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自分で自分にインタビューしてみた その7(共依存・AC編)

自分で自分にインタビューする自作自演企画第7弾。

『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)がベストセラーとなっており、4月17日に発売された新刊『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ解消」ライフハック』(ディスカヴァー21)もKindle版の発達心理学ジャンルで1位を獲得した姫野さん。

こちらから新刊の試し読みもできます。

カバー+オビ

バックナンバーは以下。

第1回 発達障害編

第2回 フリーライター編

第3回 恋愛編

第4回 在宅仕事編

第5回 女性ライターの生きづらさ編

第6回 性愛編

 第7回目となる今回は、メンタルヘルスに関する実体験や取材もしている姫野さんに、共依存とAC(アダルトチルドレン)についてうかがおうと思います。共依存というと、親子や恋人同士が依存し合うというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、それは少し違います。実際の共依存とは、人やモノを支配・コントロールすることで満足感を得るアディクション(依存症)です。そして共依存とACは密な関係にあります。姫野さんはどんな共依存を経験してきたのか聞いてみます。

ーーー姫野さんは依存体質なのでしょうか?

姫野桂さん(以下、姫野):自覚はなかったのですが、心療内科の主治医より私と母の関係が共依存であるため、今の生きづらさに繋がっていると指摘されました。まったく自覚はなかったのですが、そう指摘されると依存体質だと思います。発達障害と関係してくるのですが、できないことが多いため、親、特に母親が過干渉だったんです。

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