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【ワーママ】子育て環境によって「大変さ」はまったく違う

ワーママとして奮闘する中で、働きながら子育てすることの「大変さ」は、その家庭の「条件・環境」に大きく左右されるなと思います。

例えばわが家の場合、夫の帰宅は遅くても19時過ぎ。炊事や洗濯など基本的な家事もできるので、私が休日出勤のときは基本的に夫が子ども達の面倒を見てくれます。

婚約を機に、私の実家近くに引っ越してきたため、子どもが熱を出した時も、実家の母に子どもを預けて私は仕事に行くことができます (通院だけは、母親である私が付き添いますが) 。

ところが、同僚のAさんの場合、自分の両親・義理の両親ともに遠方で、近くに頼れる親族がいません。
また、夫は家事・育児に協力的ではあるものの、通勤時間・職場での拘束時間が長いため平日はワンオペ育児になってしまいます。

外から見ると私とAさんは
「同年代の子ども2人を育てる母親」
として、同じように映るかもしれませんが、おそらくAさんの「大変さ」は私の比ではありません。

一方で、同じ職場のBさんは実のお母さんと同居しており、夫がお婿さんに入っている状態です。
共働きでも、日々のご飯作りや子ども達の送迎は、基本的にお母さんが担当してくれるため、仕事と子育ての両立に悩んだことは、あまりないと言います。

同居ならではのストレスも、もちろんあると思いますが、家事・育児の大半を家にいる実母が担ってくれるなら、Bさんはその気になれば、残業を引き受けることだってできるわけです。

私は「Aさんは頑張っていてすごい」とか「Bさんはお母さんに頼っていてずるい」とか、そういうことを言いたいわけではありません。

ただ、働きながら子育てをする上でその人が置かれた「環境・条件」というのは、かなり大きいと思うのです。

それなのに、その人の事情をよく知らない第三者が、ママ同士を比べるように、

「○○さんは残業も引き受けてくれるけど、△△さんはさっさと帰ってしまうよね」

とか、子育てが一段落した人が、

「私のときは、もっとうまくやっていた」

といった発言をするのは本当に悲しい。

「子どもを何人育てている」 とか
「何歳くらいの子を育てている」
というごく表面的なことで、その人の本当の「大変さ」は分からないはずです。

もっと言ってしまえば、同じ年齢の子どもでも、その子の個性によって「親のサポートがどれ程必要か」もかなり違ってきますよね。

私は基礎体力も根性もない人間なので、夫が非協力的で、実家のサポートもなかったら、今の仕事を続けられなかったと思います。

ワーママを続けられるかどうかは、
「その人の “頑張り以外の要素” が大きい」
 ということは、多くのママが感じていると思うけれど、世間では意外と注目されていない気がします。

なので、こうしてnoteに書いてみました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました

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