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映画『すずめの戸締まり』を観てきました!

皆さん、お久しぶりです!わたくし生きております!!しばらくの間、noteもYouTubeチャンネルも更新をお休みしちゃっていまして(意図的に休みたかった訳ではない)
知らぬ間にnoteも一周年迎えちゃってるじゃないですかー・・・!わぁあ!!

「更新しないんですか?」
「待ってます!」
と、皆さんからそんな有難いお言葉をいただいていたんですけど、応えられず非常に申し訳ないです・・・(泣)

Twitterだけはなんとか動かしていたんですけど、わたし自身、ちょっと特殊な状況にあったのでなかなかね・・・。
あ、全然ふつうに元氣には過ごしていたんですよ!ただね、長い間カクリヨにでもいたような氣分・・・。まだ完全にその次元から出られたかどうか?どうなってるのか?もわからないままなんだけど(笑)
その状況についてもまた書ける時が来たら書こうとは思っています。ぼちぼち表立った活動も再開していきます!

でね、久しぶりのnote更新は!映画『すずめの戸締まり』を観てきましたってお話です。
わたし個人的には、新海誠監督作品の中でイチ推ししているのは『星を追う子ども』なんですけれども。
『君の名は。』もストーリー好きだけど、色んなメッセージやサインを回収出来るので上位でした。今回の『すずめの戸締まり』はそれ以上に好き。

以下、個人的な感想と少々のネタバレを含みますのでご注意ください!


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引き込まれるような映像の美しさはもちろんのこと、テンポも良かったと思うし、主題歌も好きです。お話の内容的にも色んな意味で自分の活動とリンクすることが多いかなと思います。魂に響くものがあれば、自然と涙が零れるんですよね。
あれもこれもメッセージなんだろうな~と思いつつ、一つ一つを紐解いて答え合わせをするまでにはかなり時間がかかりそうだから、まずは誰かの考察を読んでみたりして。
神事的には、皆さんがしてくれている考察の更に裏側を読み解かなくてはならないんですけどね。場所や時間、数字とか細かいところも一回観たぐらいじゃ把握しきれないし。

物語が始まる宮崎にはまだ行ったことがないけど、すずめが移動していく愛媛、神戸にも神事で行ったことがあるし、二つ目の要石があったのは東京の皇居の地下らしいし。わたしは皇居よりも先に将門公が浮かんでしまったのだが。
最後の目的地は東北。具体的には岩手辺りらしいんだけど、東北は『重要』だってそれはみんな言うからね。

つい最近、10月に福岡に行って宗像大社を参拝して来たばかりだったので、「お、草太さんタイムリー!」ってなったし、すずめの名字は岩戸さんでしょう。
すずめって漢字は鈴芽だけど、パッとイメージしてしまうのはやはり鳥の雀の方。雀と言えば伊達家の家紋でもある。おそらくすずめという名前には朱雀、五十鈴姫の意味もあるとみている。

最初は草太が閉じ師の役割だったけど、気付いたらすずめが扉を閉じていて・・・
岩戸さん。岩戸は閉じるな、開いてくれー!って突っ込みたくなった。けど、ストーリー上、あれはどうしても閉めなあかん(笑)
勝手に後ろ戸が開いて出て来ちゃうのが地震を引き起こす巨大なみみず。
みみずは物語の設定だけど、実際にある鹿島神宮と香取神宮の要石が抑えているのは巨大なナマズ。

東京で今にも大震災が起こる!っていうあのシーンを見た時になんだかすごく不思議な感覚があったんですよね。
未来を見ていると言うより、過去を見ているような、まだ体験していないのにその時の感覚を自分はまるで知っているかのような、ね。
地名に『戸』と付く場所には隠された扉あり。そこに何かが封印されているのかもしれない。

愛らしい猫の姿をした要石の神様、ダイジン。要石は二つでセット。もう一人は東京に鎮まっていたサダイジン。
ダイジンって普通に漢字を当てると“大臣”なんだけど、個人的には“大神”ではないかなと思ったり。
サダイジンと呼ばれる要石の神様は、東北のみみずと戦う時に自分も巨大化していたけど、あれは猫じゃなくて何か違う生き物だったよね?どちらかと言うとハクビシンっぽい。ハクビシンは神のつかわしめで、雷獣と呼ばれている。
そして巨大化する(本来の姿に戻る)と、ダイジンとサダイジンの身体の色が白と黒逆になっていた。

すずめに可愛がられてふわふわの可愛い姿を取り戻したダイジン。
すずめに突き放されてガリガリにやせ細ってしまったダイジン。
・・・そうです、神を想う人の氣持ちは神のエネルギーとなる。故に人々から大事にされず、忘れ去られた神は力を失ってしまう。
個人的にはあそこの場面、大事に受け取って欲しい。神様への祈りはただただ感謝の心でよいのです。

