見出し画像

何事も”バランス”が大切な話

こんにちは。Hinakoです。

今回は、本日配信したPodcastや私が運営しているレイキアフターフォローコミュニティ”靈氣ブラッシュアップコミュニティ”の中でも話題になった”バランス”について話をして行きたいと思います。

Podcastでは”アーサナ練習”、レイキコミュニティでは”女性性と男性性”と一見違った内容で話したように感じましたが、着地点は同じだったのでこれは大事なことだなと思い、文字でも起こすことにしました。noteでの共通言語はアーユルヴェーダなので、アーユルヴェーダ視点でお話してきます。

バランスが大事

アーユルヴェーダではどの観点で言えるかというと、パッと浮かぶのがトリ・ドーシャ。ヴァータ、ピッタ、カファの性質は○○タイプと限定付けるものではなく、全ての人が全ての性質を持ち合わせており、それぞれのバランスが人によって違ってくるものです。どのタイプが優勢だと良いとか悪いとか、そういう話ではありませんよね。
また、常に揺れ動くことが特徴です。今は冬の時期ですので、どうしてもヴァータが強くなる。寒さや乾燥の過剰を防ぐために、どうすればいいのか自分なりのメンテナンス方法が必要になってきます。私の場合、アヴィヤンガが本当に最強だなと思うので、サボりやすいのですが毎日行うよう取り組むことにしています。

(ちなみに私が愛用しているセサミオイルのショップが只今年末年始セールをやっているので、是非この機会にお試しください)

トリ・ドーシャは肉体を主に司る性質。では、精神面はどうでしょうか。心の性質には、トリ・グナという3つの性質がありますよね。
サットヴァ、ラジャス、タマス。それぞれ私たちがこの物質的世界で生きていくうえで必要なエネルギーであり、全ての性質に意味があり、全てを持っています。特にトリ・グナは「サットヴァが多い方が良くて、タマスが良くない」みたいな考えをよく聞きますが、こちらもトリ・ドーシャ同様にいらない性質は何一つありません。
この3つがあるから私たちは物質として存在でき、様々な生命活動を行うことが出来ています。
悟りに向かって生きることがサットヴァであり、行動することがラジャス、そして休息することがタマス。
大雑把に言うと、私はこのようにそれぞれのグナを理解しています。

こうしてみると、どのグナが過剰すぎてもアンバランスになるんですよね。
悟りに向かって生きることが過剰になると、地に足がつかなくなり、今の状況が分からなくなります。エネルギーや精神面に興味にある人はこうなりやすいです。いわゆる、”グラウンディング”が必要になってきます。また、ラジャスエネルギーによって行動力や前に進むエネルギーを生みますが、このエネルギーが過剰すぎると強欲や怒りに結び付きます。そして、休息の役割であるタマスはが過剰になると、動くことをやめ、停滞していきます。これでは生を受けた目的を果たせません。

トリ・グナ視点でも、全てが大切になってくるんですよね。

常に揺れ動き変化し続ける私たち

バランスを取りたい。では、どうすればバランスが取れるのか。
それは私たちの性質を理解することです。その性質とは、「常に揺れ動き変化し続ける」ということ。
私たちは常に細胞レベルで変化しています。目には見えないかもしれませんが、必ず変化しています。その動きが、私たち各々の生命活動です。
物質だけの視点で見ると、どうしても変化が目に見えにくいことから、私たちの性質を見失いがちです。
過去の自分は過去の自分、この先の自分は、今の自分と違うのです。
だから、常に”自分の現在地点はどこなのか”振り返ることが大切だなと思います。

私の場合、この振り返りの習慣がディナチャリアであり、ヨガのアーサナ練習であり、瞑想練習です。
微細な変化も、この習慣を続けると本当にキャッチできるようになってきます。
最初の内は大きな変化ばかり求めていたからあまり気付かなかったこともあるのですが、”常に変化する”という本質を理解してからは毎日違う自分自身に驚くばかりです。
生き物とは、このように変化し続けるからこそ、尊く美しいな、と最近本当に良く思います。
空を見上げても、地球は毎日違う顔(空)を見せてくれますよね。
私たちも同じように、毎日違うのです。

そして、バランスを取って、偏りのない心地の良い状況に進めれば、良いですよね。

今日はどちらかというと私の気付きをシェアする形になりました。
アーユルヴェーダの視点は、私が一緒に学んでいるヨガやレイキと繋がることばかりです。
日々の発見が楽しいです。皆さんも、それぞれの自己発見の方法で毎日違う自分自身との出逢いを楽しんでください。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
皆さんにとってよい日となりますように。

Om
Hinako

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?