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モンテッソリースクールでの毎日。

私はアメリカのモンテッソリースクールの1年生から3年生のクラスを
日々担当しているのですが、今年は私にとって初めての教育現場でした。 


で、アメリカは9月が新学期なのであと1週間で今年が終わります!
1年早かった〜!
そんな訳で少し学校での様子を何回かに分けてシェアーしていこうと
思います。

簡単にこの学校のインフォメーションから。


  • モンテッソリ教育(イタリアの医師が発案者。自立心や責任感を育む教育)

  • モンテッソリー教育の沢山の道具を使い、手を沢山動かしなから勉強を進めていく。

  • 私立な為比較的裕福な家庭層の子供が多いい。

  • トランスジェンダーの両親2組。

  • 性別を変えた子供。

  • 里親を転々としてきた子供。

  • 両親を自負で去年失った子供。

  • お父さんが三人いる子供。

ザーッと箇条書きにしただけで、すごい。
既に濃い人生を歩んできた子供達。と、思っているかと思います。

私も今まで自分の子供達とその周りの子供達しか知らなかったので、
正直驚きと、まだまだ私自身もこの教育方法を学んでいる途中なので、
あまりの日々の濃厚さに疲れきって帰宅する日も多々ありました。

感想から言うと、子供の学校での行動は
どんなバックグラウンドに子供達が置かれていて見てきて感じてきたか。がそのまま出る。と言うことです。

モンテッソーリ教育について。
私も一人の子育て中の母親の目線からお話したいと思います。

まず、はじめに、素晴らしい教育だと思います。
日本だと幼児教育のイメージが強いと思いますが、ここのもンテッソリースクールは保育園から5年生まであります。(6年生からアメリカは中学生になります)

まず初めにクラスルームに入ると沢山の勉強で使う細かい道具があり驚きました。
たまに道具の使い方などを載せているのでよかったら見てみてください。
            ↓


この教育方針は子供達に自立をたす教育なので、勉強の仕方も進め方も子供達によって違います。
また好きな場所で勉強を始めます。
床だったり、二段ベットだったりと本当に自由。

そして上の学年の子が下の学年の子に教えてあげることも多々。
日本の学校のようにじっと1時間机に座ってはいません。

月曜日にまず、それそれの子供達に合わせたコントラクト
という一週間のうちに終わらせる算数、英語、化学。色々な科目の用紙をもらいます。

そして、勉強の時間になるとその中からやりたい事を選んで勉強を始めます。

これなーんだ?

とにかくそれぞれの勉強において道具があるので、クラス中の床に子供達は
道具を広げて黙々と勉強を始めます。

ものすごく時間はかかるけど、人生と同じですよね。
近道なんてする必要はない。
自分が心地の良いように自分のペースで自然と頭に入ったことは必ず残ります。

沢山手を動かして手から脳へと伝達していきます。

ちなみに上の写真は算数の勉強の一コマです。

本当になるほどと思うことが沢山隠れている教育方針で、
私もこれだったらもう少し勉強に苦手意識を持つことなく自然と
子供の時に色々学べたのでは?と思っています。

では今日はこのへんで。
明日は学校で自転車のイベントがあるのでそろそろ寝ます〜!

おやすみなさい⭐️


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