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ごめんにもありがとうにも時効はない|読書note「タイプが分かればうまくいく!コミュニケーションスキル」

転職支援の仕事は、実は「営業職」にあたります。

ですから、研修ではロープレなんてものもするんですが、
「相手のコミュニケーションスタイルに合わせられるといいね」
と先輩にアドバイスいただきまして、読んでみました
コミュニケーションスタイルの本。

1,読了直後の率直な感想

ドライビング、エクスプレッシブ、エミアブル、アナリティクス。

4つに分けられるコミュニケーションスタイルで、
どういう人がどれに分類されて、どう接したらいいか。

それを学びたかったんですが…
お目当ての項目は50ページくらいでかなり少なく、
個人的には不完全燃焼でした…

逆に言えば、それ以外の項目も多くて、
コミュニケーション全般について語ってくれているとも言えます。

2,心に響いた言葉

「ごめんなさい」に有効期限はありません。
(中略)
「あのときはごめんなさい」
「自分の未熟さに今になって気づいた」
「貴重な機会をありがとう」

お詫びの気持ちと自分の気づき、気づかせてくれた感謝を3つ、セットでコンパクトに伝えましょう。

「ごめんなさい」に気づくまでに、時間がかかることって実は往々にしてあるんじゃないでしょうか。少なくとも、私は結構あります。

あのとき、こうすべきじゃなかったな。
あのとき、悪かったのは自分の方だったな。

そういうときって「時すでに遅し」というか、言いにくいんですよね。

でも、遅くなってもごめんなさいは伝えようよ。
こうやって伝えたらいいよ。ということで。

これから、折があれば使ってみたいと思います。

そして…

今の私はあなたのおかげだと思えたら、伝えどきです。「ありがとう」の感謝の言葉は、時を越え、いつでも何度でも、伝えて損はありません。
「ありがとう」はいつまでも。チャンスがあれば、何度でも。

「ありがとう」も、いつまでも。そしてこっちは、何度でも。

10年後とかに「あのときはありがとうございました」って、
自分が言われるのを想像すると、嬉しいですもんね。

3,読んでどうなる?

ん~、正直、どうなるってほどでもない本でした。

お目当ての4つのコミュニケーションスタイルの話と
「ごめんなさい」と「ありがとう」の話のほかに、役に立つTipsとしては

  • 相手のための「見せるノート」をとる

  • 立ち話など、メモを取れないときは「指折り作戦」

  • 好奇心を持って自分から質問して、周りの人を"先生"にしよう

くらいでしょうか。

「見せるノート」はコーチングを生業にしている人にイイかもしれません。

個人的には、4つのコミュニケーションスタイルの話を
一読しただけでは覚えられないので
その部分だけは何度か読み返すかもしれませんが。

4,こんな人におすすめ

文字が大きく、絵や図も多く、厚さの割にはサッと読める本なので、
コミュニケーションについて学び始めた入門くらいの人にはいいのかな?

そんなにオススメって感じの本では、正直なかったです。

アイスブレイク苦手な、コミュ力低い1年目営業マンのひなに
オススメの本を、皆さん教えてください!

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