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『その昔、ハリウッドで』読書感想文(ちょいネタバレあり)

※映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のネタバレに触れています。ご注意! クエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のノベライズで、タランティーノ初の小説作品である。読まいでか!ということで読んだよ。 まず映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』がけっこう特殊な作品だったので、改めてまとめます。 舞台は1969年のハリウッド。 ストーリーには2本の軸がある。 ①落ち目の俳優リック・ダルトン(レオナルド・デ

    • 自分の感想が絶対だと思ってるやつ多くない?????

      多くない?????? 見たわけですよ。話題のやつ。『君たちはどう生きるか』ね。 とても面白かったです。俺はジブリはそんなに見ないで生きてきたんだけど、少なくとも見た作品の中だと千と千尋以降では一番好きでした。つまり千と千尋より好きでした。 ジブリにわかゆえ、みんなが当然のように言ってる「あちらの世界はジブリそのものを表した直球のメタファー」みたいなことは正直わからなかった。でも宮崎駿が老境に至って自分の人生を振り返ってちょっとセンチになってるの伝わってきたし、アニメ表現もセ

      • 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』感想(ネタバレなし)

        ※ネタバレなしつってるけどストーリーの結末まで触れてます。この映画はネタバレとか関係ないだろ!と思って……。 大人気です。田舎のシネコンのレイトショーでも激混みだった。 ブルックリン在住の配管工マリオとルイージの兄弟は、夢を追い会社を辞めて独立するもうまくいかないエブリデイ。家族にもバカにされ、なんとかチャンスをつかもうと奮闘していたところ、ひょんなことからファンタジックな異世界へ迷い込む。マリオはキノコ王国に落ちてキノピオやピーチ姫と出会うが、離れ離れになったルイージは

        • 腹が痛いときの腹の痛さは異常

          つまりこれを書いてる今現在めちゃめちゃ腹が痛いということです。 腹痛を感じると、それが猛烈な痛みでないとしても思考のすべてが腹痛に支配され、腹が痛い以外のことを考えられなくなる。大事な試験、プレゼン、長時間の移動の前であればなおのこと、というかそういう緊張感が無意識に腹痛を引き起こしてるところもありそう。 腹痛には2種類ある。便意からくる腹痛と、便意を伴わない腹痛。今の俺を襲ってるのは後者だ。これは厄介で、トイレに駆け込んでも何の意味もないのだ。ひたすらお腹にじんじんと不

        『その昔、ハリウッドで』読書感想文(ちょいネタバレあり)

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          なんかするのってめんどくさい

          この1年くらいで、自分は好きじゃないことってできないなと思い知った。 が、好きなことならバシバシできるかというとそうでもない。 映画を見るのが好き、というのとは別に、映画館という空間が好きだ。余計なことを考えなくてすむからだと思う。映画館では携帯も切ってるし。 仕事上がりとか、なんとなく疲れたなってときにはまず映画館のホームページに行って今から見られる映画はないか調べる。あったら現地に直行する。いざ見た映画がまったく面白くなくても、金返せとかは思わない。面白くない映画の面白

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          noteなにするものぞ

          ウオオnoteはじめるぞウオオ!!!と意気込んだけど案の定三日坊主になってしまった。 あたし去年まで定職に就いたことなくて、初めての就職を前になんか文化的な活動をしっかりやっていきたいよねみたいな気持ちでアカウント作ったものの、腰を据えて文章書く余裕がない毎日。といっても仕事が忙しいとかではなく、半日働いたらあとの半日はボーッと寝転んでしまう怠惰さのせい。 ほんで最近ふと立ち止まってみるに、やはり自分の脳内で起きているいろいろをアウトプットする必要があると思うようになった。

          noteなにするものぞ

          『ザ・ファブル』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(ネタバレなし)

          原作を最近読んで、予想以上に面白かったので勢いで実写映画版二作を一気に鑑賞。 凄腕すぎて都市伝説化しているプロの殺し屋「ファブル」(岡田准一)は、組織のボス(佐藤浩市)から休暇を命じられる。休暇中は「ふつうの人」として生活し、人を殺してはならない。「ふつう」になろうと頑張るファブル=佐藤アキラ(偽名)だが、身の回りではいろんな事件が勃発。果たしてアキラは誰も殺さず事件を解決できるのか……みたいなあらすじ。 漫画の実写化っていろいろ言われがちよね。映画と漫画はまったく違う媒

          『ザ・ファブル』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(ネタバレなし)

          『さがす』(ほぼネタバレなし)

          話題になりまくりの映画だったけど田舎ゆえ公開が遅く、ようやく見られた。監督の片山慎三って名前どっかで見たなと思ったら『岬の兄妹』の人! あれはすごい映画だったね……。 その片山監督の商業デビュー作が今回の『さがす』。ということはさぞお辛い世界の話なんだろうなと覚悟して鑑賞しましたよ。 楓(伊藤蒼)は父・智(佐藤二朗)と二人暮らし。ある日、智が「テレビで話題の連続殺人犯を見つけたで~! 懸賞金はいただきやで~!」とニコニコ語ってくるのを聞き流してたら翌朝智が失踪しちゃったも

          『さがす』(ほぼネタバレなし)

          『愛なのに』(ネタバレなし)

          拙者、今泉力哉監督の作品だいたい全部好きマン。一番好きなのは『街の上で』だろうか。城定秀夫監督の作品は『アルプススタンドのはしの方』しか見たことないお手本のようなクソにわか。なので今泉脚本で城定監督の映画と言われても違いがわかるかな・・・?とちょい心配しながら鑑賞しました。 古本屋を営む浩司(瀬戸康史)は万引きした女子高生・岬(河合優美)を捕まえると「好きです!結婚してください!」と告白される。年齢的にイカンでしょというのに加え、浩司はかつてのバイト仲間・一花(さとうほなみ

          『愛なのに』(ネタバレなし)

          所信表明的なやつ

          来月から生活環境ががらっと変わる。楽しみもあり不安もあるけど、なんやかんやで不安のがデカい。今もけっこう田舎に住んでるのが、より田舎に引っ越すことになる。知り合いが一人もいない土地で新生活をスタートさせるにあたり、今までにない楽しみというか趣味というかなんかそういうのが欲しくなってきた。 映画を見たり本を読んだりすることが好きで、四六時中なにかしらのコンテンツに触れている。インプットは十分だからそろそろアウトプットせにゃ!という気分も高まり、ネット上でいろいろ発信してみよう

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