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泣いてもいい。

過日、男3人(夫、長男、次男)で公開早々に「鬼滅の刃」の映画を見に出かけ、興奮気味に帰宅した3人。キミハルさんも「面白かった!」と大絶賛。確かに聞こえてくる映画を観た方の感激のコメント。

「お母ちゃん観たら大号泣だよ!」と第一声。「お前、泣いてただろう?」と兄弟でもヤイノヤイノ言いながら。映像のすばらしさ、迫り来るストーリー、心に刺さる歌や台詞。私はひとり妄想膨らみます。

土曜日のNHK、songsの番組に、主題歌を歌うLiSAさんが出演していたと、家族皆で録画を団欒時間に見ました。LiSAさんに関係のある方々も画面に登場され、これまでの経歴や活動等を私は初めて知りました。

私は自他共に認める涙もろさ故、LiSAさんの話を聞きながら、涙が溢れて仕方ありません。次男坊がすかさず私の顔を覗き込んで、「あーー、ほら、やっぱり泣いてるーー」とすぐに茶化します。映画の場面をリアルに思い出すのか、長男も微妙にウルウルしていました。

子ども時代、「感動の涙」を流すことはなぜか絶対に恥ずかしいことでした。我慢すること必死。おそらく何事にも涙もろいので、「女はすぐ泣く」みたいに思われたくないという思いもあった、かもです。涙の種類の中でも特に「感動の涙」は我慢対象でしたね。。。

だから今でも、家族の前でも、そういう場面があると、つい意地でも涙をこらえてしまうのですが、ちょっと無理だと最近は諦めモード。年齢を重ねて、さらに涙もろくなりました。笑。涙を我慢するって、相当のエネルギーが必要なのですよ。苦笑。

LiSAさんと大泉洋さんのやり取りでほろほろ泣いていました。
「あのね、あなたたち男子、泣きたいときは泣いていいのよ!感動して泣いてもいいのよ!」と開き直り。ウルウル我慢している長男に、むむむ、きっと私を茶化すことで自分の気持ちを他へ向けているに違いない次男坊に特に、伝えました。

「だね、そうだね。」と長男。悔し泣きや怒られてへエンエン泣くことはある長男も、感動感激して泣くのはちょいと恥ずかしい気持ちも重なるお年頃。泣いてもいいよ。

すばらしい映画、すばらしいストーリー、心が震えるコトに、家族で、親子で、もっともっと積極的に関わっていこうと思います。感動感激の涙、たくさん流そう。

さ、映画も行こう、ハンカチ持って。マスクとサングラスで変装だな。

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