映画館の嗜み(春画と日本人編)
時間のあるときは映画館へ行く。なくてもいく。w
とりあえず行く。なんとなく行く。ひやかしに行く。w
理由なんてなんでもいいから映画館へ行ってみる。
私は、
近隣映画館のお得になるメンバーズカードを3枚持ってウロウロしている。w
とにかく、映画館へ行く目的は映画を観ることが第一ではあるけど、
そこに来て、その時間に観に来れる人がどんな人で、その映画に興味を持つ人がどんな人なのか?普段から一人で来ているのか?カップルで来ているがこのカップルはファーストデートなのか?この後どんな風に盛り上がるのか?w
などなど、
映画を楽しむだけではなく、そこに集まる人の人間模様も同時に楽しめる。
普段は、(イキって言うとw)行きつけの映画館はミニシアターなので基本的に人が少ないのですが、こんなマニアックな映画をわざわざ時間を作って観に来ている人ってどんな人なんだろう?と興味が湧いて仕方がない。
だから、たまに話しかけることもあるが、
(すぐに話しかけるクセがあるw)
だいたい1人で来ている人たちなので気さくに話してくれる。
話しかける時はいつも決まって、
「お好きなんですか?」と、、、。
さすがに殺人系の時は聞けないがw
すると、だいたいは、そのあと上映時間まで楽しい時間を過ごせる。
私のような不良主婦が同じように映画館に出没していることがわかった。
マニアックといえば、
大阪のディープスポット十三にある、第七藝術劇場に行って来た。
さすがに、小心者の私には1人で行くにはハードルの高い場所に感じてしまい友人を道連れにした。
随分と久しぶりに映画館で並んだ。
最近はネット予約も、座席指定もできるが、ここは先着順。
よそ者だとバレると、何か気まずいような雰囲気の映画館なのではないかと緊張した。
そこで観たのは、これ↓
「春画と日本人」
2015年9月東京の小さな私立博物館「永青文庫」で21万人を熱狂させた春画展の記録映画。
日本人でありながら、春画を公の場で目にする機会がない私たちにとっては袋とじのような興奮と期待感がここまでの人を集めたのだと思う。
当時、残念ながらも見に行くことができなかったので、
映画で上映されると知ってすぐに行くことにした。
内容は、春画そのものというよりも、なぜ春画が日本から無くなったのか?そして春画と日本人や家庭での役割など、、、。
なんだか、思っていたようなエロい話ではなかったw
映画館の半分は女性客だったのにも驚いた。
どうしてここにいる女性は春画なんかに興味を持ったんだろう、、、
って私自身もそう思われていたのかもしれないけどw
映画は、好奇心を満たすだけではなく、その後も刺激し続けくれる。
どんな映画であっても、何かしら心に残ったり影響を受けたりする。
私の場合、角田光代さん原作の「月と雷」では、草刈民代さんがこの映画の中でスナックで歌っていた曲が忘れられなくて必死に探してみました。
すると「私の風来坊」という歌だと判明し、とても古い歌のようですが、今では私のカラオケの十八番になっています。w
私の自己紹介の仕方も、実は007に影響を受けています。w
ジェームズ・ボンドは自己紹介する時、必ず最初に
「ボンド」しか言わないのです。
そして、「ボンド、、、(一息ついて)ジェイムズ・ボンド」というのです。
気づけば、私も全く同じように自己紹介をしてしまっています。w
こうやっていつの間にか、自分のものになっていたりするものです。w
映画の楽しみ方は観た後も続いていく、、、ということですね。
何かちょっとでも気になる映画があれば、ぜひ映画館へGO!です!
それではまたの投稿で〜♪
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