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風水学上、最高の地 〜聖天院勝楽寺〜


❖ 高麗山聖天院勝楽寺

༄ 所在地

住所・・・埼玉県日高市新堀990-1
アクセス・・・JR八高線「高麗川駅」から徒歩30分
拝観料・・・大人300円/小人(小学生)150円/未就学児 無料

༄ 御本尊

不動明王

༄ 御由緒

高麗山聖天院勝楽寺は、遠く奈良時代(西暦751年)に創建された真言宗智山派の古刹です。
帰化人により開拓された古い歴史と自然に恵まれた高麗郷にあって、とりわけ当山は深い緑に包まれた山の高台に位置し、広大な境内からの眺望はすばらしく近隣随一であります。
本尊不動明王(胎内仏弘法大師御作)・高麗王若光守護仏聖天尊(出世開運、良縁成就)の霊験はまことあらたかで、また武蔵野観音霊場札所としても名を馳せ、老若男女の御参詣日々に多く、山水を存分にとり入れた庭園は四季折々の風情に移ろい、霊域としてまことにふさわしいものがあります。
かねてより宮様方をはじめ、文人・各界知名文化人、児童学生等あらゆる方々の御参詣見学をうけ、当山を訪れた方々は深い感銘と貴重な人生の糧を得られることと存じます。

聖天院 公式サイト

❖ 日本の中心地

・・・だそうですよ!!わたしには、地理的なものや風水はよくわかりませんが。
お隣の高麗神社も確かに氣がいい。高麗神社を参拝した後に聖天院へと向かいました。

聖天院は、高麗神社の御祭神でもある高麗王若光の菩提寺として創建されました。高麗神社からは歩いて約10分ほどなので、あわせて参拝される方も多いようです。

高麗神社と聖天院の前を走るのは『カワセミ街道』。スマホで高麗神社周辺の地図を見ていて、いい名前だな、なんて思いながら道沿いに少し左にずらしていくと聖天院の文字を見つけました。
この辺りには、高麗神社の他にも行くべき場所がありそうだったので「もしかしたらここかな?」と思い、行ってみることにしました。

すると、大当たり?!聖天院は高句麗伝来の仏教霊場で、高麗王廟・高麗王若光のお墓があるお寺だったのです!!

༄ 手水舎

༄ 庭園

高麗神社の二の鳥居の前あたりに、聖天院へと続く細道があります。
風神と雷神が祀られている立派な山門をくぐり抜け、受付で大人拝観料300円を納めて中に入ります。

想定外の広さ・・・!だったので、そんなにゆっくりと回れるほどの時間を確保しておらず(ちゃんと下調べしておこうねっ)、境内の上の方にある慰霊塔や桜の丘までは行きませんでした。
小高い場所にあるので階段が多い。この日は日差しも強くめちゃくちゃ暑くて、お昼ご飯も食べずに来ていたし、もうハァハァ。(笑)

༄ 本堂

山門はかなり歴史を感じましたが、本堂は平成12年に建てられ比較的新しいようです。
本尊に不動明王を祀り、大日如来、釈迦如来、地蔵菩薩、愛染明王、観音・勢至菩薩を配祀、堂内左手に若光守護仏聖天尊が祀られています。

参拝していると、吸い込まれそうになりました・・・!(悪い意味じゃないです)仏教系でもたまにそういうことがあります。
チベットのティンシャとかシンギングボウルの「チーン」って音を聴きながら瞑想すると、無になるというか、意識が飛んでしまうような、あれと同じような感じ。伝わるかな?(笑)

高麗神社の境内社である水天宮を参拝した時には「宝登山神社の奥宮を思い出した」って言ったけど、ここでは鞍馬寺がふわっと頭をよぎりました。
でも建物としては、京都の神護寺がモデルになっています。

本堂からの見晴らしは最高。景色を見ながら少しゆっくり休憩でもしたかったけど、日陰がないっ!
トップ画像に載せていますが、本堂に至るまでの階段にある仁王尊も迫力ありますよ。

