あなたが自分らしく幸せに生きる鍵。~家系の課題、家系のテーマ~①
前回の新月の記事で、家系の課題について触れました。
この家系の課題、実は、意外に気付いていないかもしれない
『あなたが自分らしく幸せに生きる鍵』なのです。
明るいアイキャッチ画像に反して、ちょっと重めのテーマかもしれませんが、ご興味ある方は読んでみてくださいね。
1.家系の課題、家系のテーマとは
家系の課題とは、自分自身が親やご先祖様から受け継いでいる、共通の課題のことを指します。
お金、パートナーシップ、能力、仕事、健康…などなど、人によって課題は異なります。
例えば僕の場合は、
「人前で恥ずかしくない自分でいること」
が母の家系の課題です。
完璧主義で自分にダメ出しを多くしてしまうこと、失敗が怖くて一歩踏み出せないこと、弱みを曝け出せず一歩引いて人と関わってしまうこと。などなど、家系の課題から来るものは多いです。
その課題に気付いていながら、僕も自分自身で不思議なことがあります。それは、親から言われて嫌だった言葉を、ついつい子供に対して言ってしまっていること。
「ちゃんと挨拶しなさい」
「人に迷惑かけないんだよ」
「脱いだ靴は揃えなさい」
みたいな感じです。
思えば母の母も同じような性格でした。
親の背を見て育ったからなのか、そもそもそのような気質を選んで生まれているのか。どうやら家系の課題・テーマというものを人それぞれ背負っているのです。
パートナーシップが家系の課題の人は、いつも自分に依存する人を選んでしまったり、自分が相手に依存してしまったり。
お金が家系の課題の人は、ついついお金を使いすぎてしまったり、お金を溜め込みすぎて全然循環して増やしていけなかったり。
同じようなループにはまって気付かないで何もしないでいると、繰り返す家系のパターンを抜け出せません。もちろん、人生のステージも上昇していきません。幸せからは遠ざかってしまいます。
2.家系の課題の根っこにあるもの
家系の課題の根っこには、家系全体が抱えている罪悪感や無価値観が潜んでいます。
罪悪感も無価値観も聞きなれない言葉かもしれませんね。簡単に言うと、無意識に刷り込まれたネガティブな自己像のことです。
「お金を持っていたら罰が当たる
⇒自分がお金を手に入れたら申し訳ない」
「幸せを受け取ると僻まれる
⇒自分が幸せを受け取るのは申し訳ない」
「やりたいことをやると失敗する
⇒自分がやりたいことをやるのは申し訳ない」
この⇒の後に書いたのが、自分の中に隠れている罪悪感を抱えた自分です。
「自分は親に愛されて来なかった
=自分は親に愛される価値がない」
「自分は感謝されるほどいい人間じゃない
=自分は人に感謝される価値がない」
「お金を受け取るのが怖い
=自分はお金を受け取る価値がない」
こちらは無価値観を抱えた自分。
こんな自己像、あなたの中にはありませんか?
3.罪悪感と無価値観は遺伝する。
誰に対して罪悪感を感じているのか?
誰から認められず無価値さを感じているのか?
そこに気付くことが罪悪感と無価値観から抜け出す第一歩。
罪悪感と無価値観は『親(あるいは家系)から引き継ぐもの』です。
親との関わり(あるいはまた親とその親との関わり)の中で、子供は親のしていることを見よう見まねで真似をします。純粋に、子供は親の経験しているものを一緒に味わいたいのです。
親が罪悪感と無価値観を持っていると、子どもは全く同じようにその価値観を受け取って、自分の中にインストールします。
これは無意識レベルでやることです。占星術的に言うと月の領域。
上に書いた罪悪感と無価値観にピンと来た方は、自分の親が同じ感情を抱いているように見えたことが無いか、思い返してみてほしいのです。
本当にそれはあなたの感情でしょうか?親の真似をしてしまっていませんか?
長くなってしまったので、続きは次回。
今回の新月は、家系の課題を乗り越えるために、自分の価値観を決めていくこと、行動していくこと。そんなエネルギーに溢れている新月です。
具体的にこの罪悪感や無価値観が幸せの鍵になっている理由を、次回以降もっと掘り下げていきます。
つづきはこちら↓
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