見出し画像

未完了のタスクを終わらせよう

こんにちは。社会福祉士、精神保健福祉士のHinaです。

◇雑談

先日ジムに行った時、強風で車のドアが勢い良く開いてしまい、隣の車にドアパンチしてしまいました。中に運転手が乗っていたので声をかけましたが、「気にしなくていいから」と何度も言ってくださり、その場を後にしました。
帰る前に車を確認し直したところ、相手の車にも私の車にも擦り傷が残っています。
物損、そしてぶつけられた本人が何度も「大丈夫だから」と言っているのでそのままですが、少しモヤモヤが残ったまま帰宅しました。
モヤモヤが消え去ることはなく物事に集中できないので、もう一度改めて運転手に声をかけてみようと思います。
こうして文章化すると、モヤモヤも少しは解消するものであると期待して、雑談で取り上げてみました。

◇降伏論

さて、今日はこちらの本の紹介です。

「成功したければ諦めろ」と大きく見出しのあるこちらの本ですが、諦めるという言葉を前向きに使っています。この本から、大きく2つ印象に残った内容をまとめます。

・頭をちらつく小さな出来事を解決する

冒頭でも挙げたように、私は一昨日から「車のドアパンチ」の件で頭がいっぱいです。さらに、最近ハマっている韓国ドラマの内容も頭をちらつきます。こうしてnoteを書いている今でも、100%集中できているかと言われれば、答えはNOです。そして、確実に生産性が落ちています。
今回のドアパンチの件のように、自分を悩ませる大きな出来事があれば、それを解消することで集中力がアップするという意識は多くの人の中にすでにあると思います。しかし、それがとても小さな出来事だとしたらどうでしょうか?
「あの人にLINE返さなきゃ」
「あとでご飯を炊かなくちゃ」
こんな小さなことが頭にパッと浮んだからと言って、あえてそれらを終わらせてからタスクに取り掛かろうとするでしょうか?
私を含め多くの人は、小さなタスクを軽視しています。思い出すたびに注意は外に向き、それを戻すためには時間も労力も脳のエネルギーも必要としていることに気がつきません。
しかしどんなに小さなことでも、未完了のタスクは集中の邪魔をするのです。

・未完了のタスクはどうすべきか

未完了のタスクは、必ずしも完璧にやり遂げてからでないと次の行為に集中できないわけではありません。未完了のタスクを完了させる、もしくは完了の目処をつけるだけでも十分効果があります。要は頭の中で「あれやらなくちゃ!どうしよう・・・」と流れることが集中を切らすトリガーになってしまうのです。
近くにメモを置いておき、思いついたタスクはとりあえずそこにメモしておくとか、溜まったタスクメモを片付ける時間を作るなどして、頭の中に未完了のタスクがないようにしておくのがコツです。

・「一生懸命やる」リスク


もう一つ、印象的な学び。
それは「どうすればいいか、具体的に考えることを諦めた人が「一生懸命やる」を選択する」という学びです。
「この課題に対して、どうするの?」と聞かれ、困った時に出る言葉が「一生懸命やります!!」になりやすいのです。
これは、具体的なやり方は思いつかないけどとりあえず一生懸命やります!!と言っているようなもの。何か取り組む前に「とりあえず一生懸命やろう」という心持ちで取り組んでしまっていないか?と自分に問いかけて、熟考することを放置せずに取り組みたいと思います。

というわけで、集中力が落ちていろいろなことに対して時間が足りず、少し急足で執筆しましたが、降伏論の紹介でした。
では、また🌷


この記事が参加している募集

皆様からいただいたサポートは、書籍購入やスタディツアーへの参加費、業務外研修の旅費などに使わせていただきます。 温かい応援にいつも助けられています。ありがとうございます💐