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イラストレーターはどこに営業すべきか?

イラストレーター&文筆家&漫画家の陽菜ひよ子です。
このnoteでは、今までしてきたお仕事をご紹介しています。
主な内容は、お仕事の詳細や感想、依頼されたきっかけなど。

イラストをご依頼される方にとってのサンプルとなるだけでなく、イラストレーターを目指す人が参考にできるような内容を目指しています。
今までの記事は、コチラからご覧になれます。


ぴあMOOK中部の挿絵イラスト

今回のお仕事は中部ぴあさん発行のMOOKです。

ぴあといえば、いくつか前にご紹介したお仕事で、名古屋出身女優さんの名古屋本の挿絵というお仕事がありました。

この本は、ご依頼自体は東京のぴあ本社からでしたが、実際の制作は名古屋の編集プロダクション(編プロ)が担当。

やり取りは、ぴあの編集さんと編プロの編集さんと3人で行いました。

仲良くなった編プロの編集さんから依頼されたのが、中部ぴあ発行の和食MOOKのお仕事。

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早めに打診があったものの、ギリギリまで写真とイラストのどちらで行くか決まらず、かなりタイトな中での作業でしたが、大好きな食べ物なので楽しかったです。

実際の誌面はこんな感じ。

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今回はムックなのでフラットな仕上がりで。色はデジタルで入れています。

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それにしても、まだまだ知らないことってたくさんありますねー。会席と懐石の違いって、知ってました?どれが会席でどれが懐石かわかりますでしょうか?


本日のお仕事はここまで!
(下にイラストレーターのお役立ち(?)話がちょこっとあります)


出版社と編プロのどちらに営業するべきか?


どちらに営業するべきかと言えば、答えは「両方」が正解。

出版社と編プロの違いは以下の通り。

出版社・・・書籍や雑誌を制作・発行する会社
編プロ・・・出版社から依頼されて書籍や雑誌を制作する会社

編プロはいくつかの出版社をまたいで仕事をしている会社が多いのが特徴。
出版社も編プロもどちらにも、それぞれ得意ジャンルや強みのある分野があります。

◇出版社に営業するメリット

・大元のため、ギャラが高い
・仕事したい媒体(雑誌やシリーズなど)がある場合、出版社への直接営業が一番確実である

◇編プロに営業するメリット

・自分の得意分野や今後伸ばして行きたいジャンルの実績が多い編プロに営業すると、やりたい仕事が来やすい

たとえばピンポイントで特定の雑誌「◎◎」の仕事がしたい!と思うなら、その雑誌を出している出版社に営業しましょう。

ザックリと女性向けの仕事がしたい!と思うなら、女性向けの媒体を多く手掛けている編プロに営業をかけるとよいかもしれません。

この記事に登場する編プロさんは、MOOKや街歩き雑誌に強みがあり、その後も私は雑誌のイラストを何度か受注しています。

出版社にも編プロにも会社ごとに特色があるので、やみくもに営業するのではなく、自分のイラストの持ち味に合った会社に的を絞ることは重要ですよね☆

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