乾いた人生に5色の薔薇を添えて⑦
今までだったらグループで新しく活動できる場が決まった時、5人へ平等に祝福する事ができた。ソロでのお仕事だって、グループの一人に興味を持ってもらえたら他のメンバーのことも調べてくれるかもしれない、将来の活躍の場を広げてくれてるんだと思うと感謝しても仕切れなかったし、さも自分がメンバーの一員であるかのように喜んでいた。
大好きな彼が活動休止してからもしばらくはそう思っていた。いつの日か戻ってきてくれるそのときに、ちゃんとお前の分も空けて待ってたんだからなとメンバーから歓迎される