Hinata

埼玉県にすむ中学1年生です。 生き物が好きです、特に水生昆虫にはまっています。 休み…

Hinata

埼玉県にすむ中学1年生です。 生き物が好きです、特に水生昆虫にはまっています。 休みの日は、いろんな川や沼で虫を探しています。

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僕が1年間で飼育した176種類の生き物 ~2024年5月

僕が、この1年(2023年6月~2024年5月)に飼育した生き物をまとめました。 はじめに、僕の大好きな水生昆虫から紹介します。 水生昆虫 (72種類)まずは、<ゲンゴロウ科>です。 ゲンゴロウ(ナミゲンゴロウ) クロゲンゴロウ シマゲンゴロウ ハイイロゲンゴロウ オオヒメゲンゴロウ マルガタゲンゴロウ クロズマメゲンゴロウ ヒメゲンゴロウ コシマゲンゴロウ マメゲンゴロウ モンキマメゲンゴロウ キベリマメゲンゴロウ ケシゲンゴロウ ヒメケシゲ

    • 夏休みに採集した虫(2024年8月)

      今回は、2024年8月の夏休みに採集した虫を紹介します。 まずは、ドロムシの仲間です。 ゴトウミゾドロムシ $${Ordobrevia gotoi}$$ コウチュウ目 ヒメドロムシ科 徳島県の川で採集しました。 他にも色々な種類のヒメドロムシの仲間がいました。 きれいな川の砂底に生息しています。 プラストロン呼吸と言って、水中の溶存酸素を取り入れて呼吸するため一生のほとんどを水中で暮らしています。 ウスイロシマゲンゴロウ $${Hydaticus rhantoi

      • 箕面公園昆虫館

        2024年8月13日。 夏休みに、徳島県のおばあちゃんちに行った帰りに、大阪府の箕面公園昆虫館に行きました。 この昆虫館は、大阪府箕面市にある公園の中にあって、昆虫の標本だけではなく、生態も展示しています。 僕の大好きな水生昆虫の生態展示もありました。 上の写真の左は、リュウキュウオオイチモンジシマゲンゴロウの生態展示です。 前回の記事のヤンバルオオイチモンジシマゲンゴロウの亜種で、どちらも南西諸島にすんでいます。 オキナワオオミズスマシは、捕まえてみたい水生昆虫の一

        • 筑波実験植物園「水草展2024」

          2024年8月17日。 筑波実験植物園の「水草展2024」に行ってきました。 さっそく、すごくきれいな水草水槽がありました。 水草展は毎年この季節にやっていて、日本にある様々な種類の水草と、共に生きる生き物が展示されています。 もちろん水生昆虫もたくさん展示されていました。 「ゲンゴロウと水草」という展示があって、あこがれのヤンバルオオイチモンジシマゲンゴロウや、可愛いシマゲンゴロウなど、いろいろな種類のゲンゴロウが展示してありました。 沖縄島固有種で、とても模様が

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          徳島県立博物館「トクシマ恐竜展2024」、キシノウエトタテグモ

          2024年8月7日。 徳島県立博物館の「トクシマ恐竜展2024」を見に行きました。 最近は昆虫の展示ばかり見ていたので、久々に恐竜の展示を見た気がします。 福井県のフクイラプトルの全身骨格(複製)がありました。 徳島県勝浦川盆地の周辺は、白亜紀前期の地層があるそうです。 上のティラノサウルスのように、外国の恐竜の全身骨格(複製)もたくさんあって、見ごたえがありました。 2024年8月9日。 前日に愛媛県で水生昆虫を採集中、水辺にたくさんいたクモの事を聞くために、もう

          徳島県立博物館「トクシマ恐竜展2024」、キシノウエトタテグモ

          昆虫展2024~あなたはだあれ?~(愛媛大学ミュージアム)

          2024年8月9日。 愛媛県の愛媛大学ミュージアムに行き、昆虫展2024を見ました。 昆虫展を見に来るのは、去年に続き2回目です。 ※イベントは2024/8/8~8/12の開催期間でした。 今年は「~あなたはだあれ?~」というキャッチフレーズで、昆虫展を見ながらクイズラリーが楽しめました。 夏休みだったので、たくさんの子供がいました。 去年と同じく、昆虫の生態展示がたくさんありました。外国の昆虫もいます。 僕はこの展示をとても楽しみにしていました。 展示されている昆虫

          昆虫展2024~あなたはだあれ?~(愛媛大学ミュージアム)

          宍道湖グリーンパーク・ホシザキ野生生物研究所

          2024年8月8日。 島根県に行きました。 宍道湖グリーンパーク 最初に、宍道湖グリーンパークに行きました。 出雲平野の宍道湖の西側にある、多自然型の公園(※)です。 公益財団法人ホシザキグリーン財団が管理・運営しています。 ※できるだけ自然に近い状態を保ちながら、人々が自然と触れ合えるように整備された公園です。 公園内には「野鳥観察舎」「バードサンクチュアリ」「ビオトープ池」「ペンギンミュージアム」、公園の隣には「島根県立宍道湖自然館ゴビウス」があります。 施設

          宍道湖グリーンパーク・ホシザキ野生生物研究所

          徳島県「伊島」で水生昆虫採集

          2024年8月6日。 徳島県阿南市伊島町にある四国最東端の島「伊島」に行きました。 午前8:30。 答島港で伊島への連絡船「みしま」に乗ります。 真夏の観光客は少ないのか、この時間の乗客は3人でした。 島に到着して、すぐに元水田の湿地に向かいます。 途中、小学校の校舎が見えました。 2022年度から休校中だそうです。 山道を登ります。 最初は舗装されていました。 湿地に向かう山道を進むと、植物が生い茂り、結構な数のウシアブが飛んでいました。真夏に山道を歩くときは要注