༄ 鐘堂

鐘の音は、仏様の声だと言う。
鐘堂の中に入ると階段があり、登ってみると自由に鐘をつけるようになっていたので、3回鳴らしてみました。
そして、下に降りた時に氣づいた。
鐘を一度つくためには、百円を納めなければならないということに!
仏様の声は無償ではなかった・・・(笑)まぁでも300円でこの地に仏様の声を響かせて、みんなに聞いてもらったんだと思ったらいいよね。

༄ 阿弥陀堂

こちらには、摩尼車まにぐるまがあります。摩尼車を一回まわすだけで、お経を一巻読んだのと同じ功徳を得られると言われているもの。随分と便利な代物ですよね。

どこだったっけなー?階段に摩尼車がずらーっと並んでいるところがあったな・・・。そうだ、広島の宮島にある大聖院だ!

༄ 雪山

本堂を右へ進んで行くと、少し違和感のある景色が見えてきます。そこの一部分だけコンクリートのような岩肌ががっつり見えているのです。
こちらは、『雪山』と呼ばれる本堂造成時に出現した石灰岩の大塊。釈尊の前世譚「雪山童子」にちなみ名付けられたとか。
7月にはノウゼンカズラの花が岩肌をはうように咲くのだそうです。

༄ 高麗王若光の墓

こちらが高麗王廟。鎌倉期以前の建立だそうです。
五個の砂岩を重ねた多重塔で、下部に四仏が刻まれてあったけれども、石質が軟らかかったため、永い年月の風化してしまったんだって。

何やら守っている存在がいるのか、強い念が飛んでいるのか・・・。妙な緊張感があり、あまり長居は出きなかった。
王廟の前には小さな箱が置いてあり、その中には大量の名刺が入っていました。
高麗神社は出世明神として有名ですが、こちらにも出世の御利益を願って、名刺を置いていく人が多いのだそうです。

༄ 御朱印

中門で御朱印をお願いしたら、書置きのものが置いてあったのですが、受付の女性が「今日はご住職がいらっしゃるから、直接書いていただけると思いますよ。」と教えてくださり、書院を訪ねてご住職に書いていただきました!

❖ 神様の暗号

こちらの記事は最後まで無料でお読みいただけます!
これは、神様とわたしの謎解きゲーム。
神社仏閣や神様のもっと深いお話、古代史や神話、考察がお好きな方、神様からのメッセージやスピリチュアルでふしぎな話などにご興味のある方、ピースを受け取りたい方は、わたしの神事かみごとにちょこっとだけ、付き合ってくださいませんか?

༄ 石羊

若光の墓稜の前には、左右に一対の羊と思われる石像が置いてありました。
お寺でこのようなものを見かけるのは珍しいですが、狛犬でもなく、羊とはなお珍しい。

調べてみると、これは『石羊』と言って、中国や朝鮮半島ではお墓や陵墓を守護し、霊を鎮魂する『鎮魂獣』の一つとして、羊の石像が陵墓に置かれるという。

鎮魂獣って初めて聞いたかも・・・。
ネットで検索すると、中国ドラマの『鎮魂』ばかり出てくるんだけど。知りたいことはそれじゃないー!
大昔はさ、位の高い主人が亡くなると、仕えていた人や動物たちも一緒に墓に生き埋めにされたというけど、そういうものとは違うのかな?

それとも、羊はキリストのトーテム・シンボルだし、過越の祭りの際には仔ヒツジの血を門口に塗ることによって災いから守られた。神社の朱色の鳥居(朱色は仔羊の血)と同じような意味合いがあったりするのだろうか。

༄ 蛇はヘビでも

高麗神社から聖天院に向かって歩いていると、二人組の女性とすれ違った。
その一瞬、彼女たちの会話の中でピンポイントに「蛇が出る」という言葉が聴こえてきた。

何かのメッセージかもしれないと思っていたら。参拝を終えて、本堂から庭園へと続く階段を降りていた時だった。
蛇はヘビでも、カナヘビが出た!!シュルシュルシュルッと素早く隠れてしまったので写真は撮れなかったんだけど・・・。

 

ついでに黒にゃんこも出たーっ!(笑)御朱印を待っている時でした。近付こうとしたら、にゃんこにも逃げられてしまったけど、姿は捕らえたぞ!

