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『愛なのに』(ネタバレなし)

拙者、今泉力哉監督の作品だいたい全部好きマン。一番好きなのは『街の上で』だろうか。城定秀夫監督の作品は『アルプススタンドのはしの方』しか見たことないお手本のようなクソにわか。なので今泉脚本で城定監督の映画と言われても違いがわかるかな・・・?とちょい心配しながら鑑賞しました。

古本屋を営む浩司(瀬戸康史)は万引きした女子高生・岬(河合優美)を捕まえると「好きです!結婚してください!」と告白される。年齢的にイカンでしょというのに加え、浩司はかつてのバイト仲間・一花(さとうほなみ)に片思いしていた。その一花は亮介(中島歩)との結婚式を控えていたが、亮介はウェディングプランナーの美樹(向里祐香)と浮気しているのだった・・・というあらすじ。今泉力哉お得意の群像劇っぽい感じ。

城定秀夫の作家性よくわからんと思ってたけど、ひとつ明確にわかりましたよ。「濡れ場がエロい」ですね。俺は映画の濡れ場でうわーエロい!って思うことそんなないのに、今作ではエロエロな雰囲気がビンビンに感じ取れた。特に亮介と祐香の絡みは、終盤でちょっとしたひっくり返しがあって、しっとりした雰囲気で描かれてたおかげでひっくり返しの落差が効いてて笑っちゃった。てか祐香の見た目と性格めっちゃタイプなんですけど!

今泉節も健在で、登場人物たちの突飛ながら共感できる言動の数々が大好き。今泉さんは「好きってなんだろう?」という中学生のときに考えてたようなことをいまだに真剣に考え続けてる人だと思ってて、その真剣さがおかしさに繋がってる感じ。いつか今泉作品全体についての記事とか書いてみたいと思ったり。

キャストみんな魅力的で、特に主演の瀬戸康史はベイビーフェイスなイメージを覆す髭面のおじさん役で新鮮だった。でもやっぱ綺麗な顔してはるわ。
あと祐香がほんとに好みのタイプど真ん中みたいなキャラだった。向里祐香さん、今作で初めて知った名前だけど、今後注目します。

てことで映画レビュー書いてみたけど全然うまくいかねぇ・・・。長々と書ける人すげぇ・・・。精進します・・・。

見出し画像出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/378409/

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