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職場の定例掃除に対して思うこと

こんにちは。社会福祉士、精神保健福祉士のHinaです。



◇雑談


早いもので、3月に入りました。2024年が始まって2ヶ月が経過したわけですが、皆様今年に入ってから何かチャレンジしたことはありますか?
来月やろう、年度が変わったらやろうと思っていては手遅れになると思い、私は気になっていたnotionに手を出してみています。
Todoリストやクイックメモといった基本的なシートだけ使っている状況ですが、使っているうちに慣れてくると思いますので、また使用感など記事にしていきたいと思います。
今年が始まってからまだ何も新しいことに手を出していない!チャレンジしてない!と思った方は、ぜひ何かに手を出してみてください。
ダメなら、すぐ辞めたらいいのです。気軽にチャレンジしましょう。

◇私が職場を掃除するわけ

さて、今日のテーマは「私が職場を掃除するワケ」です。
皆様、職場の掃除時間はありますか?私が働く施設では、事務所の掃除は持ち回り、フロアの掃除は利用者と一緒に活動中に行うことになっています。そのほか、廊下やトイレなどは就労支援事業所の方々に依頼しています。

・嫌々掃除している人の話


対して、一般企業に勤める私の友人は、始業前の15分間に社員全員で掃除をするのが習慣になっているそうです。意欲的に始まったことなのかもしれませんが、今働いている方々はみんな面倒がっているとのこと。それもそのはず、始業15分前に掃除を始めることができなければ、遅刻という扱いになるのだそうです。
したくもない掃除のために早く出勤して、しかもそれが業務時間に含まれない。だけど遅刻扱いになる・・・という点に疑問を抱いていた友人ですが、私はこの話を聞いて「掃除をしたくない人と、気持ちよく掃除できる人のマインドにはどんな違いがあるんだろう??」と思いました。

・私は職場の掃除が好き


私は、職場の掃除が好きです。といっても、掃除自体はもともと好きではありましたが、業務時間外に行うことには抵抗がありました。しかし大学3年生の実習をきっかけに、業務時間外の職場掃除が好きになりました
大学3年生の頃、地域包括支援センターで1ヶ月半の実習を行いました。そこでは毎朝始業15分前くらいから職員全員で事務所の掃除をするのが習慣になっており、実習生である私もその時間に間に合うように行っていました。
最初は「実習は8時半からなのに、なんでこんなに早く来なければいけないの?」と不平不満があった私ですが、実習先のクレド(定款)にこんな文章がありました。
「クリンリネス:私たち職員は、利用者がいる空間を清潔に保つ義務があります」
この文章を読んだ時、掃除はただの作業ではなく、自分や利用者が過ごす空間を”清潔に保つための行為”なのだと気付かされたのです。
その定款を読んだ時に初めて、掃除という行為が自分や利用者のために行う気持ちのいい行為だと気が付きました。
そこから、掃除が”嫌々行う業務”から”清潔に保つための行為”に見えて、とても好きになったのです。

・自分の職場を好きになりたかった

私が働く施設は非常に古い建物です。そのため、いくら清潔を保持しようとしても水道と壁の隙間から水が漏れていたり、そこからカビてしまったりと、過ごしていて気持ちのいい空間とは言えません。新しい施設や煌びやかな建物で働くOLを見て何度も憧れの気持ちを抱いてきました。
正直、自分が働く施設や事務所の中が嫌いでした。
もっと自分が好きな空間で働きたい、もっと清潔で綺麗な新しい空間で働きたいと憧れを持ったとき、清潔に保つための行動だったら今の自分でもできる!と思ったのです。
単に場所を変えて「好きな場所で働きたい」と思っていた私ですが、事務所の中やフロアを自分で掃除したり身の回りを整えることで、今働いている職場が「好きな場所」になるかもしれないと思ったわけです。

・自分の職場という意識


私の施設の寮長は、時々施設のトイレ掃除をしたり、壁のペンキを塗り直したりしています。もともとDIYが好きな人ではありますが、それ以上に施設のことを「自分ごと」として捉え、自分の家のように施設を大切にしている表れなのではないかと思うのです。
自分にとって、そして利用者にとって暮らしの場である意識を持って施設と関わっているのだと、勝手に想像しています。
かつての私には、「業務の時間以外で職場の掃除をするなんて損だ」という意識がありました。しかしこう考えると、自分が働く場所を綺麗にするのに損も得もないように思えます。気持ちいい場所で働きたい。そのために自分ができる範囲で掃除をして、その場を気持ちよくしたいな、と思うのです。

ということで、職場の定例掃除について語ってみました。
では、また🧹

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