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HSK08 - 嬉しかったもの


一週間ぐわーっとハウスキーピングマガジンを更新したので、ちょっと休憩しましょう。
週末ですしリラックスした内容です!


そういえば、ホテルで働いていた時の資料をまだ手もとに残していたわ。ということでちょっと中を覗いてみました。

大半が、勤務上サインをしなければいけなかった諸々の書類のコピーだったのですが(仕事の詳細が書かれたリストも発見。これを先に見ておけばよかった…)、中から、捨てられなかったお客様からの「ありがとうメモ」が出てきました。

見出し写真のThank you達です。

6年半働いてきてこれだけか? と思われるかもしれませんが、正直、ありがとうっていうメモを残してくださる方は稀です。

また、私の気持ちに余裕が出てきてから「メモを手元に残そう」と思えるようになったので、初めの頃は掃除するお部屋にメモがあっても残していなかったと思います。毎朝もらうボードにくっつけてリーダーに返し、みんなが見られるように掲示板に貼り出してあったりもしましたからね。

メモだけの場合もあるし、チップが添えてあったりもしましたし、チップだけ置いてあることもありました。

なんにせよ、裏方仕事をする私たちにとっては、お客様からいただく嬉しいギフトでした。

私がホテルで働く以前だったら、客としてホテルを利用する時にチップを残すことはあっても、メッセージを残したことはなかったように思います。
しかもチップだって、旅のガイドブックに書いてあるからそうしているだけで、感謝の気持ちというよりマナーかなくらいの感覚でした。

受け手としてメッセージをいただくようになってから、その嬉しい気持ちをお裾分けしたいなと思うようになり、ホテルを利用した際は、少しのチップとともにメモを残すようになりました。
(noteの投げ銭システムも、ホテルのチップみたいな感じですよね♪)

そういえば一度、スタッフとしてお客様のお部屋にメッセージを残したことがあります。

日本からの修学旅行生が泊まりにきていたのですが、廊下ですれ違う生徒さん達がとてもハキハキと挨拶をしてくれたんですね。
オキュの掃除に入っていた時も礼儀正しく接してくれたのが嬉しくて、引率の先生のお部屋を掃除中、
『これは先生にメモを残そう』
って思って、生徒さん達のハキハキとした態度に感動しましたっていう手紙を残しました。

喜んでくださったか、はたまた「なんでこの部屋に教師が泊まってるってわかった?」と気味悪がられたか、それは私の知る由はないのですが…。


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