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Webライターになって辛かった話

こんにちは、求人広告ライターのひなあられです。    

フリーのライターになって早2年。 友人や後輩から「ぶっちゃけフリーランスってどうなの?」と聞かれることも増えてきました。  

個人的には「フリーランスになって後悔なし!」ですが、もちろん辛いことも経験してきました。  

そこで今日は「嗚呼…辛いな……」と感じた体験を紹介します。   

▼「良かった話」も合わせて公開しています。


案件を獲得するのは自分次第

案件を獲得するためには「私はこんなスゴイことできます!」「僕のスキルは貴社の役に立ちます!」といったように、“自分”を売り込まなければいけません。  

そのため、クライアントの希望に寄り添う&目を惹くようなプロフィール・メッセージを作るように心がけました。  

文字量が多い&ダラダラした説明は、それだけで読む気が失せるので プロフィールは項目立て・端的に書くなど、工夫して見やすくしています。  

また、例えばクライアントから「チャットワークの使用有無」を聞かれた場合は 「有り」に加えて、使用年数・使用頻度といった+αの情報を添えるようにしました。

「実際に使えるんだな=即戦力」として捉えてもらうためです。  

フォーマットさえ作成しておけば、あとは適宜修正をすればOK。 時々見直して、加筆することをオススメします。  

常に案件を探し続ける必要あり

私は案件を抱えていても、定期的に「何かないかな〜」とチェックしています。  

これは大口案件が突然終了し、不安のどん底に落ちたことがあるからです…。  

「案件が他にもある」というだけで精神的に落ち着きます。  そして、企業名や募集URLをメモ。 今の案件が終了したとしても、すぐ行動に移せるので安心です。  

ちなみに、私が実際に行っている案件の検索方法はこちらにまとめています。


なかには厄介なクライアントも…

基本的に良いクライアントさんが多いですが、なかには厄介な方もいます。   それは“フリーランスをコマとしか見ていない方々”です。  

私が出会ったのは「Photoshopを個人で契約してください」という方。  Photoshopは月額980円・2180円のプランがあります。 

他案件でも使用する機会があれば前向きに検討しましたが、 このクライアントのためだけに支払うことは難しかったので、断ろうと決意。  

・個人事業主として年間1万円以上の出費は痛い
・Photoshopが必要なら必須項目に入れて欲しかった  
という旨を丁寧に説明したところ「じゃ、こっちでやるからいい」と言われました。  

この時「嗚呼…コマとしか見られていないな…」と悲しくなったことを覚えています。  

ただの下請けではなく、「一緒に仕事をするパートナー」として働きたいですよね。   結果的に、このクライアントとは2週間ほどで「さよなら」しました。  

体調不調は命取り

体調不良でお休み=収入ゼロ、です。 さらには納品期限を延ばしてもらう、依頼自体をキャンセルする――なんてことも起きかねません。  

クライアントに迷惑をかけてしまうのはもちろん、信用問題につながる可能性も。 収入ゼロ、さらに信頼関係も壊れるなんて、恐ろしすぎます。  

そのため、体調管理には会社員時代より気を遣っています。 ましてや、ここ数年はコロナが猛威を奮っていたので   我が家(夫婦でフリーランス)は、かなり気をつけていました。 

最終的にコロナにかかり、取材1本、原稿1本をふっ飛ばしました…。理解のあるクライアントさんだったので、後日取材させていただけたのが、良かったです。


なかなか稼げません

会社員時代の年収と比較すると、私は半分以下です(笑)。 フリーランスで稼げるのは、一握りと言っていいと思います。  

2021年4月に【フリーランス初年度の収入事情(調査人数:100)】   というアンケートが行われました。   1年目の収入で最も多かったのが、200万円未満(82%)でした。

「生活水準を変えるのは難しいから収入が減ると詰む」という話も聞きますが、私の場合は会社員時代から節約していたため、不自由なく生活できています。  

お金の面での不安は大きいですが、   その分「税金」「貯蓄」「積立」などを学ぶきっかけになったと前向きに捉えています。  

オンオフの切り替えが難しい

家で仕事をする方の中には、切り替えが難しい人もいます。  

そんな方の場合は「仕事するモード」を作ることがオススメです。 例えば「コーヒーを1杯飲んだら仕事モード」「決まった音楽をかけたら仕事モード」など。  

私の場合は「メイクをする」「ブルーライトカット眼鏡をかける」です。   この切り替えをして、毎日仕事に向き合っています。  

孤独を感じやすい(らしい)

仕事の愚痴、悩み、ストレス。隣に同僚がいれば話せますが、フリーランスの場合、そうはいきません。  

こうした環境に慣れている私の友達は「フリーランス絶対無理!」と言っていましたが   正直、私は孤独を感じたことが一切ありません。  

旦那氏にも聞いたところ「ない」と即答でした。  

TwitterやSNSを通じて、多くのフリーランスの方と繋がっていますし   そもそも会社員時代よりも、ネガティブ感情が起きにくいからかもしれません。
 

社会的信用が低い(らしい)

約2年経過しましたが、今のところ実感はありません。

賃貸の引っ越しは一発で通過しましたが、「ローンを組む」のは、なかなか難しいようです。

社会的信用のために会社員に戻るべきか、と夫婦で話したこともありますが、今のところはフリーランスで頑張りたいと考えています。

 

最後に:人生において「何が重要か?」を考えることが大切

私は「お金」はほどほどにして、「時間」を手に入れました。  

会社員でいた方が断然稼げましたが、それよりも家族との時間を持つことを優先しました。  

フリーランスになった時、親友には理解されませんでした(悲しかった…)。しかし、その親友には家のローンがあったり、養育費があったりと、私と状況が違ったのです。  

人によって生活や価値観はさまざまです。   人生において「何が重要か?」をしっかり考えて、正しい道を選択していきたいですね。



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