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テロとの闘いは世界を平和に導いているか-国際協力紛争研究概論(12月7日)


リアクションペーパー
問い1。2つのウクライナ情勢の講演をそれぞれ分けて要約をしなさい。
問い2。「テロリスト」と相手を名付ける事によって展開された武力攻撃の事例を挙げ、批判的に論じなさい。事例は授業で紹介されたものでも良いし、自分で調べたものでもいい。

授業の目的と内容

1。「対テロ戦争」を批判的に考察する


具体例
-9.11後の「対テロ戦争」
-アフガニスタン攻撃
-イラク戦争
🇮🇶後のイラクと中東

-イスラム組織(IS)に対する「戦争」具体例
フィリピン南部🇵🇭(12/14)

ファルージャの戦闘
-ファルージャの戦闘(ファルージャのせんとう)は、イラク・ファルージャにおいて2004年に発生したアメリカ合衆国軍とイラク武装勢力との間の戦闘である。


テロ/テロリズムとは?

明確な定義は無い。
他者によるラベリング
「如何なる人物、集団をも自らを「テロリスト」だと名乗るような事は無かった。
他人によって、なによりもその「テロリスト」を排斥する政府によって命名されるものである」
2003 タウンゼット


「国家を脅かす事を意図して行われる、現代の政治的な作用に特有の形態」(
政治的な論理を解きほぐす必要がある。

ソ連のアフガニスタン侵攻と義勇軍
1979/12〜1989/02

テロ/テロリズムとは?

一般的には
-非国家主体による暴力の行使
-無差別
-心理的効果>物理的破壊

-用語定着の起源
-フランス🇫🇷革命後の18世紀末、ジャコバン派が政権安定の為に反対派を多数処刑した恐怖政治
-大勢転覆の為の要人暗殺


アメリカ🇺🇸を狙った攻撃
9.11同時多発テロ事件
-1993年2月:ニューヨーク🗽世界貿易センタービル地下駐車場爆破事件
-1995年1月:ボジンカ計画
マニラ発セブ経由成田行きのフィリピン航空機内において座席下に、設置された爆発物が沖縄県大東島沖上空の公海上で爆発し、乗客の邦人1人が死亡した。
-2001年9月11日:同時多発テロ事件

湾岸戦争
1990年8月2日 イラク🇮🇶、クェート侵攻
1991年1月 米軍と多国籍軍、クェート侵攻
1991年8月 米軍、サウジアラビア🇸🇦駐留
1996年 オサーマ・ビン・ラーディン「聖地を占領する米軍に対するジハート宣言」
1998年 対ユダヤ人・十字軍ジハートのための世界戦線、米軍人皆殺し宣言

9.11後のアフガニスタン戦争
-2001/9/11 安保理決議第1368号
-「国際の平和と安全に対する脅威」
-国家の個別的又は集団的自衛権を確認
-米軍とNATO不朽の自由作戦(

9.11後の「対テロ戦争」
「対テロ戦争」と命名することの問題点
-翌月:「不朽の自由作戦」有志連合によるアフガニスタン攻撃
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