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狂犬病について考える:潜伏期間やワクチンの有効期間

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定期接種が義務とされている狂犬病ワクチン。「根拠」の中身を調べると、純粋な獣医療や科学以外の力が働いている印象を受けます。現在の狂犬病予防法では1年に1回のワクチン接種が飼い主の…
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#ワクチン

狂犬病をまた考える⑥農水省を批判した獣医さんたち

前回は、犬以外の動物に対する狂犬病予防の必要性を考えてみました。一方、犬に対しては、今は…

狂犬病をまた考える⑤ノーガードの動物は放置?

前回は、アメリカの状況をご紹介しました。あの国では、狂犬病を人間にうつす動物は、ほとんど…

狂犬病をまた考える②もっと安全で効果的な予防法があるのに…

前回、狂犬病ワクチン接種のタイミングは慎重に判断する方が安心なことをご紹介しました。毎年…

狂犬病をまた考える①春のワクチン接種は "目安"

春ですね~!桜の開花宣言も聞かれるようになりました。日も長くなり、わんことのお散歩には絶…

狂犬病ワクチンはどうなの? その8 …リスクは36万年に1度

これまで7回にわたって、狂犬病の恐ろしさと予防の大切さをご紹介してきました。同時に日本で…

狂犬病ワクチンはどうなの? その7 … ワクチンの違いは瓶のラベルだけ?

前回は、狂犬病ウイルスに対する抗体検査の有効性とそれに反対する意見をご紹介しました。あく…

狂犬病ワクチンはどうなの? その6 … 世界統一基準に沿わない(?)法的接種義務

前回、狂犬病の場合はウイルスに対する抗体があっても、病気の感染から守られているとは言えないとの主張をご紹介しました。アメリカ獣医師会は、この根拠として4本の論文を提示しています。その中の最も新しい物を見てみました。 抗体検査の手法に疑義を唱える勢力の存在ジョージワシントン大学(GWU)のジェフリー・ベソニー教授らが2010年に発表した「狂犬病の抗体について」と言う論文がそれです。これは、アメリカ国立医学図書館が保有する論文を「PubMed(パブメド)」という国立衛生研究所が

狂犬病ワクチンはどうなの? その5 … 過剰接種の回避 vs 抗体検査への反論

前回は、定期的な狂犬病ワクチン接種を義務とする現在の法律が「エビデンス」=科学的根拠に基…

狂犬病ワクチンはどうなの? その4 … 現在の法律は非科学的?

ジステンパーやパルボウイルス感染症などと同様、狂犬病についても抗体検査が行われています。…

狂犬病ワクチンはどうなの? その3 … 北米では地域によって法規制がバラバラ

前回は、狂犬病のワクチンによる予防がなぜ大切なのかを改めてご紹介しました。その上で、いま…

狂犬病ワクチンはどうなの? その2 … 問答無用に年1回

* 「その1」はこちらです 愛犬の健康や命を病気から守ってくれるワクチン。でも、繰り返しご…

狂犬病ワクチンはどうなの? その1 … 副反応が「絶対出ない」保証はゼロ

前回、ひめりんごが混合ワクチンの注射で副反応に苦しんだエピソードをご紹介しました。一晩中…