の「森の学校キョロロ」で行われた「第3回 ゲンゴロウ相調査」に参加しました。 ※通常、森の学校キョロロでは、生き物は持ち帰ることはできません 天気予報は雨だったけど、採取中はほとんど降りませんでした。 まず、蓮の生えている池で採集します。 この池では、ものすごい数のツブゲンゴロウがいました。 ツブゲンゴロウの大群の中に、少し小さいゲンゴロウがいました。 ニセコウベツブゲンゴロウです。 上の写真の左がニセコウベツブゲンゴロウ、右がツブゲン

          森の学校キョロロ「ゲンゴロウ相調査」2024年10月

          北杜市オオムラサキセンターの羽化るお守り

          さっそく川に行こう! 2024年10月13日。 早朝、山梨県の川で水生昆虫を探しました。 ハセガワダルマガムシがいました。 ハセガワダルマガムシ $${Ochthebius  hasegawai}$$ コウチュウ目 ダルマガムシ科 以前、埼玉県で捕まえた個体と色が違います。 あいかわらず、川の中の水しぶきのかかる岩にしがみついています。 体長 2mmくらいの昆虫が、なんでこんなすぐ流されるような場所で暮らしているのだろうと思いました。 河原にはカワラバッタがいまし

          北杜市オオムラサキセンターの羽化るお守り

          ヤママユ

          2024年9月。 僕が通っている中学校の国語の先生に「ヤママユって捕まえられる?」と相談されました。 3学期の国語でヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」という小説の授業があり、その話に「クジャクヤママユ」が出てきます。 ただし、クジャクヤママユは、中央ヨーロッパとかに生息する昆虫なので、簡単には手に入りません。代わりに同じヤママユガ科で日本に生息するヤママユを生徒に見せてあげたいという事でした。 ヤママユ $${Antheraea  yamamai}$$ チョウ目 ヤマ

          ヤママユ

          キイロヒラタガムシ

          近所の池に生息する、キイロヒラタガムシを紹介します。 キイロヒラタガムシは水草が豊富な浅い湿地を好みます。 池沼や水田、河川の岸際などいろいろな環境で見られます。 1匹見つかると周りに沢山いることが多いです。 キイロヒラタガムシ $${Enochrus  simulans}$$ コウチュウ目 ガムシ科 大きさは5mmくらい。 飼育観察していて気づいたこと 大きなガムシより、お腹に貯める空気の割合が多くて、ほとんど脚に毛が生えていません。 泳ぐのはとても下手でした。

          キイロヒラタガムシ

          アリヅカコオロギとムネアカオオアリ

          2024年9月10日。 学校に行く途中の公園でクロヤマアリが石の下から出て来ていたので、石をひっくり返してみたら、アリヅカコオロギの仲間がいました。 アリヅカコオロギは好蟻性昆虫の仲間で、アリの巣の中で暮らしています。 アリの仲間になりきる為に、巣の中のアリの体を舐めて同じ匂いを付けます。 そうすることで、巣のアリたちに気付かれず、攻撃も受けなくなります。 埼玉昆虫談話会のバッタ目(直翅目)にとても詳しいWさんに聞いたところ、「埼玉県では3種類のアリヅカコオロギが記録され

          アリヅカコオロギとムネアカオオアリ

          夏休みに採集した虫(2024年8月)

          今回は、2024年8月の夏休みに採集した虫を紹介します。 まずは、ドロムシの仲間です。 ゴトウミゾドロムシ $${Ordobrevia  gotoi}$$ コウチュウ目 ヒメドロムシ科 徳島県の川で採集しました。 他にも色々な種類のヒメドロムシの仲間がいました。 きれいな川の砂底に生息しています。 プラストロン呼吸と言って、水中の溶存酸素を取り入れて呼吸するため一生のほとんどを水中で暮らしています。 ウスイロシマゲンゴロウ $${Hydaticus  rhantoi

          夏休みに採集した虫(2024年8月)