カナヘビとの遭遇も、黒猫との遭遇も縁起よし。トカゲは龍神の使いで、風水的にも縁起がいいとされる。特にカナヘビは金運アップの象徴とも言われていますね。

その辺の道端での動物たちとの出会いも普通に嬉しいけど、やはり神社やお寺で出会えると特別感倍増するよね。実際に、神様の使いとして出て来ていることが多いし。

ちなみに、黒猫は縁起が悪いっていうのは嘘です。幸運、厄除け、魔除け、黒猫の黒色は秘密を守る色とされています。
さらにちなみにの話をすると、わたしの過去世だった人が眠っているお墓があるお寺には、黒猫の一家が住み着いていました(笑)

༄ おまじないの花

山門前で見たことのない不思議なお花を発見しました!細長い花がファサファサと枝に咲いている。色も縁起よく紅白で並んでいました。

何のお花なのかまったくわからなかったのですが、後にXでこのお花の写真を載せてポストをすると、フォロワーさんが花の名前を教えてくださいました♪ありがとうございます!

左が『トキワマンサク青葉白花』で、右が『トキワマンサク』だそうです!ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャの木)によく似ています。
トキワマンサクの花言葉は、「私から愛したい」、「おまじない」、「霊感」、「不思議な力」と、花言葉も不思議な花ですね。

フォロワーさんの話によると、東京の西早稲田に鎮座する穴八幡宮の鳥居横にも咲いているそうです。
穴八幡宮かぁ・・・わたしは毎年、祖母から『一陽来復』の御守りをもらっていたんです。
それから一度はお参りに行かなきゃなと思って、その後、穴八幡宮には一度だけ参拝したことがあるのですが、季節が冬だったのでトキワマンサクには全然氣が付きませんでした!

――先日、祖母から電話がありました。
「三峯神社の御札をいただいたから、郵送したい。」とのことでした。

おばあちゃんにも会いたかったので、直接家まで取りに行くと返事をして、先週末に帰省しました。
おばあちゃんは、「こんなものもらってもって思うかもしれないけど・・・三峯神社は有名なパワースポットでね」と言いながら、三峯神社の御札を渡してくれました。

祖母は、わたしが親族の誰よりも神社や神様のことに詳しく、このような活動をしていることを知りません。
“こんなもの”じゃない。三峰にも白狼たちにもだいぶお世話になっているからね。だから、わたしのことを詳しくは話さないけれど、神社にはよく参拝に行くし、三峯神社にも行ったことがあるよとだけ伝えました。

ありがたく、お家の玄関とキッチンに御札を貼り付けました。この間、お庭でまたヤモリちゃんとも再会できたし、家の守りは万全だね!

・・・・・・というか、そうだよね。「三峯神社からお呼びがかかってる」ということだよ。
去年、母から三峯神社の御朱印帳をもらった時から、また行かなきゃいけないとはずっと思っていたんですけどね。
おばあちゃんによると、わたしが生まれ住んでいた家の町内会は、三峯神社を信仰していたそうです。だから毎年、御札をいただいていたんだって。これ初耳っ!!
そっか・・・じゃあもうやっぱり、今世でも生まれた時から三峯神社との御縁があったんだなぁ。

でね、おばあちゃんと御札の話をしていると、“穴八幡宮”のことも話題に出て来ました。「いつもまおちゃんに一陽来復の御守りを渡していたよね。」って。
先日、羽田空港近くに鎮座している穴守稲荷神社を参拝したばかりだけど、この二社の“穴”って何か繋がっていたりするのかな・・・?


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