ホットヨガに行ってみた

滝のように汗が流れる。という表現は、ホットヨガ中の私を形容した非常に的をえた言葉だと思う。


ホットヨガではレッスンの前に「発汗促進クリーム」なるものを体中に塗りたくるのだが、このおかげで想像をはるかに超える量の汗が出る。


どんなポーズをとっても、どんなに呼吸に集中しようと思っても、ただ頭の中にあることは「汗やばない!?!?!?!?!」の一つだけ。


汗の境地だった。


「はい、ではお水をとってから次のポーズに行きます。」
と講師の人が言うと、なんとなく休憩タイムになる。そのタイミングで、私が何度となりの人に「え、これ汗やばくないですか?笑」と話しかけたかったことか。

なんなら1人でニヤケてしまっていた。



終わって、あの時間を振り返ると、確かにリフレッシュにはなった。

汗のこと以外を考えない、ある意味「汗以外の思考デトックス」みたいな時間だった。


多分、他の体験レッスンにも行ってみるのだとは思うのだが、一個確実に苦手なことが見つかった。


それは汗ではなく、「密室」なのだった。


暑くて汗やばくて、逃げられないなんて。


無理だよお。




言葉で、日々に小さな実りを。そんな気持ちで文章を綴っています。