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店を始めたい方へのメッセージ

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これからご自身の店を持ちたいと思っている方の役に立てばという思いで書いています。ありのままをお伝えしなければ意味がないと思うので、読む人の鼻っ柱を砕くようなことも気にせずに書きま… もっと読む
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#開業

コーヒー関連の資格を取得することにメリットはあるか?:店を始めたい人へのメッセー…

これから述べることはあくまで私の私見であり持論です。 最初に申し上げておきたいことは 珈…

店の売りにしないほうが良い「売り」:店を始めたい人へのメッセージその25

これから述べることはあくまで私の私見であり持論です。 ひとつの考え方として受け止めて頂け…

店に持ち込まない方がよいもの:店を始めたい人へのメッセージその24

結論、自分の店です。自分の好きなようにすれば良いと思います。 その点について、とやかく言…

「開業だけならサルにも出来る」
事業は継続することにこそ意味と価値があります。そして難しさと楽しさと喜びがそこにあります。
「副業で」とか「おためしで」とか、そんな店に誰も期待しません。そこからもう事業に失敗していることに気付いて下さい。どうせなら人生賭けてチャレンジして下さい。

高級ブランドを扱うメリット:店を始めたい人へのメッセージその23

結論、メリット大ありです。店の格が上がります。 「自店の格は自分が決める」です。 当店で…

中高年の開業希望の方に忠告します。くれぐれも退職金ありきの事業計画は立てないようにしてください。退職金は完全リタイヤ後、あるいは不測の事態が発生したときの貴重な資金です。使ってしまったら、何かあったときにリカバリー不能に陥ります。大切なのは1にも2にも「持ち金」です。

ハンドソーティングに掛かる手間(人件費)と、歩留まりの良さを考えれば、小規模自家焙煎珈琲店はスペシャルティグレードを使うことがやはり正解と改めて思います。 味においての優位性は言うに及ばず、ハンドソーティングに費やす時間を大幅に削減できることから結果的にコスパも良くなります。

「グアテマラ味比べセット」をつくりました。

「グアテマラ味比べセット」を紹介します。 お客様に楽しんで頂くためのアイデアのひとつとし…

味覚センスの鍛え方(ダイジェスト版):店を始めたい人へのメッセージその22

店を始めたい人へのメッセージその21で、焙煎人にとって一番必要とされるスキルは 「自分の焙…

開業当初はお客様が少ないことをむしろラッキーなことと考え、ひとりひとりのお客様とのコミュニケーションを大切にして、店のファン、さらにはサポーターを増やすことに時間を使ってください。
ヒマだからそれが出来るはずです。
これも潤沢な運転資金があってこそ出来ること。

「守破離の破」宣言

2024年は、私にとって開業7周年、修行を開始してから10周年の節目の年です。 この10年間、恩…

ネットショップだけで珈琲豆を販売することは、実店舗で販売するよりもよほどハードルが高いと思ったほうが良いと思います。出店すれば自動的に売れると思ったら大間違い。集客のための絶え間ない情報収集と情報発信が必要です。成功しているショップはごく一部で、残りはEC業者の養分です。

「人に期待すれば不満となり、環境に期待すれば不安となり、自分に期待すれば出番となる」
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」
「変えない覚悟と変わる勇気と」
私の座右の銘です。

焙煎人にとって最も大切なスキル:店を始めたい人へのメッセージその21

3年間続いたコロナ渦の中、雨後の竹の子のように出てきた小規模自家焙煎店さん。 (ここから先、辛辣なもの言いになりますが、本当に大切なことを述べるつもりです。受け止めて頂けるとうれしいな) そんな新しい小規模自家焙煎店さんの珈琲を土産に頂くことがたまにあります。また試しにと自分で買ってみることもあります。 飲んでみて「え?これ商品にしちゃうんだ」って思ってしまうNGな珈琲に出会う確率は高いです。 「え?」な珈琲を「え?」と思わずに販売している。 これって焙煎人にとって一