東日本大震災が起きたあの日、わたしは東京の自宅で震災を経験しました。十年以上が経った今も、あの瞬間のことは鮮明に覚えています。
これまでに起きた各地での大震災で実際に被害に遭われた方々には、この映画はかなりトラウマというか、その時の出来事や感情、記憶を思い起こさせてしまうのではないでしょうか・・・
辛くて見られない人もいるかもしれない、と思います。

たまたまこの間Twitterを開いた時にね、阪神淡路大震災の追悼式の写真が流れて来たんです。
赤い光が形作っていたのは、奴らのシンボルである『目』でした。
そうやって自分達の非道をひけらかす。堂々と、隠そうともしなくなった。ああ、いよいよ奴らはどこまでも人ではないのだな・・・と思う。多くの人が否定しているが、人工地震は陰謀論でも何でもない。

史上最悪の薬害、食糧危機、気象変動・・・が次々に世界を襲う。今後もイベントは盛り沢山の予定。イベントだから計画して起こされているんですよ。どこも温暖化!温暖化!と騒ぎ立てているけれども、起きようとしているのはポールシフト。
小学校でSDGsを勉強した子ども達が「目標を達成するにはどうしたらいいか?」の質問に対して、「人間を減らすこと」という答えを導き出したという・・・
その子の発想が恐ろしい、のではなく。よくよく考えてみたらその結論に至るということに気付いてしまったというだけ。そしてそれを本気でやろうと仕掛けている者達がいる。

これから先、震災にしても起こり得ることに対して準備できるものと出来ないものがもちろんあるんだけど、少なくとも『起きる』ことは分かっているし、ある程度の予測もできる。
でもそこばかりにフォーカスを当てて恐れてはいないし、不安に思ってもいません。何が起きても受け入れる覚悟と、その時に自分の頭で考えて正しいと思う選択・行動をする、その覚悟はしている。

よくさ、「自分は大丈夫だろう」という根拠のない自信は危険だって言うんだけど、何故かあるんだよねー・・・必ず生き延びるっていう自信がさ。
本当に危ない時が来たら、神様が必ず知らせて導いてくれるだろうと信じている。だからまだちゃんとした物資の備えはしていない。お引越しもこれからだし。知識としては必要だと思うものを少しずつ入れてはいるけども。
もし仮に命を落としたとしても、それはそれで役目が終わって寿命を全うしたってことだから仕方ないかなと思えるし(笑)

日本が沈没するとか、分断するとも言われていたけれど、すでに人々の中は分断されてしまったように感じるよね。
分断するのはよくない、うん、それはそう。こういう時こそみんなで手を取り合い、力を合わせていかなくてはならない。
けれどヒシヒシと感じるのは、意識が大きく、進むべき道が大きく、生きる世界が大きく分かたれた。同じ世界で生きているようで、次元が別れてしまったんだよ。
どんなに偉かろうが、善人だろうが、素質があろうが、そんなことは神様の秤の上では関係ない。手を伸ばしても、もうどうすることも出来ない。度々訪れる選別の時であり、その者の魂が選んだことなのだろう。
話が通じない、分かり合えないっていうのはそういうことでもある。次元違いは不可侵。議論にならないから。悲しいかなこれが鉄則、なんですよね・・・。

そう遠くない未来に起こるだろうと言われている富士山の噴火や南海トラフ地震、第三次世界大戦・・・
それが本当に神の意志であるならば、善悪で捉えずに神に従い解放するまで。しかし、そうでないのならば全力で封じる。すべてを防げずとも、大難を小難にできるよう最善を尽くす。

それでもすべては・・・わかってはいるけれども。無知は罪だが、善人の沈黙もまた大きな罪である。我関せずでは後悔しか残らないだろうから。今ここでヒトである以上は、己の存在は世のため人のためであれ。ヒトとしての心、感情を大事にしていたい。

あの日・・・・・・
「おはよう」から始まり、「いただきます」とご飯を食べて、「行ってきます!」と家を出て扉を閉じた日。
きっとたくさんの人が出かけたっきり、「ただいま」も「おかえり」も言えなかったに違いない。

まだ観てないよって方は、そんな難しいことは考えずに大きなスクリーンで純粋に作品を楽しんできてくださいね!
映画の感想で「芹澤さんが好き」って声がたくさん上がってたんだけど、観るとその意味がわかるよね。だっていい趣味してるもん(笑)
草太さんの顔って・・・なんかすごい、早稲田大学っぽいと思うのはわたしだけでしょうか。

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