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オオミズスマシ

2023年5月6日、福島県でオオミズスマシを捕まえました。

オオミズスマシ

オオミズスマシ($${Dineutus  orientalis}$$) コウチュウ目 ミズスマシ科

大きさは10mmくらい。
ミズスマシの仲間は、アメンボと同じで、水面で暮らしていて、水に落ちた昆虫を捕まえて食べています。
前脚まえあしはエサをとるために長く、中脚なかあし後脚あとあしは短めで、毛が生えていて泳ぐために使っています。
自分を食べようとする鳥や魚に、すぐ気づけるように、水上に2つ、水中に2つ、合計4つの目があります。

オオミズスマシの上下の目

あと、とても泳ぐのが上手です。
オオミズスマシの群れがすんでいた池では、よしがたくさん生える水面を、ものすごいスピードで泳いでいました。

ホテイアオイに乗って羽を乾かすオオミズスマシ。前脚がかわいい

アクアマリンいなわしろカワセミ水族館の平澤さんに、飼い方を聞きました。

エサは2齢のコオロギや、夏の間に羽虫をたくさん捕まえておくといいそうです。エサは冷凍しておけば保存もできます。

最後に「しめった枯葉かれはとかをいたケースに入れて持ち帰ると、すぐ卵を産むよ。」と教えてくれました。

さっそく帰り道、ケースの水を捨てて、湿らせたキッチンペーパーを敷きました。

オオミズスマシの卵

家に帰ってケースを見たら、産んでた!
無事に幼虫が生まれるといいな。

おまけ

5年生の夏休みの自由研究でオオミズスマシ(群馬県で採集)を調べた時の動画です。

泳ぎ方や、好きなエサ、ターンする方向、反応する光の色とかいろいろ調べました。

オオミズスマシの泳ぎ方

今回、捕まえたオオミズスマシもじっくり観察したいと思います。

下は、福島県で捕まえた時の記事です。


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