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読書会運営2年目の私が考える、読書会の始め方【場作り編】

こんにちは!

前回は、【簡単編】と称して、読書会の始め方を簡単に、網羅的に説明をした。

今回は、【場作り編】を書いていきたい。


ゆだねる

読書会において、なにが難しいと私は考えているか。それは、読書会そのものの質が担保できるかどうかだ。

そもそも、参加してくれる人が楽しく感じてくれるか、なにか発見があるのかが大事だと思っている。

その運営のコツの1つは、場を参加者にゆだねることだ。

運営側に立つと、ついつい参加者を楽しんでもらえる工夫があったらいいと考えることがある。

私もそうだ。でも、この読書会というジャンルは、参加者主体であることが大切だ。

だから、ファシリテーションや司会進行を頑張ることも大事だが、あまり読書会の場に介入しすぎない方がいいという考え方を持っている。

その考え方を持つようになって、読書会に対するプレッシャーが和らいだし、自分自身もある程度気楽に運営することができた。

そのゆだねるとは、かなり感覚的なことだが、人間は便利なもので、言葉をヒントに試行錯誤ができる。

ゆだねる感覚を各自で育んでいけたらと思う。

場をあたためる

この視点は、コミュニティ醸成について特有の考え方ではないか。

参加者は何を求めて読書会に来るのだろうか。

それは、新しい本や文章との出会いや、いまだ感じたことがないインスピレーションが生まれること、とも考えられるだろう。

読書会の内容の質の担保もそうだ。読書会そのものが楽しくないと参加しようとは思えない。

でも、それと同じくらい大切なことがある。

それは、場にあたたかさがあるかどうかだ。

言い換えると、参加者が受け入れられていると感じられる土壌があるかどうかだ。

なので、参加者が開催場所に来てくれたときは、簡単にあいさつやお話をしているし、読書会中も話は真剣に聞いている。

参加者の一人ひとりが、自分の居場所がある読書会でありたい。

その工夫の1つとして、LINEのオープンチャットを導入している。オープンチャットでは、読書会開催の概要をお知らせするだけでなく、各自の発信や交流もできる。

たとえば、本を出版したことがある人が、本を贈りたいとメッセージをくれたり、はたまた家庭菜園で取れたものを紹介する人もいる。

私の開催している読書会は、知識を増やすための読書会というよりは、交流重視で開催している。

そういった理念に基づく取り組みだ。

まとめ

読書会を運営するにあたって、どのような場所にしたいかが大事だと思っている。

私の場合は、いままで自分が行ってきたコミュニティのまねをすることが多い。

たとえば、誰でも参加できることにしている点だ。

私はまだ社会に馴染めなかった時期がある。そんな私でも堂々と参加できた場所をまねている。

読書会を始めたい動機も人によって様々だろう。

各自が思う読書会を目指してほしい。

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