          箕面公園昆虫館

          2024年8月13日。 夏休みに、徳島県のおばあちゃんちに行った帰りに、大阪府の箕面公園昆虫館に行きました。 この昆虫館は、大阪府箕面市にある公園の中にあって、昆虫の標本だけではなく、生態も展示しています。 僕の大好きな水生昆虫の生態展示もありました。 上の写真の左は、リュウキュウオオイチモンジシマゲンゴロウの生態展示です。 前回の記事で書いた ヤンバルオオイチモンジシマゲンゴロウ の亜種で、どちらも南西諸島にすんでいます。 オキナワオオミズスマシは、捕まえてみたい水

          箕面公園昆虫館

          筑波実験植物園「水草展2024」

          2024年8月17日。 筑波実験植物園の「水草展2024」に行ってきました。 さっそく、すごくきれいな水草水槽がありました。 水草展は毎年この季節にやっていて、日本にある様々な種類の水草と、共に生きる生き物が展示されています。 もちろん水生昆虫もたくさん展示されていました。 「ゲンゴロウと水草」という展示があって、あこがれのヤンバルオオイチモンジシマゲンゴロウや、可愛いシマゲンゴロウなど、いろいろな種類のゲンゴロウが展示してありました。 沖縄島固有種で、とても模様が

          筑波実験植物園「水草展2024」

          徳島県立博物館「トクシマ恐竜展2024」、キシノウエトタテグモ

          2024年8月7日。 徳島県立博物館の「トクシマ恐竜展2024」を見に行きました。 最近は昆虫の展示ばかり見ていたので、久々に恐竜の展示を見た気がします。 福井県のフクイラプトルの全身骨格(複製)がありました。 徳島県勝浦川盆地の周辺は、白亜紀前期の地層があるそうです。 上のティラノサウルスのように、外国の恐竜の全身骨格(複製)もたくさんあって、見ごたえがありました。 2024年8月9日。 前日に愛媛県で水生昆虫を採集中、水辺にたくさんいたクモの事を聞くために、もう

          徳島県立博物館「トクシマ恐竜展2024」、キシノウエトタテグモ

          昆虫展2024~あなたはだあれ?~(愛媛大学ミュージアム)

          2024年8月9日。 愛媛県の愛媛大学ミュージアムに行き、昆虫展2024を見ました。 昆虫展を見に来るのは、去年に続き2回目です。 ※イベントは2024/8/8~8/12の開催期間でした。 今年は「~あなたはだあれ?~」というキャッチフレーズで、昆虫展を見ながらクイズラリーが楽しめました。 夏休みだったので、たくさんの子供がいました。 去年と同じく、昆虫の生態展示がたくさんありました。外国の昆虫もいます。 僕はこの展示をとても楽しみにしていました。 展示されている昆虫

          昆虫展2024~あなたはだあれ?~(愛媛大学ミュージアム)

          宍道湖グリーンパーク・ホシザキ野生生物研究所

          2024年8月8日。 島根県に行きました。 宍道湖グリーンパーク 最初に、宍道湖グリーンパークに行きました。 出雲平野の宍道湖の西側にある、多自然型の公園(※)です。 公益財団法人ホシザキグリーン財団が管理・運営しています。 ※できるだけ自然に近い状態を保ちながら、人々が自然と触れ合えるように整備された公園です。 公園内には「野鳥観察舎」「バードサンクチュアリ」「ビオトープ池」「ペンギンミュージアム」、公園の隣には「島根県立宍道湖自然館ゴビウス」があります。 施設

          宍道湖グリーンパーク・ホシザキ野生生物研究所

          徳島県「伊島」で水生昆虫採集

          2024年8月6日。 徳島県阿南市伊島町にある四国最東端の島「伊島」に行きました。 午前8:30。 答島港で伊島への連絡船「みしま」に乗ります。 真夏の観光客は少ないのか、この時間の乗客は3人でした。 島に到着して、すぐに元水田の湿地に向かいます。 途中、小学校の校舎が見えました。 2022年度から休校中だそうです。 山道を登ります。 最初は舗装されていました。 湿地に向かう山道を進むと、植物が生い茂り、結構な数のウシアブが飛んでいました。真夏に山道を歩くときは要注

          徳島県「伊島」で水生昆虫採集