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採用マーケティング概論/1年で社員数を3倍にしたノウハウ公開🌻

採用note_1記事目イントロ

どうもこんにちは。ひもりです。
どうしてもあることについて発信したくなり、今日からnoteをはじめます。

それは僕の大好きな「採用マーケティング」についてです。

僕は昨年から自社の採用を開始し、採用にマーケティングをフル活用して約1年間で会社の人数を3倍(12名⇒40名弱)にすることができました。
売上高も3倍近くの成長(3億⇒10億弱)を遂げ、さらにその間かけた採用コストは年間で200万円いかないくらいです。

マーケを採用に取り入れたからこそ、知り合いの人事さんに驚かれたり、提案をくれる人材事業者さんでさえ青ざめて帰ってしまうくらいにコストを抑えて組織をグロースすることができました。
採用マーケティングの恩恵をもっとも受けているのは自分だと思います。

本題、そんな僕がなぜこれについて発信していくことにしたかと言うと、、採用マーケティングという概念が世の中に誤解されているからです。。!

「採用マーケティングで成果だせます!」
「採用マーケティングで採用コストを下げて採用しましょう!」

こんなふうに言われ始めて数年が立ちましたが、「採用マーケティング」という概念の本来の意味はあまり理解されていないと感じています。

"いい人材を効率的に集客する”
”メディアをうまく運用して採用する”

くらいのこととして認識されている方も多いのではないでしょうか??(/_;)

実はこれ、採用マーケティングのほんの一部でしかないんです。

採用マーケティングはもっと奥が深いですし、採用活動や事業のグロースに見かけ以上のメリットをもたらします。
本当に素晴らしい考え方ですので、このnoteではわたしの採用マーケティングノウハウとともに正しく・有益にお伝えできたらと思う次第です。

ここから企業をグロースさせていくみなさんと一緒に研究していけると嬉しいです。
最後までよろしくお願いいたします!!それではどうぞ。

採用マーケティングってなに??

採用マーケティングとは、

採用活動においてマーケティングの考え方を取り入れて実行することです。
おお、簡単!、、、ではありません。

ここで問題になるのは「マーケティング」です。
「マーケティング」とは何でしょうか?

マーケティングの定義は提唱元により様々ですが
経営学者フィリップ・コトラーによればマーケティングの定義は次のようになります。
「どのような価値を提供すればターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生みだし、顧客にとどけ、そこから利益を上げること」

顧客のニーズを十分に理解することにより、そのニーズを満たすことができる価値を創造し、「売り込みをしなくても自然に売れてしまう状態を作ること」こそがマーケティングの理想としています。

こういった背景から一般的には
「売れる仕組みをつくること」
と言われていたりしますよね。

ここではわかりやすく
「採用できる仕組みをつくること」
として採用マーケティングを定義します。

では全体像を把握するために、商品のマーケティングと比較して採用マーケティングの仕組みを考えていきましょう。

採用note_採用マーケティングの仕組み

上は一般的な商品のマーケティング、下は採用マーケティングの仕組みを表しています。

もちろん商品のマーケティングでは、提供するものは商品/対価はお金ですよね。

採用マーケティングでは、企業はユーザーに対して提供するものは「自社で働く」というサービスです。その対価は労働者のリソースとなります。
獲得したリソースは組織に組み込まれ、事業でのパフォーマンスとしてアウトプットされます。そして事業で得た利益がユーザーに還元されていきますよね。

働くことでユーザーが得られるものは無数にあります。例えば、給与/福利厚生/その組織に属すること/経験/スキル・・・
これらをターゲットユーザーのニーズに合わせて提供していくことが肝になります。

これが採用マーケティングの構造です。
私たちが生み出す雇用が労働市場に売れるようにしていくという感覚をもっていただければと思います。

でもこれを実際にやるのが難しいんです。。

採用マーケティングを実行するには?

今回は概論なので採用マーケティング戦略の大枠を解説していきます。
(シリーズ続編も乞うご期待。。!)

マーケティングを実行するためには、マーケティング実行戦略の4Pといって、
Product(プロダクト)
Price(プライス)
Place(プレイス)
Promotion(プロモーション)

の4要素を市場に合わせて構築していくことを目指します。

採用マーケにも4Pの考え方は必須です!
採用マーケティング版の4Pをまとめました。

採用note_4P

①Product(プロダクト)
事業・組織・文化などをターゲットユーザーのニーズに適応した形にし、自社(で働くこと)を開発します。

②Price(プライス)
どのようなリソースをいただくかを決めましょう。通常だとお金の値段になりますが、採用マーケティングの場合、対価はリソースですのでこのレベルを設定します。

③Place(プレイス)
ターゲットユーザーの流入経路を決定します。どのチャネルを用いて採用を行うかを考えます。

④Promotion(プロモーション)
ターゲットに最適な訴求やフローでリーチします。媒体や説明会などのチャネルの中で、何を伝えるか・どういう見せ方をするかということを決定します。

この4Pを設計してはじめて採用マーケティング戦略といえると思います。

また4Pを策定するためには一般的に以下のフローで行います。

採用note_マーケティング戦略策定の流れ

環境分析を行い、STP分析で自社のポジショニングを決定し、最終的にマーケティングの4Pを策定するという流れです。
また次回の概論はここを研究していきます。(長くて入りません笑)


おわりに~採用マーケティングの誤解とは~

気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、世の中に溢れる人材サービスは、採用Place(プレイス)の提供と採用Promotion(プロモーション)の支援を行うものが多いです。

チャネル提供=EX. 媒体系/エージェント/ イベント/DR系
プロモーション=EX. 採用代行/ RPO/ エージェント

いろんな事業者さんが採用マーケティングと言いますが、ほとんどは採用プロモーションのことを指していると感じます。

Product(プロダクト)Price(プライス)にも注目して採用戦略を立てなければいけません。よくないものは売れないは当たり前かと思います。

逆に、ターゲットユーザーにとって自社が欲されている状態(例えば10人のターゲットをさらっとお誘いしたら9人入社してくれるような状態)になっていれば、採用はリファラルや少しの広告費で完了します。

FREEDiVEの採用で最も力を入れてたのは、Product(プロダクト)です。欲しい人材がうちを好んでくれるプロダクト設計にするために、ユーザーに何回も何回も当てて改善してを繰り返して来ました。(事例は後日別のnoteで詳しくお話します😆)

「ターゲットニーズに合った自社を開発し、自社に適したリソースを獲得すること」が採用マーケティングの基本的な考え方だと私は考えています。

初noteいかがだったでしょうか?(/_;)

はじめてなので反応がなかったら寂しいです笑「おつかれいいね」お待ちしております!💁ここからどんどん採用マーケティングについて書いていきます。(まだまだチュートリアルくらいですw)お楽しみに!

隔週に1度くらいの頻度で採用マーケティング勉強会を開催していますのでご興味ある方はひもり(@himori_fd)までDMください!


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