          徳島県「伊島」で水生昆虫採集

          京都国際マンガミュージアム

          2024年8月。 徳島県のおばあちゃんちに行く途中、京都国際マンガミュージアムの「ダンジョン飯 迷宮探索展」を見に行きました。 マンガミュージアムの建物は昭和初期に建てられた小学校の校舎を利用していて、レトロな雰囲気がとてもかっこよかったです。 廊下や教室にはマンガ(※)や、マンガに関する展示がたくさんありました。 ※5万冊以上あるそうです、その場で読むことができます。 ダンジョン飯はこの前まで、アニメをやっていました。 コミックの表紙の案が、こんなにたくさんの中から

          京都国際マンガミュージアム

          国立科学博物館 特別展「昆虫MANIAC」

          2024年7月。国立科学博物館の特別展「昆虫MANIAC」に行きました。 いろいろな昆虫の標本がありました。 甲虫の脚についての説明のコーナーで、水中で暮らすために多様な脚を持っている水生昆虫が展示されていました。 生体の展示もありました。 上の写真は、クロカタゾウムシです。 クロカタゾウムシは世界で1番硬い外骨格を持つ甲虫です。 硬すぎて標本の針が刺さらない事で有名です。 上の写真はオオセンチコガネです。 オオセンチコガネは動物の糞を食べる糞虫です。 上翅の色は構造

          国立科学博物館 特別展「昆虫MANIAC」

          福島県の水生昆虫採集

          2024年7月14日。 福島県のアクアマリンいなわしろカワセミ水族館の企画展「蠶展~あなたの知らないカイコの世界~」に行きました。 企画展に行く前、朝6時から目星をつけておいた池や川に行き、水生昆虫を探します。 この池には、ホッケミズムシとミズカマキリがいました。 この川には、たくさんのコオイムシがいました。 前にガムシを採った用水路に行ってみました。 ミズカマキリの幼虫とコガムシとガムシの幼虫が採れました。 さらに別の池で、ガガブタネクイハムシを見つけました。

          福島県の水生昆虫採集

          メススジゲンゴロウ

          2024年7月 今日はメススジゲンゴロウを紹介します。 メススジゲンゴロウは、水温が低く、きれいな水質の池沼に生息しています。 採集した新潟県の池は、薄暗く枯葉がたくさん堆積していました。 メススジゲンゴロウ $${Acilius japonicus}$$ コウチュウ目 ゲンゴロウ科 写真の子は、15mmくらいの大きさです。 体はとても平べったいです。 名前の通りメスの背中には、溝があります。 さらにその溝の中に毛が密生しています。 オスに溝はありません。 まる

          メススジゲンゴロウ

          森の学校キョロロ「ゲンゴロウ相調査」2024年6月

          2024年6月29日。 新潟県の「森の学校キョロロ」で行われた「第2回 ゲンゴロウ相調査」に参加しました。 ※通常、森の学校キョロロでは、生き物は持ち帰ることはできません 当日は、とても暑かったです。 午前10時に集合。 今回はスペシャル講師としてゲンゴロウの専門家の吉井重幸先生が来てくださいました。 「夏は大型のゲンゴロウ類はあまり見られず、幼虫の姿で過ごしていて採れることが少ないから、小型種を中心に探してみましょう」という説明がありました。 調査する場所は、前回と

          森の学校キョロロ「ゲンゴロウ相調査」2024年6月

          新潟県の水生昆虫調査2日目

          前回の記事の続きです。 新潟県の水生昆虫調査の2日目は、別の市にある池に行きました。 この池には、クロホシコガシラミズムシがたくさん生息していました。 クロホシコガシラミズムシ $${Haliplus basinotatus}$$ コウチュウ目 コガシラミズムシ科 写真の左上に見えてるのは、メススジゲンゴロウの幼虫の頭です。 速く泳いでいるのでぶれています。 他にも、クロゲンゴロウやナミゲンゴロウの幼虫、オオミズスマシ、コガムシなどがいました。 これで2日間の調査

          新潟県の水生昆虫調査2日目

          新潟県の水生昆虫調査

          2024年6月。 研究者の岩田さん、北杜市オオムラサキセンターの冨樫さんと一緒に新潟県の水生昆虫調査を行いました。 具体的な場所は明かせませんが、1泊2日の調査は、僕には初めての体験でした。 最初に訪れた ため池には、たくさんの種類のトンボが飛んでいて、水中にはそのヤゴたち、ゲンゴロウ、キベリクロヒメゲンゴロウ、タイコウチ、コオイムシ、モリアオガエルなどが生息していました。 この池は、外来種がいなくて、とても貴重な場所だと思いました。 お昼ご飯を食べ、宿泊施設に向かい

          新潟県の水生昆虫調査

          アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)

          今回は、飼育しているアリジゴクを紹介します。 アリジゴクは正式名称ではなく、ウスバカゲロウの仲間の幼虫の総称です。 僕が飼育している種類は普通のウスバカゲロウです。 ウスバカゲロウ $${Baliga micans}$$ アミメカゲロウ目 ウスバカゲロウ科 うちの子の大きさは10mmくらい。 巣の大きさは直径約30mm、深さ約10mmでした。 アリジゴクは、神社の軒下や、大きな木の根本などにある砂地に、すり鉢状の巣を作ります。 彼らは、体の構造上、後ろにしか進むこ

          アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)