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まずは自分を好きになれるように


私のまわりには人格的に優れた人がたくさんいる。

そういう人たちと話している自分を客観的に見ると、どうしても自分が傲慢な人間に思えてしまう。会話が終わって一人になるといつも、自分の言動を振り返り「なんであんな言い方したんだろう」「あの返し方は謙虚さに欠けていた」と卑下する時間が始まる。

彼さんも、私をそんな気分にさせる人だ。

彼は優しくて寛容だから、こだわりがなくて他人に合わせるのが上手だから、私だけがわがままを言って責めているような気がしてならない。


もしも、もしもいつか彼さんに別れを切り出すとしたらその原因は彼さんの人柄に問題があるからではなく、「彼と一緒にいるときの自分が好きになれないから」だと思う。

私と彼さんは年の差が少しあるけれど、私は物事を悲観しがちで彼さんは少年っぽいところがあるのでそれでバランスが取れているのだと思っていた。けれど実際は、甘えているのは私の方だ。受け入れてもらっているのは私の方。確立された関係性に慢心し、自立していると見せかけて本当は依存している。彼さんだけでなく、すべての人間関係においてだ。


私は根っこからひねくれているから、この問題はなかなか手強い。相手への理想とか要求云々を言う前に、自分が納得できる自分になるために、日々の言動を意識して矯正していかないといけない。そしておそらくこの作業を達成するには一生かかる。そこまでしても直しきれない可能性だってある。



ひとりよがりでケチつけてばかりの私なのにもう何年も人とケンカや口論になったことがないのは、私が発するマイナスな言葉を周りの人たちが全部吸収して耐えていてくれるからなんだな。

私もそろそろ、大人にならなくちゃ。

これからも気ままにゆる~く、発信し続けます。いつも応援ありがとうございます♡