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"ちゃんと"聞く!(猛省)

先日、夕方、慌ただしく帰宅した私。すでに帰宅していた長男と次男に「学校はどうだった?そういえば漢字テストだったね?おやつは食べた?お手紙ある?...」等と、つい、矢継ぎ早に。

何というか、帰宅挨拶のようなコミュニケーションの軽いジョブのような感覚で、その時の子らの反応、声のトーン等から、彼らの学校の様子を伺い知る手がかりにしています。

珍しく長男が、「あのね、あのね、良い報告があるんだよ。お母ちゃんはどう思うかなあ、でも、僕としては結構、良いこと!」ともったいぶって言うので何かと思ったら、「運動会のダンス(組み体操をモチーフにした身体表現)で、クラスで輝いている人を最前列にする、って先生が突然発表したんだよ、女子はNちゃんなの、ダンス習ってるし、納得でしょう?でね、何と何と、男子は僕だって先生が言ったんだ!」

「えーー??」

運動会のダンスに熱心な話は一度も聞いたことがなかったし、(まあ、真面目に取り組んではいるだろうけれど)、最前列に選ばれた?!

「ふーーん、へーーー、、、」

夕食支度前の慌ただしい時間、保育園のお迎え時間はと時計をチラチラ見て、子どもたちは学校の宿題や習い事の準備にと、、、長男のこの「喜び報告」に、ほぼ気持ちは上の空でした。

猛省。私自身のこの態度:じっくり聞かず軽く受け流したこと、そんな大げさなことでもないでしょう?という私の勝手な判断で。

この後、彼はずっと機嫌が悪く、いろいろなコトに文句をつけては反抗的で、日頃の鬱憤まで爆発させる始末。たまーにあるのです、長男の心の叫びが。【長男】というのは何かと「頑張って」いて、めっきり「甘える」ということが減り(我慢もし)、我が長男の場合は、学校でも「まとめ役」のしっかり者で過ごしている故に、子どもなりにストレスが、、、。

落ち着いて話を聞くと、長男は先生からの突然の評価が【相当に嬉しかった】ようで、「僕よりも上手な子がいるから、もう1度選び直して下さい」と申し出たようだけど、「いや、○○(長男)は輝いてたよ、決まりだよ」と重ねて言われたらしくて、嬉しさアップupだったとのこと。

子どもが嬉しい!と思ったことを、子の目線で同じように(それ以上に)嬉しいね!と共感することは何と大事だろう。私自身、コーチでありながら、子の喜びの針がグインとアップしていることをスルーしてしまうなんて!!

本当に嬉しかったね、母さんも嬉しいよ。母さんの言い方や態度が本当に悪くって情けないよ、本当に本当にごめんね...と謝りました。ちょっと色々なことが重なり、自分が情けなくてウルウルしていたら、次男坊が寄ってきて「また、お母ちゃんが泣いてる~」って言うもんだから、三男坊が飛んできて「えーー、かっかーー、泣いてるのーーー大丈夫だのーー」って。苦笑。

みんなで泣き笑いして、お互いにお互いの態度を謝り合いました。謝り愛。「聞いて聞いて!」の声を聞くのは親の大事な役目。聞く姿勢は大事ですね、時間や心身に優しいスペースを。空けておきましょう♡

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