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「終わり」の情報が増えれば、子育てはもっと楽になる

最近、わが家では、
3歳の娘よりも、
1歳の息子に手がかかるようになりました。

スタスタ歩けるようになった息子は、
なんでもよじ登るし、
なんでも口に入れるしで、
常に目が離せません。

娘の同じ時期の姿を思い出して比べると
息子の方がパワフルだし動きも早く、
制御するのが大変です。汗

息子によって邪魔されたランチ

先日も、息子を連れて、
会社の先輩とランチに行ったのですが、
息子が、机に登ろうとしたり、
歩いて部屋から出て行こうとしたり、
コンセントを触ろうとしたりで、
なかなかゆっくりお話ができず。

わたしは、その先輩に会えるのが久しぶりで
とても楽しみにしていたのに、
十分に会話を楽しめずに、
残念な思いをしました。

「仕方ないか」と割り切れるようになった自分

しかし、ランチからの帰りに、
「ゆっくり話せなくて残念だったなぁ。」と
思いつつ、すぐに、
今はこういう時期だから仕方ないか。」と、
割り切ることができました。

でも、ふと、娘のときのことを思い返すと、
1歳の娘連れでランチに行き、
今回と同じような経験をしたときは、

「私はこれから先ずっと、友達とゆっくり話すこともできないのかな。」

「これからイヤイヤ期も始まったら、外に出ることすら大変になるのかな。」

「夫は毎日、好きなお店で、ゆっくりランチができていいよなぁ。」

と、この先の子連れ生活に絶望を感じ、
夫をねたむ気持ちすらありました。

割り切れるようになった理由

わたしが、娘の時と比べて、
簡単に割り切ることが
できるようになった理由は、

一人目を育てた経験から、
手と目が離せない時期もあったけれど、
必ずその時期は終わる

ということを知っているからです。

渦中にいると大変だけど、必ず終わりがある、
ということを自ら経験しているから、

未来に希望を持って、
今の状況に耐えることができます。

一人目を育てる親が楽になるために

わたしは、一人目を育てた経験から
割り切って楽になることができたけれど、

一人目のパパやママが
かつての私と同じような不満を感じたときに、
どのような考え方をしたら楽になるんだろう。

その解決策は、やはり、

「この大変な時期も、いつか必ず終わる」
ということを、頭の片隅においでおくこと

だと思うのです。

SNSは「はじまり」の情報で溢れている

しかし、現実には、
自分が経験していないのに、

「いつか必ず終わる」
と信じるのは難しいことだと思います。

目の前の子どもの姿を見ていると、
この子が成長して落ち着いていくのなんて
全く想像できないですもんね。

さらに、「いつか必ず終わる」ことを
信じられなくなる理由の一つに、
SNSで触れる情報に
子育ての「終わり」の情報が少ないこと、

があると感じます。

初めての子育てをしていると、
情報を入手するために、
SNSを使う方が多いと思います。

InstagramなどのSNSでは、
子どもの、イタズラや
イヤイヤ期の「始まり」についての投稿は
よく見かけるけれど、

例えば、「イヤイヤ期が終わりました」みたいな
「終わり」についての情報を
見かけることが少ないです。

そのため、パパやママが、
なんとなくSNSから
子育て情報を入手していると、

「イタズラが終わると、イヤイヤ期が始まり、その後には小1の壁も待っている、子育てってずっと大変・・」

と、頭の中で情報がどんどん積み重なり、
しんどくなります。

でも、実際には、
それらは全て積み重なって
発生するわけではありません。

いま、直面している問題も
時間が経つと落ち着き、
ほっと一息ついた頃に、
また新たな問題が起こり・・
という感じで、
あらゆる波が少しずつ形や大きさを変えて
こちらに流れてきて、
それらをバランスをとりながら
乗り越えて行くようなものであると感じます。

とはいえ、SNSで、
「終わり」についての情報が少ないのは、
当たり前のことである、とも思うのです。
なぜなら、子どもは気づいたらその姿が
終わっていることが多いので、
わざわざ「イヤイヤ期が終わりました!」
みたいな、宣言をすることができないからです。

子どもはある日突然、
イヤイヤ期が終わるのではなく、
グラデーションのように、
少しずつ姿が変わり、
親も気づかないうちに、
その時期が終わっていますよね。

わが家の娘のイヤイヤ期も、
気づいたら終わっていました。

「終わり」の情報が親の気持ちを救う

気づいたら終わっていた、という、
子どもの成長の性質上、
「終わり」の情報が少ないのは仕方ない。

けれど、特に、
初めて子育てをするパパさんママさんが、
子育ての「終わり」の情報に触れる機会が
多ければ、

「この時期もいつか終わるから、
今はがんばろう。」

と、もっと明るい気持ちで過ごせるはずです。

そのために、もっと、
子育ての「終わり」の情報が
SNS上に溢れると良いなぁ、と思いました。

イヤイヤ期の「終わり」
小1の壁の「終わり」
反抗期の「終わり」

抱っこの「終わり」
寝かしつけの「終わり」

あらゆることの「終わり」を知ると、
今の困った姿も、
今だけだと思って耐えることができるし、
なんなら、
愛おしくすら感じますよね。

自分の投稿でも、
最近、娘の困った姿が見られなくなっな、
と思ったら、
子育ての一つの局面の「終わり」だととらえ、
まだ渦中にいる方のためにも、
記事にしていきたいです。

とりとめのないお話でしたが、
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。




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