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Komatsu Summer School

今日は、私が7月の終わりから8月の10日まで参加した、小松サマースクールと呼ばれるサマープログラムについてご紹介したいと思います!


普段は、石川県の小松にて国内外の大学生と高校生が集まり共同生活を行いますが、今年は新型コロナウイルスの影響により合宿という形が取れない為、オンラインで行われました。

7月から4人の大学生と3人の高校生で構成された ”ハウス” のメンバーで事前課題を、8月からは本格的に全10ハウス、総勢70人を超える学生たちがzoom上で ”対面” しセミナー、ディスカッション、語り場など様々な企画を遂げました。

 例えば、事前課題では「your book talks」という企画で自分たちが以前読んだ本で印象的だったもの、期待外れだったもの、などをプレゼンの形で限られた時間の中で発表し、「おうち時間紹介」では自身の自粛生活をふりかえり、パワーポイントを作って発表しました。

 KSS期間内は、
・大学生との語り場:フリーなテーマで大学生と話し合ったり質問するアイスブレーク的な時間

・社会人との語りば:様々な分野でご活躍されている社会人の方々をスピーカーとしてお招きし、お話を伺ったり人生に渡るアドバイスをいただいた

・セミナー;リベラルアーツの考えを基に、大学レベルの授業を英語&少人数で受けた

・SDGsワークショップ;SDGsについてのトーク後、ハウスごとに一つの目標に関して、現状・国内外での課題・解決策などを話し合い全体で発表

・ミライから未来へ;事前に自分たちで思い描いた20代から70代の自分の生活を基に話し合いや発表を経て、不確定なミライをより明白な未来へと変えていく

・高校生セミナー;最終日は高校生が主体となって、KSSで学んだスキルや知識をもとに、「地元からわかる私のアイデンティティ」をテーマにプレゼンテーション

・フリーインタラクション;1日から10日間、高校生と大学生が自由なテーマで語る場

などなどなど。一つ一つの企画を終えるたびに、「はあ〜充実してた」と笑ってしまうほどの内容の濃さ。忙しい毎日の中でも、ほんっとうに毎回毎回、参加して良かったと思えたんです。

KSSが素晴らしいのは、プログラムの力だけではありません。
すごく前から綿密に準備されてきた大学生の、高校生により刺激のあるKSSを過ごしてほしいという熱意は、コミュニティーの雰囲気にも現れていました。

 多忙なのに、私たちがプレゼンのスライドを見て欲しいと言ったらハウスメンバー全員揃ってzoomミーティングを真夜中に開いてくれる大学生、オンラインでも結束を高めようとリラックスしてinclusiveに話してくれる人、セミナー中にも誰も置いていかれないように常にサポートしてくれる人。
 様々なバックグランドを持っていて一人一人違う才能や興味に長けている高校生、夢に溢れている人、話しているだけで笑顔にしてくれる人。

そんな大学生や高校生のおかげで、オンラインにも関わらず、KSSのコミュニティーはとても暖かく、メンバーの顔を見るたびに落ち着いて、自然と笑顔になれる場となっていました。

私がここでKSSについて書いている理由はここにあります。
可能性に溢れる高校生に、こんな素晴らしいコミュニティーを見つけて欲しい。
それが可能なのは、KSS以外にもあるかもしれません。方法は構わないから、高校生の今だからできること、少しでも自分のコンフォートゾーンから一歩踏み出してみんなと違うことををして欲しい。
高校生である私がいうのは偉そうかもしれないけれど、騙されたと思って試してみたら、私がこんなにお願いしている意味がわかると思います:)

学校に通っているだけでは教えてくれない、自分と向き合うこと、そして他人と向き合うこと。
私はKSSに参加してこの2つの本当の意味が分かった気がします。

プレッシャーや社会的価値観に影響されやすい現代社会に生きている私たちは、自分の人生を幸せにするための自分の「軸」が失われてしまいがちです。(少なくとも私はそう感じます)

社会人の語り場でお話しさせていただいた、ミスワールド2017 日本代表の山下晴加さんがおっしゃっていた、自分のブレない「価値観・軸」、アーティストのロススザーンさんからの「Life is yours」、外務省の和田敦郎さんの「you don't make right choices, you make choices right」。
そして私の大切で尊敬してやまないハウスリーダーが手紙で「Be the best of yourselfを更新してね」と言ってくださったこと。

KSSに参加したことでほんっとに素敵な人たちに出会って、インスピレーションを受けた2020の夏はかけがえのないものとなりました。

最後まで読んでくれた人、ありがとうございました♡


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